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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

面陳列用の簡易棚

2013年05月21日 | 出版業界とデジタル社会

以前、広島の同業仲間の本屋さんがどこかの学校でみたという面陳列棚。 
とても簡単な構造でできていたので、私も作ってみました。 

在庫削減は小売業にとって不可欠な仕事です。 
経営難からの対策だけではなく、顧客から見て魅力あふれる棚にするために大事な作業ですが、ほとんどの書店できれいで見やすく、管理しやすい面陳の方法は、残念ながらなかなか見られません。 

M書店のSさんが紹介してくれたこの方法は、棚一段単位ではなく、3段程度のスペースをまとめてきれいな面陳列にする便利な方法です。 

また、催事台などの陳列方法としても活用できます。 





ほとんど図面も書かずに、ホームセンターから板、角材を買ってきて切って固定するだけの作業です。 

 

材料 
30cm程度の幅の板     (300w ×13t × 910l) 3枚 
陳列の厚みをつけるための角材(25 × 40 × 910l) 2本 
底板            (60w × 14t × 910l) 1本 
側板            (45w × 14t × 910l) 2枚 

今回の試作は、材料の歩留まり優先で、長さを1820mmの板を半分にカットして使用しましたが、 実際には、店の棚の内寸幅にあわせて適切な長さにカットします。 



面陳用30cm幅板と角材を交互に重ねるだけの構造。 
私は 両側からビス止めしましたが、表のネジ穴が気になる場合は、木工ボンド接着でも強度は十分だと思います。 



棚の傾きにあわせて、側板の底の部分を斜めにカット 


裏から見た写真 



傾斜角度を固定するスタンド方式の構造にしようかとも思いましたが、無理にスタンド方式にしなくても、この構造で壁面に立てかけるだけでも十分使えると思いました。 


本をおいた状態 



学校では、塗装なしの木肌を活かしていました。 

私は、様々な場所での使用を想定しているので、塗装(チャコールブラック)してみました。




店舗全体に言えることと思いますが、世の中が右肩上がりでどんどん成長する時代は、次々に新しいものがつくられるので、色は新鮮さがアピールしやすい「白」ベースが多くなります。

ところが今のように右肩下がりの時代は、どんどん新しいものをつくることは難しいので、時間がたっても色あせせず、味わいを増す「黒」や自然素材の方が、世の中に受け入れられやすくなると思います。 

白や明るさばかりを強調する店舗から、黒や自然素材を活かした店舗に、できる限り変えていく工夫をした方が良いのではないかと思ってます。 

 





だいぶ前に、Sさんに紹介してもらっていながら、今回ようやく作る気になったのは、今度、家に「ワンワンbookcafe」(ワンワンは犬ではなく、ワンデイ、ワンテーマの意味で、一回にひとつのデーマで本を紹介したり近所のおばあさんとかと会話したりするカフェです)をオープンする予定があるからです。 

本の紹介だけに限定せず、地域の話題も含めた会話の映像をネット配信して、店内でもモニターで流せるようにする計画です。 

その映像の背景にこの棚を使用して、本を並べられたらと思いました。 

いろいろな使い方が可能だと思います。

 自宅のリビングで、本や雑誌をおく方法としても良いのではないでしょうか。

是非、みなさんも作って試してみてください。 



その後、いくつかのスタイルをつくりました。

一般的な形式は以下の構造のもの。

  

 

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