かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き

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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

記事アップのペースを減らさせていただきます。

2008年11月10日 | 議論、分析ばかりしてないで攻めてみろ!
先ほどmixiのほうに、自己表現手段としてのmixの利用は当分の間、
お休みさせていただきます、との記事をアップさせていただきました。

それに準じて、こちらのブログの方も、アップする頻度がこれから減ることになると思います。
どうかご了承ください。


かつてわたしは東京から群馬に来ることにしたとき、東京は、学んだり吸収するには最高の環境だけれども、自分自身がなにかを積み重ねていける環境ではないと感じてこちらにくることにした経緯があります。

それと同じ構図が、今の私のネットを通じた人間関係にもあることをちょっと感じました。

昔よりははるかに効率よく、ピンポイントで自分と価値観や興味関心の似た人間と出会うことはできるのですが、以前ブログに書いた、分散と集中の両極のエネルギーが拡大するこの時代では、限りなく分散・拡大の方向にばかり自分が向かってしまっているのも感じています。

日本国内ばかりか世界どこでもピンポイントで仲間を広げることは、とても有意義で楽しいこと、自分の支えになることでもありますが、自分が本来目指していたのは、主義主張や価値観だけでなく、一定の共同体のなかで同席するすべてのひとと可能な関係を逃げずに築いていくこと、そのような基盤を中心にものを考えることこそ優先しなければならないと考えていたからです。

ホームページのなかで「アワニー原則」にふれて、
「アワニー原則、サスティナブルコミュニティのこと」
http://kamituke.hp.infoseek.co.jp/page178.html

本来の自治のコミュニティを考えるには、まず半径600m以内の人が歩いていける範囲内で生活で必要なすべてのことができる街づくりのことを書いていますが、ネットを利用するにしても、コミュニケーションにしても、この原則でもっとものごとを考えていくことは、これからとても大事なことと思うのです。

今回の決断はちょっと強引なやり方ですが、この視点で、この機会に私自身の日常も組み立てなおしたいと感じました。

自分と話のあう人ばかり求めて、つい身の回りの人間関係から逃げてもかまわない環境にいつの間にか陥っている傾向も感じます。

主義主張の合うあわないよりも、毎日顔をあわせる近所の人との「おはよう」「寒いですね」の関係からひとつひとつ築いていきたい気がするのです。

これまでネットを通じてお世話になった皆さんとの関係を、これで遮断する意味ではありません。自己表現の場として活用するのは当面お休みさせていただくということです。


誠に勝手ながら、これまでよりは疎遠になることをお許しください。
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