『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

「2020こだいら」の第2号を発行しました!

2019-10-23 23:47:34 | 街あれこれ

     
     小平オリ・パラ市民プロジェクトでは8月に広報紙「2020(フレーフレー)こだいら」を発行しました。

     続く2号を10月18日に発行し、先日の市民まつりでも配布しました。

     小平市内の11の公民館、地域センター、市役所行受付、市民活動センター、国際交流センター、ルネこだいら他、
     市内のカフェやお店などにも置いています。


      
      1面

     
      2面

     
      3面

     
      4面


     今号では、9月に5つの団体、個人を取材しました。

     モントリオールオリンピック女子バレー金メダリストの吉田昌子さんへのインタビュー。

     錦城高校の新聞委員会訪問にたいよう福祉センターのボッチャ交流会と取材で慌ただしい日々でしたが、

     いろいろな方との出会いがありました。


     吉田昌子さんの金メダルへの道のりは一昔前とはいえ、練習は元旦からほとんど休みなし。

     「あの練習よりキツイことはこれまでの人生でなかった」と言うほど厳しいものだったそうです。

     今回のラグビー日本代表の屈強な選手が「宮崎合宿はもうやめようと思うくらいきつかった」と言っていた姿に重なります。

     世界のトップを目指すためには、昔も今も変わらないのですね。


 
     錦城高校新聞委員会メンバーの頑張りにも驚かされました。

     校内の話題や課題にとどまらず、小平市内のトピックスや社会問題にも範囲を広げています。

     柔軟な眼差しで綴られた記事に刺激を受けました。

     若いって素晴らしい!

     出会いに感謝です。



     12月1日には小平で初めての「スポGOMI大会in小平」を開催します(1面の記事)。

     また、お知らせしますが、楽しみながらゴミ拾いができますよ。

     関心ある方はぜひ参加してください。








     


     

     
     
      
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小平市民まつりでオリパラ市民プロジェクトブースも大賑わい

2019-10-22 23:53:23 | 講演会・催し

     10月20日は第44回目の小平市民まつり。

     お天気もまずまずで、人の出足がすごく早かったです。

     私たち東京2020オリ・パラ市民プロジェクトはブースで「オリ・パラクイズ」と「ボッチャでビンゴ」を実施。

     ボッチャでビンゴはシートを敷いた上に八角形の大中小の緑、黄、赤色に分けたビニールシートを置き、
     4球投げて、その3色全部にボッチャのボールが入ればビンゴ!というゲーム。

     ビンゴになったらファイルなどオリ・パラ関連の賞品がもらえます。

     参加賞はコダレンジャーとぶるべーのカードが4枚です。


     

     

     お昼前後になると行列ができるほどの盛況、ちびっ子から大人まで楽しんでいました。

     私はクイズの係でしたが、こちらも多い時はスタッフ8人いても足りないほどの人が参加してくれました。

     クイズは3択問題ですが、オリ・パラの開催日はいつか?に始まり、A4表裏にわたり最後は「ボッチャの語源」まで。

     「日本がこれまで獲得したメダル数」や「聖火が小平を通る日」「サーフィンの採点方法」まで大人でも難しい。

     市民プロジェクトのオリ・パラ博士みたいなメンバーがクイズ問題を作っているのです。


     でも親切なヒントと説明があるので、それを見せながら子どもたちに答えを導かせます。

     真剣に考える子どもたちの表情が可愛かった!

     横でパパやママも「うん、勉強になる!」と。

     もちろん大人の方も多かったのですが、確実に東京2020大会への関心が高まっているのを実感しました。

     
     

     小学生の女の子が「ゴルフのオリンピックチケットが当たったんだよ」と言ってました。

     お父さんの喜びが伝わってきそうでした。

     ボッチャもクイズも400人以上の参加者で、メンバーはお昼をとる時間もなく、交替で立ったまま何か口に入れていました。


     こういう訳でおまつりを楽しむ余裕などありませんでしたが、ブースの前を通ったパレードを辛うじてパチリ。

     

     

     
     神明宮の大太鼓

     
     熊野宮の神輿

     
     外国人の担ぎ手もいました。


     知人から「福島復興支援の出店を開いているので来てね」と言われていたので、おまつり終了前にのぞきました。

     
     喜多方市や伊達市の方々が車で特産品を運び、小平の福島県人会の人たちとともに販売していました。

     
     喜多方の観光物産協会の会長さんがピースサイン。

     会長さんの前にある花豆や十種ミックスの豆などを買いましたが、花豆はあっさり味でホントに美味しかった!

