日本語講座
現在の講義は、講師も受講者も日本人なので、我々が、講師のやり方を、うっかりまねして、学習者に、適用いたしますと、却って、混乱を招きやすいかもしれないとの指摘がありました。
講師は、新しい文型を説明する際、復習と称して、類似の既習の文型を取り上げて、比較しながら説明されるわけですが、我々日本人の受講者は、違いや差が分かりやすいので、その方が、非常に理解しやすいわけです。ところが、これをそのまま学習者に、ぶっつけますと、既習が、既習でなく、曖昧でありますと、理解が進むどころか却って混乱するかもしれないとの指摘です。
既習の類似の文型との差を質問するような上級の学習者や勘の良い学習者には、われわれと同じように理解が進むでしょうが、初級レベルでは、なかなかそうは行かず、注意しないと、誤解したりして、却って混乱するかもしれないというわけです。彼らの反応に注意しなければならないようです。
また、初心者と中・上級者の文型運用の差についての傾向は、初心者は、簡単で、使い慣れた構文、文型を使いまわそうとして不自然になり、中・上級者は、新しく覚えた構文・文型を何にでも、使いたがったりして、適切さを欠いて、不自然になる傾向があるそうです。これも知っていますと、それなりの対応が出来そうですが、知らないと、丁寧な対応が出来ないかもしれません。
現在の講義は、講師も受講者も日本人なので、我々が、講師のやり方を、うっかりまねして、学習者に、適用いたしますと、却って、混乱を招きやすいかもしれないとの指摘がありました。
講師は、新しい文型を説明する際、復習と称して、類似の既習の文型を取り上げて、比較しながら説明されるわけですが、我々日本人の受講者は、違いや差が分かりやすいので、その方が、非常に理解しやすいわけです。ところが、これをそのまま学習者に、ぶっつけますと、既習が、既習でなく、曖昧でありますと、理解が進むどころか却って混乱するかもしれないとの指摘です。
既習の類似の文型との差を質問するような上級の学習者や勘の良い学習者には、われわれと同じように理解が進むでしょうが、初級レベルでは、なかなかそうは行かず、注意しないと、誤解したりして、却って混乱するかもしれないというわけです。彼らの反応に注意しなければならないようです。
また、初心者と中・上級者の文型運用の差についての傾向は、初心者は、簡単で、使い慣れた構文、文型を使いまわそうとして不自然になり、中・上級者は、新しく覚えた構文・文型を何にでも、使いたがったりして、適切さを欠いて、不自然になる傾向があるそうです。これも知っていますと、それなりの対応が出来そうですが、知らないと、丁寧な対応が出来ないかもしれません。