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散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

仕事の旅(10)広島

2018年08月28日 22時42分34秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
ここから市電で谷町まで移動し、「MGH」にチェックイン。結構立派なホテルでちょっと怖いくらいの高さ、23階の部屋に入ることになった。当然シングルルーム予約だったが、ホテル側の都合でツインルームなんだとか。そんなにありがたみは感じないが、部屋はとても広い。それから朝食も充実しているようなので、明日が楽しみだ。

 

さすがに時間が早いので(19時過ぎ)、バーに行こう。前回広島に来た時に立ち寄ったバーもいいが、初めてのところに行こうかな。

ということで暑い中、少々歩いて、バー「SLV」へ。本日最初の客である(最後まで私一人だった…)。1杯目は今月のメニューから暑さも考慮してカイピリーニャ。クラッシュアイスが入っているので、強いピンガもすっきりと飲める。



普段であればここから強いカクテルに行くところなのだが、少々安全策をとってモスコミュールを注文。ウォッカは普通のものだったが、トニックウォーターが小さい瓶のパンチのあるやつなので、刺激的でうまい。



マスターは語りが上手というよりは訥弁な感じだが、そこがかえって落ち着いて話ができる感じだ。札幌と広島の気候の話などを中心に、ポツリポツリと話をして、非常に楽しい。

最後に3杯目はオールドパル。カンパリの苦みのあるオーソドックスなカクテルで締めたいと思う。初めてきたのに落ち着ける店、今回も名店発見で機嫌よくホテルへと帰る。





ホテルではアイスクリーム(美味かった)と秋ぶどうチューハイで軽くやってから就寝。しっかり寝て、少しでも疲労を残したくない。明日の朝はゆとりがあるが、帰りが深夜になる予定なのだ。

 


仕事の旅(9)広島

2018年08月28日 19時00分41秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
博多駅から東方面への新幹線はバンバン出発しているが、5分後のさくらの切符を購入。乗り場が良く分かっていないので慌てたが、何とか乗車に間に合い、広島に向けて出発である。この新幹線は2列2列の座席で、幸い隣には人が座らなかった。





新幹線は早いなあと思う間もなく、1時間強で広島に到着。



広島駅からは前回の訪問でたまたま発見して気に入った居酒屋「GH」へ歩いて向かう。市電で1駅先なのだが、とても区間が短いので歩いて行けるのだ。



ちょっと迷ったものの店を無事発見し、入店。幸い混雑はまだ始まっておらず、テーブル相席の一角に座る。さすがにこの暑さだ、ビールを注文してメニューの検討に入る。



まずは刺身かということで、太刀魚刺しを注文すると、今日は入っていないとのこと。店のおばちゃんに「こっち来て見なさい」と冷蔵ケースに案内される。いろいろある中から、北海道でも珍しくはないが、見た目が美味そうだったカツオ叩きを注文。後は前回来た時に品切れで涙をのんだ、魚の皮だな。



カツオ叩きは量がたっぷりあり、薬味はニンニクと赤柚子だ。少しにおいが気になって、前半は赤柚子で食べる。小ネギを入れてポン酢をたっぷりつけると、これは間違いのないうまさだ。後半、ニンニクを少々、大葉も合わせて食べるとこれもいい味だ。

魚の皮は「下にネギがあるからよく混ぜて食べて」との指示に従い、ぐりぐりと混ぜる。いろいろな魚(鯛と後なんだろう)の皮を湯がいたものだと思うが、河豚皮ほどプリプリはしていないものの、歯ごたえのある楽しいつまみだ。



次に酔心の上撰を燗にしてもらい、前回感動した豆腐煮付を注文。酒があまり飲めなくなってきたから、こういう時は燗酒が落ち着く。そして豆腐煮付は相変わらず魚の出汁がしみ込んだ逸品。燗酒と豆腐で満足できる人間になってきたな、私は。



もう一つあら煮(鯛あら煮というのが別にあったので、こっちはいろいろな魚のあら煮だと思う)を注文したかったが、腹が膨れてきて断念。ここは気の合う飲み仲間(いないけど)と一緒に来たい店だ。


