散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

今年初めてか

2013年03月16日 21時07分47秒 | 飲み歩き・琴似界隈
気がつけば今年初めてとなる居酒屋「D」へ。全く申し訳ない限りである。

最初から酒を頂き(銘柄失念)、通しはつけ揚げを煮たもの。



刺身は結構出てしまったということで、残っていたものからしめ鯖を選択。しかしこのとろけるような味わいは申し分なしだ。



続いて天然ぶりの幽庵焼き。ぶり塩焼が切れてしまったということで、味のついた幽庵焼きになった。しかしこちらもいいね。幽庵地の味はもちろんだが、元々のぶりの味がしっかりしていることが分かる。



酒は東洋美人山廃を頂いてと。酔いも満腹感もかなりのレベルに到達してしまった。しかし、もう一つ何か食べたいなあと珍しく選択したのが、下仁田こんにゃく酢味噌である。



まず妙なこんにゃく臭さがないのがいい。そしてさっぱりした酢味噌、アクセントを付けたい時にゆず胡椒まで付いているのだから素晴らしい。

という所ですっかり出来上がり、よろよろと帰宅。記憶もあいまいな状態であった。

まずはバーへ

2013年03月16日 19時36分55秒 | 飲み歩き・琴似界隈
1軒目でそこそこ食べてしまったので、琴似にやってきての2軒目はバー「D」へ。開店まで少し時間があったので、近くの新古書店で時間をつぶす(本を1冊購入)。

さて、今日の1杯目はカリラ・2000・バーボンカスク・8年から。期待通りの塩臭い味と香りだ。

2杯目は一転してマッカラン・1989・22年(ウイスキートレイル)。甘く上品で、チョコレートにも通じるような味わいがする。

3杯目はカサ・ノブレ・アネホというテキーラ。ウイスキー等に通じる熟成感があるが、酸味が入ることで、またひと味違った飲みやすさも兼ね備えている感じだ。



酔いも加速してきたところで、次に行くことにするか。

20130316ギャラリー巡り

2013年03月16日 17時22分25秒 | ART
本日は三越→スカイホール→さいとう→ivory→ARTスペース201→丸井→らいらっく→富士フイルム→大通→道新→時計台→エッセ→大丸→教育大サテライト→NEW STAR→大洋→北のモンパルナスの17か所。

■三越「中村信喬の世界」。
「菩提樹」:悟りを開く前の釈迦の顔がいい。

■スカイホール「第103回北海高等学校美術部どんぐり会展」。生徒さんの作品はまた写真を撮らせていただいたので、別項で紹介することにする。

梁川剛一「キリスト」:弟子の足を洗うキリスト。梁川独特のバタ臭い作品。
本郷新「どんぐり会万歳」:女性の横顔とサインを書いた色紙。珍しいかも。
菊地又男「オホーツクの春」:海から空までぐっと続く青い色。

中田英夫「静物」:カップやボトルを描いた、地味ないい作品。
杉澤玲奈「present for me」:割と若い人の作品だと思うが、北海伝統のダイナミックさの中で、技術が増しているのが分かる。
金澤凌「QmxIZSBSWQgQ2xvYWs=」:多分文字化けしているんじゃないよね、という作品タイトル。作品にも力あり。

この他にも菊池精二、坂坦道、栃内忠男らが卒業生として出品。招待作家は梅津薫、斉藤嗣火、佐藤仁敬、田崎謙一、藤井高志、宮地明人、渡辺貞之、渡會純すけ(すけはにんべんに介)と来るのだから、展覧会としても充実したものである。

■らいらっくぎゃらりい「佐藤菜摘展」。最終日の土曜日はいつも作家の友人たちが沢山いるので、何となく照れてしまいメモを取らずじまいだ。近くで見たので、色彩と共に線を追求していることが良く分かった。また作品に鉛筆でいろいろなひとりごとが書いてあるのだ。「描きたいものに迷う」といったことが書いてあるのだが、悩んでいい時期だと思う。

■時計台ギャラリー「OTANI SELECTION 2013 札幌大谷大学短期大学部美術科+芸術学部美術学科 選抜展」。
川口那由汰「狸小路・すすきの」:熱帯ジャングル化した狸小路と、氷河期が訪れたすすきのを描いたデジタル作品。楽しい。
酒井愛美「靴に目があったなら」:本棚を靴の視線でとらえた写真。単純にして面白い。

■北海道教育大学札幌駅前サテライト「工芸専攻展」。
板津奈々子「小箱」:小箱というタイトルの小壺。古代風の仕上がりがいい。
佐藤歩惟「シカクカクちゃぶ」:寄木細工のちゃぶだい。台の四辺をあえて真っ直ぐに成型していない所がいい。
鈴木希恵「sweet MEMORY」:木製カップには材質によって線がつくられている。その線まではちみつ、レモン、お湯を入れるとはちみつれもんになるという専用カップなのだ。もう一つはココアパウダー、砂糖、冷たい牛乳、最後に温かい湯か牛乳を入れるとココアになるというカップもある。バカバカしくも大真面目。

