『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

4年ぶりの里帰り 都城へ~食を楽しむ

2023-10-03 23:40:23 | 食べる

 

都城に着くと弟と義妹とともにひとしきりおしゃべりして、お墓参りに行きました。

その前のランチはうどん。

帰省するとうどんを食べたくなります。

やはり九州の透き通った出汁が好きです。

 

 

これは「資さんうどん」の「肉ごぼ天うどん」。

ごぼ天が5本も入っていて、肉との組み合わせも抜群。

何よりこのスープが美味しいのです。

北九州が本店という資さんうどんは九州中に支店があるそうですが、東京にも進出してほしいです。

ここで作るおはぎも名物と聞き、2日後買いに行きました。

 

 

お墓参りの後は昔からある「たなかフルーツ」の白熊とあんみつを食べに・・・

白熊のかき氷はもうちょっとふんわりが良かったのですが、こんなにフルーツいっぱいのあんみつは初めてでした。

夜は義妹が取り寄せてくれていた、タラバガニに舌鼓。

その後11時過ぎまでおしゃべりが弾みました。

 

小林、国分、鹿屋 グルメツアー

 

〈岩下果樹園〉小林市

翌日は弟の車に乗り込み、弟夫婦一押しのところを巡るデイツアー。

まずは毎夏送ってくれる小林市のブドウ園を訪ねました。

今夏も8月に美味しいシャインマスカットを送ってくれました。

ブドウ園は人里離れた山あいにあり、広い農園は見渡す限りブドウ棚や梨畑。

サービスのブドウや梨を屋外のテーブルで食べている間に、孫がシャインマスカットを4房摘んできて、この日から毎晩のデザートに。

贅沢気分を味わいました。

 

     

 

〈ダイワファーム〉小林市

小さな乳製品の店へ。

牛に与える水にもこだわり、霧島の湧水を引き込んでいるそうです。

イタリアでチーズ修行し、国内外で高い評価を得ている個人のチーズファクトリー。

濃いヨーグルトが美味しいというので、ヨーグルトとチーズの味見用のセットを買い、皆でソフトクリームを食べました。

これが濃くてなめらかで、写真を撮るのも忘れてしまいました。

 

国分への途中で高千穂峰を湖面に写す「御池(みいけ)」に寄りました。

 

 

中学時代の生徒会でキャンプした遠い日の思い出が甦りました。

 

鰹節の〈丸俊〉国分

 

国分(こくぶ)は以前は国分市といっていたのですが、2005年に近隣の隼人町などと合併して霧島市になりました。

昔から都城に近い鹿児島県の国分市として親しんでいたので、霧島市と聞いてもピンときません。

鹿児島空港に近い利便性から京セラの工場やソニーが進出しています。

ここでまず寄ったのが鰹節の専門店、丸俊。

鰹節生産日本一の枕崎がある県ですから、鰹節、削り節、鰹の加工品、佃煮などありとあらゆる鰹製品が揃っていました。

いろいろ目についた商品を買い込みました。

 

 

〈うなぎの尾方〉国分

ランチは弟夫婦おすすめのうなぎの尾方で。

地元内外での人気店らしいです。

 

鹿児島産のうなぎのみを使って、蒸さずに炭火で焼いたうなぎはとても香ばしく美味で、5人は黙々と平らげました。

 

〈森三(もりぞう)敷根本店〉 国分

 

料亭のようなエントランスのお菓子屋さん。

店内に入ると和紙で作られた巨大なシャンデリアが目を引きました。

和洋菓子がいっぱい!

店内で焼く「あぶり餅」の匂いに惹かれてつい買ったら、うなぎを食べてすぐなのに皆ペロリでした。

ここで義妹がおみやげに買ってくれた「クレームブリュレ」を帰京後食べたのですが、これが抜群の味で、娘たちにも「超おいしー」と大好評でした。

 

〈ふくどめ小牧場〉 鹿屋市

 

ここは弟たちがお気に入りのハム、ソーセージの店。

小高い丘の上の緑に囲まれたところにあります。

ここで豚の飼育から加工、販売まで行い、オーナーはドイツで加工技術を学びマイスターを取得した方。

そして、ホームページによるとヨーロッパで幻の豚といわれる「サドルバック」という旨い品種を育てていて日本唯一だとか。

以前、弟たちがここを訪れた時、ハム、ソーセージを送ってくれたことがありました。

スパイシーで何だかおしゃれな味だったのを憶えています。

この日の夕食はここで買った美味しいハンバーグとハムでした。

ダイワファームといい、ふくどめ小牧場といい、オーナーのこだわりと心意気が伝わる店です。

 

〈南風図書館〉 鹿屋市

 

 

鹿児島湾を望む道路のカーブの上に突然現れたこの建物。何だと思いますか?

私設図書館なのです。

 

 

 

大隅半島出身の作家、郷原茂樹さんがキー・ウェストのヘミングウェーの邸宅をイメージして2018年に開設した図書館。

ご自身のすべての著書などを展示販売して、イベントも開催されています。

もう閉館時間でしたが、偶然ご本人がいらしてラッキー!

 

少しお話も伺え、「奄美物語」という著書も買えました。

東京でも活躍なさっていた方ですが、もの言いの柔らかな方でした。

 

高台の図書館から夕刻の鹿児島湾を望む。

こんな風光明媚な場所に私設図書館なんて、やはり、鹿児島の文化は素晴らしい!

 

弟のプランで巡ったどこも、素敵で美味な所でした。

南九州の食文化の豊かさを痛感した1日でもありました。

 

 

宮崎牛のビーフシチューも美味しかった!

翌日は友人二人と都城のイタリアンレストランでランチをして、お茶して・・・おしゃべり。

その後、高校時代の恩師のお宅に伺い、買い物してと忙しい一日でした。

夜は皆疲れたから外食だと、5人で弟宅から近い「福元洋食店」へ。

それぞれが、メニューの中から好きなものを選びました。

夫は珍しいからと「都城しいたけメンチセット」孫は「オムビーフシチューセット」など。

私は「宮崎牛のビーフシチューセット」をオーダーしました。

 

こちらはセットに共通のサラダ、スープ、合鴨のローストなど。

これだけでお腹が満たされるほどでしたが・・・

 

宮崎牛のビーフシチューは柔らかで、優しくて、私好みの味で感激しました。

これを食べに、また帰省したいほど。

近くにこんな美味しい店があって、羨ましい限りです。

 

4年前帰った時は弟が脳梗塞で入院したためのお見舞いでしたが、今回手と足に少し後遺症が残るものの、好きな車の運転をし、未だ経営者として仕事に励み、以前の弟と同じでした。

きょうだいは弟だけの私にとって、このことがグルメより何よりもうれしいことでした。

そして、毎晩遅くまでしゃべり、笑い合い、以前通りの楽しい時間を過ごしました。

「おじさん、面白くて大好き」な孫もすべてにつきあい、「あと1週間いて、仕事を手伝って」と言われていました。

翌日、弟夫婦に心からの感謝をして、再会を楽しみに宮崎空港でバイバイしました。

夜の羽田に娘と孫娘が迎えに来てくれ、車で帰路についたのですが、途中のファミレスで夕食。

旅行中美味しい食事を堪能したので、私はもういっぱい、いっぱいでした。

 

☆お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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