→おばちゃんが一人客の私に置いて行った新聞。ああ…

帰りがけに若旦那に「札幌からきました。2回目です」というといたく喜んで、勘定をしている間に話をさせてもらった。この若旦那、常連さんだけでなく、初めての客と話をしている感じがとてもいい。力まない自然な会話というか、こういう人が目配りをしている酒場は素晴らしくなるのだなあと実感した。




仕事の旅(7)福岡

2018年08月27日 22時36分13秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
外に出ると当然のことながらまだ暑い。次を目指して中州を東に渡るが、店が見つからない。そういえば検索したときに「移転」という文字があったように思えたので、もう一度スマホで検索した結果、中州を西に戻ることになった。



なんだかんだと汗だくになり発見したのが、屋台バー「E」である。幸い席は半分ほど空いており、一番隅の席に座り、モスコミュールを注文。



モスコミュールにはすりおろし生姜が入り、かなりホットな感じ。屋台であるから周りの景色が見えるのが妙に気持ちいい。客には海外の旅行者も来ているが、逆サイドにメイクの濃い北川景子風の美人がいるのが気になるなあ。

そして店には音楽も流れているのだが、私が来た時にかかっていたのが、なんと「天国への階段」(原曲とは違うアレンジになっていた)。旅先の屋台バーにふらりと入ったら、かかっている曲が「天国への階段」。これ、素晴らしくない?

2杯目はテキーラ+ソーダ+ライム。マスターが「このテキーラは日本人が作っているんですよ」と教えてくれた。少し雰囲気にも馴染み、楽しくなってきたところで、スマホを見ると、衝撃の「さくらももこ逝去」のニュースが…



ちょっとスピリチュアルに流れた時代もあり、困ったもんだとは思っていたものの、なんといっても私と同じ年なんだよなあ、さくらももこ。「ちびまるこちゃん」は同時代の話だから、共感度合いは相当あったからなあ。私も何しろ清水市までわざわざ行ったくらいだからなあ(実はもつカレーを食べるためだが)。

素敵なバーの雰囲気と同時代人の死を思いつつ、なんとも言えない気持ちになるのであった。

 
→場所は日銀福岡支店の前だった。

この後、ちょっとだけ酒などを購入し、ホテルへ。ホテルの部屋に戻るも、少し内省的な私である。

 
→私にとっては相当暑いのだ。このレモンサワーはドライで良かった。

仕事の旅(6)福岡

2018年08月27日 19時23分08秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
よし、街に繰り出そう。1軒目は太田和彦もお勧めしている居酒屋「S」だ。交通機関に乗るほどではなく、歩いて行けるのだが、さすがに歩くと汗が噴き出してくる。タオルで汗を拭き拭き、やっとたどり着いたが、そこには衝撃の表示が…。


→「しばらくの間お店をお休みいたします (店名)」と書いてある…

そうですか、理由は分からないが、しばらく営業していないようなのだ。頭を切り替えて、すぐ第二候補へ。割と近いと思っていたのだが、1キロ弱はありそうな距離だ。暑い中、歩く速度を抑えつつ、目的地に到着。

最初は店がどこにあるのかわからなかったのだが、なんとも狭い小路の先に店の入り口があるようだ。恐る恐る入って、腰をかがめないとは入れない入口から店に入る。まだ先客はいないようで、無事に入ることができた。





雰囲気のあるカウンター席に座り、この暑さだ、とりあえずビールを注文。そして、刺身のてきとう盛りというのがあるので、それを注文する。しばらく待つと、てきとう盛りが到着した。おっと、これは楽しそうな盛り合わせだ。



盛られているのは小フグ、生鯖、ヨコワ(マグロの若いの)、地タコ、クジラベーコン、アワビである。つけるのはポン酢と醤油(九州らしく少し甘い)。

全体的にまず歯触りがいいね。小フグはポン酢+もみじおろし+小ネギとの相性がいいし、鯖は生でありながら歯ごたえがしっかりしている。地タコもキュキュとした歯触りで、クジラベーコンは脂の入り具合、質がとてもいい。そしてこれには福岡の酒、玉ノ井を燗してもらって合わせる。やはり日本酒を合わせるしかないではないか。

