『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

都庁展望台とオリンピック・パラリンピックコーナー

2019-02-28 22:45:18 | まち歩き


           六本木ヒルズでの「新・北斎展」の帰りは大江戸線に乗り、都庁前に寄り展望台を見学してきました。

           何を隠そう、展望台に行くの初めてでした。


           展望台への直行エレベータ前には行列ができていました。

           団体さん、外国人旅行者、ここは東京の観光コースになっているのですね。



           


                  
                   南西の新宿パークタワー、東京オペラシティを望む。

                  
                   いつもは西口前から見る東京モード学園のコクーンタワーも上から見るとオブジェのよう。


          この日、南展望室は工事中のため休室でしたが、 地上202メートルの北展望室からの眺めは大都会を実感させてくれました。

          トワイライトタイムから夜のとばりがおりる頃はどんなに美しいことかと。

          東京の片田舎に住む身には、御上りさんと同じ気持ちです。


          夜の11時まで空いているそうなので、今度はぜひ夜景を見にきたいです。何せ無料ですし・・・。




                  
          2階にはオリンピック・パラリンピックのPRコーナーがありました。

           

           

          リオデジャネイロで小池都知事が受け取ったオリジナルフラッグがケース内に展示してありました。


           


           


          東京2020のマスコット、ミライトワとソメイティと一緒に写真を撮ることもできます。

          親切な担当職員の方が写してくれますよ。


           


          巨大な都庁の一部を垣間見てきました。











   



           
           
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「新・北斎展」に行ってきました

2019-02-26 16:54:44 | 講演会・催し


           


          迫力あるパンフレットを見てください。

          サブタイトルに「HOKUSAI UPDATED」とあるように、約70年に及ぶ北斎の画業の変遷を網羅した作品を約480件も展示。

          20歳のデビュー作から90歳の絶筆まで、北斎の絵師人生を辿る大規模展覧会です。

          私にとっては1昨年12月の国立西洋美術館「北斎とジャポニズム」以来の北斎展です。



          


          六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー、平日とはいえさすがに混んでいましたね。

          会場入口で20分待ちでしたが、3年前の「マリーアントワネット展」の時よりはましでした。

          あの時はチケット売り場、52階までのエレベーター待ち、入場待ちでトータル2時間以上かかりましたから。



          北斎研究の第一人者であり、その作品のコレクションが2000件を超えるという永田生慈さんが自らの集大成として進めていた今回の展覧会。

          しかし、丁度1年前に永田さんは逝去され、永田コレクションは島根県立美術館へ寄贈されたので、今後は島根県のみで公開とのこと。

          永田さんのことは先日の「日曜美術館」でも触れられていましたね。

          病気と闘いながら、執念のように北斎の作品と対峙なさっていた表情が印象に残っています。

          
          代表作の「富嶽三十六景」や「北斎漫画」だけではない、北斎の多彩な面を知って欲しいと願ってきた方です。

          その通りに画号によって6期に分けられた展示は、読本挿絵や「かな手本忠臣蔵」など初めて見る作品がいっぱい。

          こういうことも北斎さんは手がけていたんだと感嘆させられます。

          「北斎漫画」や「富嶽三十六景」のコーナーでは見る人の列が進まないので、せっかちな私はスルーして「島根県立美術館へ行ってゆっくり見るのだ」と

          自分に対してやけっぱちな言い訳をした次第です。


          上のパンフレット中面、初公開の「向日葵図」(右側)、最大級の肉筆画「弘法大師修法図」(左側)は近くで見られました。

          やさしげな日本的なひまわり(シンシナティ美術館所蔵)と鬼気迫る「弘法大師修法図」(西新井薬師總持寺所蔵)はどちらも最晩年の88歳の時の作品。

          
          「弘法大師修法図」は明治以後西新井薬師に埋もれたままになっていたのを、永田さんの指摘によって見つかったものだそうです。

          けれどもこの二つの作品、同じ人が描いたとは素人にはにわかに信じられない。

          
          ダイナミックで繊細、美人図もあればアニメ的な愉快なものもあり、森羅万象を自由自在に描いたように思えますが、

          北斎は人体の骨格や筋肉の付き具合を接骨の専門から熱心に学んだのですよね。。

          そして、北斎が追及した人体の日常性や人の作る形の面白さがドガをはじめ、多くの画家に影響を与えました。

          いまさらながら超天才の画業を再認識させられた展覧会でした。 少々疲れましたが・・・



          