    
     
     一閑張り(いっかんばり)という、かごに字入りの和紙を張りその上から柿渋を重ね塗りしたもの。

     こういう伝統工芸品好きです。

     
     右端のアケビのかごは6万円するのですが、無造作に並べてあるのがいいです。

     年に一度山で取れるアケビつるを軟かくし、地元のお母さんたちが手仕事で作ったかご。

     太さが同じでなく、個性的な編み方のかごでした。

     使うほどにあめ色の光沢が増す、高級なあけびかごです。

     もっとお話しを聞きたかったのですが、時間がなくて残念でした。

     また、来年来てくださいね。



     大忙しの市民まつりでツカレタ!

     けれど面白かった1日でした。






     

     




     
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京都ひとり旅(その3)ラコリーナ近江八幡そして二条城

2019-10-16 11:22:04 | 旅行

    ラコリーナのワクワク感

    建築家藤森照信さんの作品「草屋根」が近江八幡にあることを知り、ここを見たいと「ラコリーナ」に来ました。

    
    
    ここは和洋菓子のたねやグループの旗艦店「ラコリーナ」。

    「わぁ~」八幡山のふもとに広がる建物が目の前に現れ感動しました。

    山と一体化しています。

    以前、国分寺のギャラリー「丘の上APT」も藤森さんの作品だと知り、訪ねたことがあります。

    それは「トタンの家」で外壁はトタンの鱗張り、隣にはオーナーの自宅「チョコレートハウス」があり、

    何とも楽しく、ユニークな建物だったのを憶えています。


    

    こちらは通路で、芝生の屋根からは常にぽたぽたと水が落ちていました。

    スプリンクラーが設置されているのでしょうね。

    この奥のドアを開けると、お菓子のテーマパークのような世界が広がっています。

    メインショップでは「クラブハリエ」のバームクーヘンを焼くいい匂いが漂っていました。。

    ここだけの焼きたてのバームクーヘンが2階のカフェで食べられます。

    いつも行列で何十分待ちだそうですが、この日は5分待ち位で入れました。

    やわらかで、しっとりとしたバームクーヘンでしたが、飲み物とセットで1,000円は観光地値段?

    それにしても八幡堀からバスで5分位なのに、この人の多さは何?

    駐車場には大型バスが何台も止まっていたので、団体客が多いのでしょう。

    年間300万人の来客とどこかに書いてあったのでビックリ!

    

    

    メインショップの建物内側を出ると、栗の木100本以上を使ったカステラショップとカフェ。

    おしゃれなフードコートやガレージのおみやげショップがあります。

    そこには全体を見渡せる渡り廊下のような、居心地いい空間が続いています。

    左に見える、ストライプの鉢状のものはくず入れですよ。


    

    

    遊び心ある藤森さんらしいオブジェ(?)が本当に可愛い。

    頭にチョンチョンとでているのは確か松の木の赤ちゃんでした。

    ジブリの世界に迷い込んだようでしたよ。


    
    回廊の端から見た全体、左端がカステラショップですが丘のように見えますね。

    スタッフの方が草刈りをしていました。

    田んぼもあるらしい。

    維持管理がどんなに大変なことでしょうね。


    
    隣接するたねや本社の建物もユニークです。

    美味しいお菓子だけではこんなに人は来ないでしょう。

    人と自然との共生を目指す建築物と呼応することで、人が集まるのでしょうね。

    
    近江八幡は魅力的な街でした。



    二条城は修学旅行生でいっぱい!