で、タレと和えるので盛り合わせは無理だといわれたゴマサバをどうしても食べたい。別途注文するとかなり大きな鯖5切れにタレ、ゴマ、海苔などが驚くくらいたっぷりかかっている。



鯖の身をとり、ゴマを驚愕するくらいその上に乗せ、食べる。おお美味いじゃない。ワサビもたっぷり使ってみたが、タレとゴマもあるためそんなに辛さが感じられない。

この店、カウンターにはいろいろ大皿料理があるのだが、その中から非常に変則的な生ピーマンそぼろを注文。



どんなものかと思ったら、生のピーマンを四つ切くらいにしたものに、肉そぼろが乗っている。食べてみると、ピーマンは生のほうが癖が感じられないし(私は子供のころはピーマンが食べられなかったのである)、そぼろはピリ辛の味がついており、これは刺身とは違った意味で酒が進むね。

最後に玉ノ井の燗をお代わりして、おでんの餃子天と牛すじを注文。餃子天はさつま揚げの中に餃子が入っているようなものだが、餃子の皮のピラピラした感じが口にいい。牛すじはまだ柔らかく仕上がっていないということで、代わりのタンすじをいただいた。





これには辛子ではなく赤柚子胡椒がついていたが、素敵な煮込みの味わいで、なかなか良かったなあ。結構、酔い、そして腹も膨れてきて、まずはこのくらいにしておこうか。非常に良い品ぞろえの店だったが、値段もそこそこ行ったね。

仕事の旅(3)富山

2018年08月21日 23時33分12秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
夕方、業務終了後、新幹線の切符を購入してから夕食代わりに一杯やっていくことにした。


→今日の富山は気温が34度まで上がったらしい。私にとっては死ぬほど暑い。

駅に付随した飲食店街に入り、「EC」へ。最初は飲み物1杯付きのセットでスタートする。今日の天気(富山は相当蒸し暑かった)から、ここはビールしかあるまい。

つまみは刺身、タコの寿司、ゴボウ、あら煮と量はさすがに少ない。この後、もつ煮、冷ややっこ、枝豆、白エビから揚げ、ホタルイカ黒作りなどを注文。となると地酒を飲みたくなり、立山、若鶴玄を飲んだ。


→左下のゴボウ味噌和えはちょっと食べた後です。また、同僚がいたため、全体に写真を撮れなかった。



帰りの時間がせまり、慌てて富山駅に向かい、2時間強で東京へ。帰りは窓際だったので多少なりとも車窓の眺めを見ることができた。


→進行方向に高そうな山が見える。


→住宅と田んぼが混在している。


→海もちらっと見えた。自然あふれる富山である。


東京に戻ってみるとあまりにも疲れており、神田に移動してからも外飲みはせず、ホテルに帰る。



とりあえず、締めのコーヒーとアイスで休憩。

 

シークァーサーサワーとささみスモークで一杯。もうこれで限界だ…


なぜか大阪2(14)

2018年02月11日 22時30分31秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
帰り着くのは深夜になるため、夕食を取りたい。しかし、昼間結構やり過ぎて、そんなに食べられそうにはない。ここはやっぱり立ち飲みかなあと、大阪駅周辺を歩き回ったが、どうも今一つスッと行けるところが無い。

相当歩いて、昼間見ておいた立ち飲み屋さんに来たが、カウンターは満席だ。取って返して、ま、良いかという気持ちで「OS」に入ることにした。カウンターに立ち、まずはレモンハイ(関西でも店によって表記が違うね)。そして胃への負担が少ない、湯豆腐と行こう。

湯豆腐はここも関西スタイル。但し、おばちゃんがすっと七味を出してきたので、途中からそれを振って食べる。もちろん相性は良い。



メニューを見つつ、もう一品くらいはと考え込む。やはりきずしか、いや関西の小芋煮も食べておきたい。もう一回鯛の子という手もあるか(隣が頼んでいたが、美味そうだった)。燗酒を追加し、迷った挙句に、なぜか焼鳥。これにはおばちゃんが山椒を出してくれた。