                    
                



          チューリップが咲いて、六本木ヒルズはもう春の訪れでした。










         
        

          

  
  
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市民が語る私のシニアライフ~これまでとこれから~

2019-02-20 16:46:26 | 講演会・催し


           ふれあいアカデミー理事長の細谷和丈さんから案内をいただき、市民フォーラムに参加してきました。
 


                 


           今年で14回目になる少子高齢化社会対応のフォーラムです。

           ビジネスマンであった3人の方々の定年後の生き方が三者三様、大変興味深かったです。


                 

           細谷さんは大手電機メーカーを60歳で定年退職後、現役時代に取得した中小企業診断士の国家資格を活かしてSOHOでの起業。

           以来15年、コンサルタントとして多摩地域に貢献しています。

           細谷さんのシニアライフは一言でいえば鼎(かなえ)型。

           ボランティア(八王子市のビジネスお助け隊アドバイザー、ふれあいアカデミー会員等)が1/3。

           研究開発・遊び(ゴルフ)が1/3。

           そして仕事が1/3。



           本当に理想的な定年後の生き方ですね。

           細谷さんは創業するなら自分の経験や資格を活かせる、自分サイズの事業を、と勧めます。

           来月喜寿を迎えられるとのことですが、充実した日々が心身の若さをキープするのでしょう。




                  


           二人目の野中正男さんの演題は「頑張らないように頑張る~成り行き任せ、時々暴走、これからは堅実に~」

           タイトル通りのこれまでの人生を飄々と語られました。

           人にドラマありといいますが、人生の秋を迎えさまざまな生き方に耳を傾けるのもいいものです。

           所属団体に「NPO法人千年文化を考える会 副理事長」とありましたので、どういう会なのか終了後訊ねてみました。

           すると、自然エネルギーに支えられた社会建設の土台を考える会で、昨年市ヶ谷から京都に活動の拠点を移し、

           野中さんは会開催の時は高速バスで京都に通っているのだそうです。


      


                  

                  


                  


            細江卓朗さん、退職後この方ほどボランティア活動を実践している人は小平中探してもいないと思います。

            そのきっかけが定年直後奥様から「ケアタウンがボランティア募集しているから応募してみれば」という声掛けであったとか。

            以来、東日本大震災直後から現地に入っての支援活動や、福島の子供たちを小平や清里に招待するふくしまキッズプロジェクト。

            地域の居場所「コミュニティサロンほっとスペースさつき」を開所して世代間交流を実現。

            「みんなでつくる音楽祭in小平」の(前)実行委員長などその活動範囲は実に幅広く、肩書が数えられないほどです。

            
            細江さんのお話で印象に残ったことば、「一人の子どもを育てるのには一つの村がいる。一人の高齢者を幸せにするのに一つの村がいる。

            一人の高齢者が亡くなると一つの図書館がなくなる」

            静岡県で実施した調査によると、高齢者で運動、栄養に留意し、社会参加もしている人は死亡率が51%減少し、運動、栄養のみの人は32%減少にとどまるという。

            いかに社会参加することが大切か。

            それは今回の3人の方々で実証されていることですね。




            団塊の世代が定年を迎える2007年問題という言葉がかつてありました。

            その当時「ほのぼのマイタウン」20周年記念として定年世代へ向けてのガイドブックを作ったのですが、

            細谷さんも寄稿してくださった一人だったので、その本が残っていればほしいと希望され持参しました。

            あれから11年、当時取材してまわった人々を懐かしく思い出し、今読み返しています。

            










            


 

            

           


