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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

想像以上に面白い未来がやってくる!

2010年04月05日 | 議論、分析ばかりしてないで攻めてみろ!

                        

前回の「モチベーション3.0」のことを人と話していると、これからやってくる時代というのが、想像以上に面白い時代がやってくるのだと感じずにはいられません。

私たちが未来の話をするとき、
それはどうしてもテクノロジーの話題にばかりなりがちです。

新しい技術が、われわれの生活やものの考え方をどれだけ変えていくか、
もちろん、それを考えただけでもワクワクしてきますが、
テクノロジーの問題ではなくて、人間そのものがどのように変わるのか、あるいは変わらないのか、このことの方がはるかに大事な問題であるにもかかわらず、ついこうした大事なことを忘れて私たちは議論してしまいがちです。

もちろん人としての基礎的部分、生物としての男と女にもとづく喜怒哀楽を軸とした性格は、神代の昔からこれから先の未来もずっと変わらずに続くものと思います。

いつになってもその変わらない部分を思い知らされ、
いったい俺はなにをやっているんだ、
などと思い続けることも、永遠に変わらないかもしれません。

しかし、これだけ精神的な存在でもある人間が、その精神的な部分、社会的な部分が進化しないなどと決めつける方が、はるかに無理があるはずです。

にもかかわらず、
私たちはテクノロジーの進化について百の議論ができても、
その精神や社会システムの進化についてはひとつの議論も出来ていないのではないでしょうか。

まだ人類は、その精神を語るときでも、
未だにそれ本来の自由な精神など理解出来ず、
ほとんどが固定的な知識や体験の積み重ねの上にみに胡坐をかいています。

人の感性と思考は、
本来、その瞬間、瞬間で、
その対峙する相手それぞれに応じて、
それまで蓄えたものの有無にかかわらず、
いつでももっと自由にはばたけるはずです。

過去のいかなる偉大な詩人の言葉よりも
もっと自由な精神の広がりは可能なはずです。

世の中は、社会として集団のルールがあってこそ成り立つものですが、
そんなものにはこだわっていられないほど、常に新しい変化が目の前に起き、
黙ってはいられないこと、
じっとしてはいられないことが、
次々と目の前に現れます。

それを表現することが出来ないから、
それを伝えることが出来ないから、
それを行動に移すことが出来ないから、
と、今の人は立ち止ります。

しかし、それをすぐに表現すること、
すぐに伝えること
すぐに行動することこそが
人としての本来の姿です。

みんながそんなふうに動いたら収拾がつかなくなる?

それこそ面白い世界ではないですか。

ものごと体系的である必要などない。
そもそもこれまでの人類の英知など、なんどひっくり返ってきたことか。

かったるい取り決めなどよりもずっと先の
ワクワクする解決策が、次から次へと出てくるような社会。

そんな力は誰もが本来持っているもの。

だから、政治家なんかほっといていい。
話のわからない役人なども、相手にしなくていい。

動ける人間がどんどん答えを出していく。

51人の考えを49人に押し付ける「正義」や「民主主義」など
とっととに時代遅れになっていく。 


勝手な人間が増えてコントロール不能になったらどうするんだって?

そうなったら、またすぐに次の解決策がみつかるさ。

なにも心配することはない。

すばらしい時代がやってくる。

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