多分、出来合いの焼鳥のようにも思うが、これはこれ、大阪の居酒屋と立ち飲みを堪能した旅であった。



この後、阪急とモノレールを使い、伊丹空港へ移動。


→阪急の落ち着いた座席はどうだろうか。



しかし伊丹空港でも、お土産も品ぞろえはもう一つだったように思う。札幌行きの飛行機は10分遅れて飛び立ち、結局私が家についたのは、22時10分頃であった。胃もたれと酔いが残っており、何も食べずにこのまま就寝。過酷な旅であった。

お土産のどて焼、自由軒のカレー、こたべ(要は、おたべ)、とり塩焼めし(ヒガシマルの製品、初めて見た)、茶わん蒸しの素、紅ショウガ天。なんかもう少しありそうだよね。

 

なぜか大阪2(12)

2018年02月11日 12時59分56秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
さて、今回の旅でもう一軒行ってみたいと思ったのが、次の店である。いや、店に行きたいというよりは、ぜひ名物料理を味わってみたいという感じだろうか。ということで、上方浮世絵館から歩いて数分、居酒屋「M」へ。入口から見ると大変な混雑に見えるが、勇気をもって突入。何とかカウンターに1席だけ空きがあり、そこに着地。

さて、まずはチューハイで様子を見て、一番気になっているメニュー、カステラだな。



カステラといってもお菓子が出てくるわけではない。しかし、写真を見ればなぜカステラなのかはすぐわかるであろう。見た目がまさにカステラだ。これが何かというと、下の部分は鯛の子を煮て固めたもので(どうやって固めるかは不明)、上の部分はカニみそという、実に酒飲みのための、それでいて痛風が猛烈に心配になってくるような名物料理なのだ。

早速食べると、ちょうど良く食べやすい硬さ。これは大量に食べてはいけない味がするな。こうなると、飲み物は燗酒しかありえないだろう。チューハイを飲み干して、燗酒に切り替え、その後、良いタイミングでお造り盛合せ(小)がやって来た。



刺し盛りのサイズは相対的なものだろうが、これが小サイズか? 中身は鰤、マグロ、平目、イカ、サーモンと5点盛りである(値段は1000円くらいした模様)。サーモンは大阪まで来て食べたくなかったが、イカは新鮮でいい印象。そして、平目のモッチリ感、鰤の歯ごたえの強さはまあ北海道ではお目にかからない味わいだ(マグロはまあ普通)。



鰤の切り身が大きく、ちょっと腹一杯になって来た。燗酒をもう一本頼んで、さて、後はどうするか。隣のオヤジが頼んだ茶わん蒸しも美味そうだった。他の注文は鰤かま焼き、ホルモン炒め辺りが多いが、ちょっと大物すぎる。よだれ鶏なんていうのもメニューにあったが、変化球すぎる。

そんな中、私の迷いを振り払ったのは「出汁巻き!」との注文だった。そうだ、関西にはそれがあったか、ということで即注文。見ていると、店主らしき人が鉄板の上に卵液を流し、巻いては形を作っている。それが到着した。



早速食べてみると、これはもう「焼き茶わん蒸し」だね。焼いた香ばしさと、まだ少し半熟の卵と出汁の感じが両立しているのだ。札幌の居酒屋でも結構出汁巻きや玉子焼きを食べる私だが、これに関しては関西に負けを認めるしかないだろう。

あまり品数を食べられないのは残念だが、会心の居酒屋訪問であった。ここも気持ちよく過ごせる名店だよ。


なぜか大阪2(10)

2018年02月10日 23時14分08秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
梅田に移動するまでの間に、ほんの少し胃袋に余裕ができた。ということで、気になっていた新梅田食堂街の2階にある、バー「S」へ。この店、何軒かあちこちにあり、前回の大阪訪問では堂島「S」に行ってみたので、今回はこの雑然としたエリアの方はどうだろうと来てみたのである。