           
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ボッチャ初体験「ボッチャで国際交流」

2019-02-18 22:36:51 | 講演会・催し


          中央公民館で開催された「ボッチャで国際交流」に参加しました。

          この催しを企画・運営するKoi(こい)の会のメンバーに誘われ、「ボッチャ」のことは聞くばかりでやったことがなかったので。

          ちなみにKoiとは「Kodaira Omotenashi international」の略です。


          
          ボッチャはヨーロッパで生まれたスポーツでパラリンピックの正式種目になっています。

          ソフトボール大の赤や青の皮製ボールを投げたり、転がしたりして、白い的球(まとだま)にどれだけ近づけるかを競う競技。

          カーリングとルールが似ているので「地上のカーリング」と呼ばれているとか。

          
          公式には細かいルールがあるようですが、この日は参加者の多くが初めてのボッチャ体験。

          講師の方の説明後、A~Dの4つのグループに分かれての対戦となりました。


                    


          小平在住のオランダ、モンゴルの方、知り合いのウズベキスタン留学生、目の不自由な方の参加もありました。


                    

          2チームが赤青のチームに分かれ、最初の人が白い的球を投げ、最終的にそれに最も近いボールが点になります。

          単純だけど、近いボールをはじくように転がし自分のチームのボールを近づけるようにしたり、なかなか頭も使うスポーツです。


          赤青がどちらが的球に近いか、微妙な差だと審判がコンパスのような計測器で測って判断します。

          これもカーリングと似てますね。


                    

          こちらは赤が的球に近いですね。

                   
                    


          結果、私のCグループがぶっちぎりの優勝!

          私、初めてにしてはいい線いったと自己満足(?)した次第です。

          男性、女性、年齢の区別なく楽しめるスポーツだと実感しました。


                    

          身体が不自由でボールを直接投げられなくても、このような補助具を使ってできるのです。




          最後は40人近い参加者が輪になり、ボールを1個ずつ持って中央いくつかの的(猫の写真)めがけて転がしました。


                    


                    

          丸い輪の中に入ったボールが点になります。


                    


          かわいい赤ちゃんが飛び入りしました。



          ボッチャ楽しいですよ。

          でもボールがあまり転がらず弾まないように作られた精巧なもののせいか、1個7千円もすると聞きビックリ。

          この日は中央公民館所有の用具で、館内で催すときのみ使用できるのだそうです。

          「場所は狭くてもできるので、市内の施設などあちこちでやりたいけれど」

          用具が高いのが悩みとKoiの会メンバーがこぼしていました。


          また機会があれば、ぜひやってみたいで~す。









                    

          
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「なにや」のバレンタインデーチョコ麺

2019-02-14 23:20:37 | 食べる


         


         久しぶりに中国麺の「なにや」さんに行ったら壁にこの張り紙。

         そう、今日はバレンタインデー。


         ご主人の粋なはからいで、今日はチョコを練りこんだ麺が全メニューに入っているのです。

         いつもの麺菜を注文しましたら・・・




         

         柔らかい白菜や分厚いチャーシューの間に入っていましたよ。茶色のチョコ麺が。

         

         いつものホウレンソウを練りこんだ翡翠麺の色と較べてみました。

         チョコの味は抑えてありましたが、ご主人の季節感を取り入れたアイデアと心意気にはいつも感心します。


         ご主人曰く、「キャビアとかだとどこにもあるしさ~」

         キャビアやトリュフをささっと振りかけるのだったら、費用はかかるけれど手間いらずですものね。

         チョコを練りこんだ麺を作るなんて、どれほどの時間と技術が要るのでしょう。

         このご主人、毎年暮れの30日には1年の締めくくりとして5色麺を打たれます。

         1本の麺に緑やオレンジなどの5色が入った珍しい麺です。

         麺の道、一筋の求道者のような方というといかめしく聞こえますが、冗談ばかりいう愉快な方です。



         バレンタインデーに来られてラッキーでした。

         ありがたく頂いた麺菜は染み入るような優しい味で、元気がでました。












    
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