■北のモンパルナス「亀井由利展」。初期作品は恥ずかしいという亀井さんだったが、色々な傾向の作品を見ることができて、得るものの多い展覧会だった。
「道化師」:1977年の作品。オレンジの色彩と道化師の表情がいい。
「かかえる」:1996年の作品。裸女が花束を抱える作品。絵具の飛び方が現在に近付いている。
「異形と化して生を得る」:女性の裸体像。片方の胸から翼が生えていて、飛び立とうとする気持ちが感じられる。


サービス品多数

2013年03月16日 16時43分26秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
今日は久しぶりに西11丁目の居酒屋「O」へ。16時頃に行くと、最初の客になった。外の寒さもあり、まずは千鶴のお湯割りから。少なくとも冬の間は、この店では芋焼酎お湯割りにするのが定番になってしまった。



さて、つまみは私の定番、スモークメニューから砂肝とチーズのスモークだ。今日はチーズのスモーク度合いが一段と香ばしい。ついでに常連のお客さんからの差し入れで、自家製のいぶりがっこをサービスしてもらった。自家製だけあって、香りはいいが塩気が控えめで、実に食べやすい。



続いて黒ホッピーを頼んでいたところ、Aさんの実家からの荷物が届き、その中に入っていた自家製つぼ漬けを頂いた。つぼ漬けは私も好きな方の漬け物であるが、一般的なものは色が黄色くて、甘いものが多い。これは見ての通りの自家製で、味付けもさっぱりしている所がいいのだ。



ホッピーの中も2杯目に突入したところで、名物さつま揚げを注文。本来メニューは2個なのだが、ハーフの1個にしてもらった。



これは中に蓮根、ひじき、枝豆などが入っていて、歯ごたえがいいと共に、しっかりしたすり身の味もあって、醤油などを付ける必要がないのだ。

いい感じに酔っ払いスタートで、今日は琴似に向かうことにする。

※そうだ。Aさんの実家からの荷物の中に取れたばかりの竹の子が入っていたのだ。実に美味そうだったのだが、私の滞在中にはさすがに出すことができず…。残念だったなあ。

食堂を探せ

2013年03月16日 11時35分10秒 | 食べ歩き
先日「孤独のグルメ」を見て、大衆食堂にあこがれてしまったものの、札幌にはそのような店はきわめて少ない。今日の昼食をどうしようかと考えつつ歩いていたところ、「おばんざいビュッフェ780円」という看板があったので、この手もあるなと入って見ることにした。



ごはん、味噌汁、漬け物がベースで、おばんざいを自分で取ってくる。ご飯はお代わりできるので、1杯半ほど食べた。味噌汁もお代わり可能であったが、こちらはまあいいか。味は悪くなかった。

食べたものは蓮根の煮物、鶏ごぼう、切干大根、なす味噌、ひじき、肉じゃが、みつばおひたし、サラダ(葉物とトマトがあった)、漬け物は長芋であった。全体的に懐かしの日本お惣菜という感じで、おかず力としては肉じゃがと鶏ごぼうが強い方だったかな。



夜は居酒屋の店なので、スペースは広くゆったりと食べることができた。まずまず。


第103回北海高等学校美術部どんぐり会展

2013年03月16日 10時55分22秒 | ART
北海高等学校美術部のどんぐり会展は毎年楽しみな展覧会である。今年も特にお願いして作品撮影を許可してもらった。最初は怪訝な顔をされてしまったが、「毎年大好きで見に来ています」というと、受付3人の顔が一瞬にして笑顔になった。実に嬉しいものである。

中北朋花「心在」:これは心臓なのか?



鈴木綾栞「浸水」:地底の古代生物。好きなテーマを可愛らしい色彩で描いた作品。



木全祐衣「どうすることもできない仕組み3(数字はローマ数字)」:ビル群に襲いかかる化け物? ビルが少々波田浩司風。



福永ふゆ「何だろう?」:ハリネズミなのか何なのか。それとも動物の方が人間を見て「何だろう?」と思っているのか。



川原みさと「私の中で光る宇宙」:ギターの中に宇宙空間。それよりも手錠が気になる。



高畠沙月「現在と過去の混合」:これだ! 高校2年生の女子というと、結構大人びているイメージがあるのだが、それにしてこのバカバカしい画はどうだ!(←褒めているのだ)たまらないね。



池上瑠莉「夢に浮遊する島」:北海伝統のスペース画というか。色彩がいいね。



今年は若干型破り度合いが減ったような気もするが、高校生が大真面目にこのような作品を描いているのが嬉しい。