先客はかなりいたが(それも相当酔っている人も)、何とか一番手前の場所を確保。当然のことながら、角ハイボールでスタートだ。



うむ、いつもの「S」の味だ(と思う)。通しは黙っているとピーナッツになる可能性もあったので、「塩豆下さい」とお願いしてもらう。このかすかな塩気がちょうどいいんだよね。



さて、酔っ払いも帰り、店が落ち着いた(奥の方にいた常連が苦々しげに、「ああいう飲み方はイカン」と言っていた)。ハイボールも良いが、もう少しウイスキーっぽいのを飲みたいね。ということで、ロブロイを注文。

するとロブロイはメニューにもあるのだが、どうやら作り方が分かっていない模様だ…。ちゃんとしたバーで、こんなことってあるのだろうか? 私の方にいたバーテンダー氏は結構な年配に見えたが、店主じゃないのかな…。私が「ほら、これですよ。スコッチと…」とメニューを示すと、何とか作り始めたが、案の定、スイートベルモットとドライベルモットを間違えている…。



まあ、スコッチとドライベルモット、ビターズで作るカクテルも世の中にはあるだろう。それはそれで飲めるものにはなっているのだが、酔っぱらいつつも、さすがに冷めるね。これが今日の日だけの過ちであることを祈りつつ、ここまでにしておこう。



大阪から塚本に移動し、ホテルのコーヒー(サービスで飲める)で少し落ち着いたのち、シャワーを浴びる。シャワーから出たところで、ハーゲンダッツの新製品、ストロベリーホワイトチョコレートを食べる。冷凍庫の効きが弱く、ちょっと溶け気味だった。



 

さらに氷結レモンを飲みながら、オリンピック中継を見てしまい(そんなに興味が無いのだが、競技をやっていると確かに目は離せなくなる)、23時頃就寝。今日は酔っぱらったというよりは、食べすぎた。


なぜか大阪2(9)

2018年02月10日 19時03分47秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
南田辺から阿倍野へ移動。雨が降っているが、ここの地下街は結構大きいので助かる。あちらこちらと歩いているうちに、こんな一角を発見。



この横丁の中にある、立ち飲みの「H」屋に入ってみよう。客の入りは半分以下だったが、全体の様子を見やすい端へと立つ。

私はあまり酔っぱらわないようにと思っているのだろう。ここでもチューハイレモンを注文。全体的にびっくりするような濃度のチューハイにはお目にかからず、飲みやすいものが多かった。

もうそろそろ腹がいっぱいなのだが、何も食べないわけにもいかず、鶏肝煮を頼む。できれば温めて欲しかったが、すっと食べやすい味だ。



揚げ物かおでんが主力のようなので、ここは揚げ物行ってみるか。今回食べていないところで、いわしとうずら卵を注文。



ここはバットのソースにつけるタイプではなく、ウスターソースっぽいソースを上からかけて食べる。魚の串揚げもいいね。

というところで、まだ酔い具合としては飲めはするものの、これ以上胃に入れることができず、気軽に飲めるいい店だったが、残念ながら退散。この後は梅田に移動する。


なぜか大阪2(8)

2018年02月10日 18時25分16秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
雨の降る天王寺から、南田辺に移動。今回の旅で一番行ってみたかったのが、南田辺にある古い居酒屋「SA」である。店ができたのは昭和10年、80年を超える歴史を持つ店だ。

店の外観が見える位置に立ち、暖簾が出るとともに直行。普段は行列ができるという店も、今日は雨のせいか行列がなく、無事1番で入店する。

ところが「予約していますか」と店の人に確認された。「いいえ」と言いつつ、一人客であることを指で示すと、カウンター席に座ることができた。どうもその後の様子を見ていると、約8割の席が予約されており、実はギリギリ入れたという感じだったのだ。

飲み物は燗酒(冷たい雨だった)を注文し、「小鉢、とりあえず出しますか」と問われるのに頷く。ここは通しがない代わりに、小鉢料理が何品かあるのだが、その中でも最初に出てくるのはこれだ。



器の中に鯛の子、とこぶし、南瓜、蕗、ナス、絹さやが上品に盛られた一品である。鯛の子から食べると、これが何とも食べやすい。魚卵は口の中でパサパサとまとわりつくのかと思いきや、しっとりしてスッと食べられるのである。野菜陣は甘い南瓜、苦みを残した蕗、醤油風の茄子と、それぞれ味付が違う。とこぶしも甘辛味で、よく見なかったが、肝の味がする。

次も小鉢シリーズで肉っ気を求めてミンチボール小鉢だ。これは鶏ひき肉に生姜を少し忍ばせた優しい味わいだ(野菜の炊き合わせは同じなのね)。



次はきずしを注文。これは写真を見れば分かるだろうが、素晴らしい出来だ。ポン酢と生姜がのっているのを混ぜ込んで食べる。美味い。



鯛文化圏に来ているのだからと鯛酢の物を注文。値段が安かったので、鯛の身は少なかった…。味は良いけどね。



最後におでんの出汁も味わってみたく、豆腐と梅焼きを注文。梅焼きはハンペンと玉子焼きの中間という感じの歯ごたえと味だった。



しかし、他にも造り盛り合わせ、鰻かば焼き、わけぎぬた、さばからまぶし(オカラをまぶしたものらしい)と気になるメニューのオンパレード。何げない焼鳥も美味そうだし(多くの人が頼んでいた)、鯛骨蒸しは、他の人のところに行ったのを見ると、私一人では食べきれないサイズだった…。

満喫して、なお心残り、名店「SA」であった。


なぜか大阪2(4)

2018年02月09日 20時10分15秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
大阪駅からJRで塚本に移動。今回はお手頃なホテルが街中で取れず、大阪の隣駅の近くで宿泊することになった。とは言っても、札幌でいえば桑園に相当するような場所だし、それほど移動は面倒ではない。

駅からホテルは近いので、まずはチェックイン。ホテルの人に「夕食行ってきます」と声をかけて、近くを散策することにした(あまり腹は減っていないのだが)。塚本駅前はそれなりに飲食店もあり、ちょっと散策するには悪くない感じ。また、今日は私にとってはそれほど寒くない気温なのだ。

あちこち歩き回り、気になる立ち飲み、食堂も沢山あったが(別途写真を掲載する予定)、どうするかなあ~。

そんな中で、店内が外から見え、人の入りがちょうど良い(かなり空いていた)「D寿司」が気になる。全く何の下調べもしていなかったが、どうにも気になる。酔った勢いで突入してみることにした。しかし、旅先でいきなり寿司屋というのも、我ながら勇気があるよな。

店に入ってみると、握りのメニューと酒のつまみメニューがある。そんな中からつまみのトップにある「ナガス尾の身」(1200円)を思い切って注文してみることにした。関西では鯨をよく食べるし、私もナガス鯨は食べた記憶が無いし、量もそんなに多くないだろうという予感である。



燗酒とナガスがやって来た。そんなに量が出る訳もなく、冷凍していたらしいが、ゆっくり食べると段々味わいが分かってきた。赤身というよりは脂の入っている感じもあるし、それでいてしつこくは無い。燗酒との相性もバッチリだ。

最後はやっぱり寿司だよねと、メニューの中から関西らしい鯛を注文。ほう、自分で刷毛を使い醤油を塗るタイプなのね。



鯛はかなり歯ごたえがある。もう1種類くらいは食べたいなと、鰻を注文。大阪なので、穴子ではなく鰻にしてみた。


→右上の赤い生姜にも注目!

ほう、割とあっさり味だ。言われなければ穴子だと思っていたかもしれない。しかし、旅先の寿司屋さんで、こういう過ごし方ができるのもありがたいね。値段も明朗なので(鯛、鰻ともに各400円)、気持ちも安心なのである。すごい勢いで食べている隣の老夫婦がうらやましくなりながら、勘定をしてもらった。ナガス尾の身がそれなりにいい値段だったので、合計2400円だったが、文句のつけようがないいい店だ。



ホテルに戻り、早めに就寝。


なぜか大阪2(3)

2018年02月09日 18時00分55秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
さて、本日の1軒目。大阪駅前ビルをさ迷い歩く。前回、行くことができなかった第4ビルも制覇し(いや、通っただけで全然制覇できていない)、結局のところ、事前に調べてあった立ち飲み「G」へ。

チューハイレモン(酎レモンと言ったら、聞き返された)を頼んで、やはり関西だとこれかなと、牛タタキを注文。これ180円なのだから、一人飲みの人間にとっては嬉しい限りである。うむ、青ネギとすりおろしニンニク(ちょっとだけつけた)もいい。



それからこれも関西に来たらで、湯豆腐を追加。ネギ、鰹節、おぼろ昆布がかかり、出汁に浸った関西スタイル湯豆腐だ。豆腐もいいけど、出汁が液体のつまみになるんだよなあ。



チューハイレモンを飲み終え、店のオリジナル焼酎お湯割りと鯛を追加。



ここはメニューに魅力がある上に安い(鶏肝煮250円、メンチ200円、キムチもやし120円、さんまきずし280円…食べたかったものたち)。大阪駅前ビル地下でも、お勧めの1軒だと思う。



さて、すかさず2軒目は同じくビル地下、昨年の訪問時に落ち着くなあと思った「KY」だ。今回はまだ空いていたカウンター席に座る。チューハイレモンを頼み、軽めのつまみとして、しろな煮物を注文。



こんなので酒を飲むようになっては、もう爺さんといっても言い過ぎじゃないな。油揚げが少しコクを出したところがいい。さすがにもう少し濃厚なつまみをということで、もやし炒め(小)を追加。小サイズがあるのが嬉しく、豚肉とパリッとしたもやしをバリバリ食べる。やっぱり体が野菜を欲しているのだろうか。



しかし、腹いっぱいになって来つつあり、黄桜黒獅子燗酒とおでん(玉子と牛すじ)を追加。



おでんも関西風だろうか、ほんのり甘みを感じる出汁なのである。柔らかい牛すじに辛子をつけて食べ、玉子を半分に割って汁もろとも食べ、大変満足した。やはり、大阪の居酒屋は素晴らしいなあ。



腹一杯になってきて、宿泊場所に移動する。

なぜか大阪(27)喫茶2

2017年09月06日 19時45分07秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
さて、大阪駅前第1ビルにはもう一つ見逃せない喫茶店がある。その「KoK」を続けざまに訪問してみることになった。この店もバーカウンターコーナーと喫茶コーナーがあるが、今度は喫茶コーナーに座ろう。バーカウンターの方はかなり入りづらい雰囲気の上、先客が誰もいなかったのだ。

メニューを拝見すると、こちらの一押しはオールドパーらしい。ということでオールドパーソーダ割りを注文。



ウイスキーに小さなチョコレートがついてきた。



今の時間帯にはあまり他の客がいないので店内写真を乗せるが、廊下側のガラス模様が印象的だ。



オールドパーをお代わりし、何も頼まないのもあれかと思い、おかきを注文(来たら、柿の種だった)。



そしてここで若い女子が突然入ってきた。そして気がつかなかったのだが、ピアノの準備を始める。何? ここはピアノの生演奏があるのか…。


→お姉さん、盗撮してスマン。

クラシックの演奏を聴いていると、店のマダム(としか呼べない雰囲気)がやって来て、曲のリクエストができるという。よし、と勢い込んだが、余り変な曲をリクエストして恥をかかせてもいかん(プログレとかダメだろう)。ずいぶん考えた結果「戦場のメリークリスマス」と言ってみると、「大丈夫です」とのことであった。

そして静かな中「戦メリ」が流れるのを聞く。これは得難い時間と空間だ。

ピアニストはその後、一旦引っ込んでしまったので、勘定をするときにマダムにチップを託そうとしたら、「いやいや良いんです、お気持ちだけで。きっと喜ぶと思います」と頑なに受け取ってもらえなかった。まあ、それはそれで仕方なかろう。

それにしても大阪のある種の文化は奥が深い。



本日、17836歩。

なぜか大阪(26)喫茶1

2017年09月06日 19時04分33秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
札幌では喫茶店は絶滅に瀕し、カフェなどに席巻されているが、大阪にはいまだにクラシックな喫茶店が残っており、また酒を飲めるところもあると聞く。私はそもそもあまり喫茶店に入るという習慣がないのだが、それでも年を取ってきたせいか、旅の事前調査中に大阪の喫茶店に興味が湧いてきた。例の大阪駅前第1ビルにある喫茶店「MJW」に入ってみた。

飲み物はこの店の代名詞であるらしい、ジョニーウォーカー黒のソーダ割りを注文。



これまた懐かしい食事メニューの中から、アンチョビのせチーズパンというのを頼んでみた。しかしこのメニュー、2種のつまみをハーフ&ハーフで盛り合わせできるという気遣いがうれしい(今はそんなに食べられないのだが)。



アンチョビのせチーズパンをつまみながら、ジョニ黒をお代わり。



この店は私が座っているカウンターの一角(バーっぽい)といわゆる喫茶コーナーのようなエリアに分かれている。メニューはどちらでも同じものを同じ値段で頼める模様。カウンターには渋いバーテンダー氏がいるが、喫茶コーナーの方にはウエイトレスがいる。そしてそのウエイトレスにはドレスコードでもあるのだろうか? 全員が1960年代からタイムスリップしてきたと言っても信じてしまいそうな雰囲気なのである。これ、絶対に雰囲気壊さないように教育されているのだろうなあ。

クラシック喫茶店を堪能できた。

 
→右はこの店のシンボル、ジョニーウォーカー氏。

なぜか大阪(25)明治

2017年09月06日 18時22分00秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
さて、天王寺に来たのは西大寺展だけが目的ではない。大阪の名居酒屋で一番最初に思い付く、あの店があるからだ。まだあまり腹が減っていないのだが、あべのキューズタウンというショッピングモールへ。

そしてそこにあるのが、かの有名な居酒屋「M」である。



この建物は昔は当然一軒家だったのだが、ショッピングモールの中に入ることになり、可能な限りそのまま移設したというものである。移転後、かつての常連さんが訪問し、「よくぞここまで昔のままで…」と涙した人も居るという話なのである。

店に入ると3~4割程度の客入り。これが東京で随一の酒場であれば満員必至という気もするが、大阪のありがたい所である。とは言え、残念ながらカウンターには座れず、小さなテーブル席へ。喉が渇いたのでスタウト小瓶を注文。

そしてこういうこともあるんだろうなあと思ったが、店内撮影禁止の表示があった。一般的に手元の料理を撮影するのは許される場合もあるのだが、ここは本当に撮影できないらしい(札幌に戻って来てから調べて分かったのだが、カメラを出さなくて良かったよ)。昔は撮影可能だったそうなので、いわゆる観光飲み人が増えて、マナーが守られなくなったということなのだろう。

ということで、食べたものを列挙する。

・きずし…やはり大阪ではこれを食べなくては
・とうがん煮…これも関西でよく食べるのかな? ひんやりした冬瓜が出汁を含んで、夏にたまらない逸品
・ねぶと南蛮漬け…小さな鯛のような魚の南蛮漬け。これもさっぱり
・やきとり…名物が沢山ある中で、あえて焼鳥。ごく普通だが、なかなか美味い
・ポテトサラダ…マヨネーズ少な目の淡泊なポテサラ

飲み物は大阪の酒、秋鹿をもらう。食べ物に合わせるといい感じ。この店はいろいろ日本酒が置いてあるが、居酒屋チョイスというか食べ物にあうような酒を中心にしたセンスがいい。確かに酒だけで華やかな香りがあって美味いものはあるのだが、居酒屋にあるのはこういう方が良いと思う。

いや、落ち着ける雰囲気でいい居酒屋であった。



かなり疲れてきたので、ホテル方面に戻ることにする。それにしてもあべのハルカスは高いビルだ。角度によってはビルというよりも、塔に見えないことも無い。