    これまで10回近く京都へ行っているのに、二条城は前を通るだけでしたので3日目は朝一番で二条城へ。

    
    豪華絢爛の唐門、2013年の修復工事で往時の姿がよみがえったそうです。


    
    二の丸御殿(国宝)のうぐいす張りの廊下を歩きながら見て歩きました。
  
    大政奉還が表明された大広間の一の間、二の間の造り、狩野探幽の障壁画が素晴らしかったです。

    四の間の有名な「松鷹図」はやはり迫力ありました。


    
    二の丸庭園

    
    東橋から見た内堀

    

    
    天守閣跡から見下ろした景色

    
    清流園では樹木の手入れ中でした。


    
    「あれっ」と目に入ったのが、「被爆アオギリ」の木。

    広島の平和記念公園内に生息するアオギリの子孫で、小平市役所の入口近くにも植えられているのです。

    4年前に広島市長が小平にいらして、植樹のセレモニーを取材しました。

    核兵器の廃絶と世界の平和を願い、全国各地に植えられているようです。

    世界遺産二条城のアオギリはやはり立派です。

    小平のアオギリは丈はあるのですが、葉っぱがショボショボ(今日見てきました)(笑)。

    二条城は見学者がドンドン増えてきて二の丸御殿はラッシュ並み。

    修学旅行生や団体客、外国人であふれていたけれど、庭園などはゆっくり見られました。



    その後、錦市場へ

    
    

    錦小路出身の日本画家、伊藤若冲の絵が入口に存在感を放っていました。

    若冲の家は錦市場を代表する青物問屋だったそうです。

    
    錦小路に入った時はこんなにガランとしていて拍子抜けしました。

    が、お昼近くになるとここもまた、人が湧いてくるようでした。

    生麩と乾燥湯葉などを買って錦市場とバイバイ。


    お昼は急にお寿司が食べたくなって、京都大丸地下の一番奥にカウンターだけの小さなお店を見つけました。

    地元の買い物客が来るような店で、ここがまた、当たり!で美味しかった。


    京都駅へ戻り、2時過ぎの新幹線まで時間があったので、ホテル近くの辻利のカフェで一休み。

    抹茶ソフトを最後に、2泊3日の京都、近江八幡のきまま旅はおしまいでした。



    お付き合いいただき、ありがとうございました!







    


    
    

    

    

    

    

    
    
    



    


    

    

    
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京都一人旅(その2)近江八幡へ

2019-10-15 11:42:42 | 旅行


    甚大な被害の爪痕を残した台風19号。

    皆さまの街は大丈夫でしたか。

    千曲川が氾濫し、泥水の中にリンゴがいくつも浮いている映像を見ました。

    昨年も長野に行き、千曲川のほとりにリンゴ畑が続く風景が素晴らしかったのに無残です。

    家が流され、車も、家財道具もひっくり返っている映像が東日本大震災と重なり、目を覆います。

    福島の犠牲者が多いのが哀しいです。

    失われたものの大きさは計り知れませんが、日常の暮らしが少しでも早く戻りますよう祈るばかりです。



    こんな時に小さな旅のレポートを記すのは気が引けることですが、前回の続きですので書かせていただきますね。


    近江商人の街を歩く・・・
    
    私はローカル線に乗るのが好きで、今回は混雑する京都を避けて近江八幡まで行ってきました。

    京都駅から40分足らず、駅前の人もまばらでほっとします。

    私にとって初の滋賀県です。


    

    落ち着いた街並み、バスを降りると聞かなくても道を教えてくれる親切な人々。

    まず、近江八幡市立の資料館と旧西川家住宅(重要文化財)を訪ねました。

    
    

    屋号を「大文字屋」と称する西川家は蚊帳や畳表などを扱って財をなし、この地を代表する近江商人だったそうです。

    

    

    帳場や台所に当時の商家の暮らしが偲ばれます。

    近江商人はここ八幡と近くの湖東(五個荘)、日野が発祥とされています。

    中でも八幡商人は最も早くから活躍した人たちで、朱印船貿易商として今のベトナムやタイと交易していたとか。

    江戸城が築かれる頃には中心地の日本橋通りで、八幡商人の大店が軒を連ねていたそうです。

    高島屋も近江商人の流れを汲む企業です。

    最初は天秤棒一本の行商からスタートし、革新的な商法と不屈の精神で日本全域に出店を広げていった人たち。

    「三方よし」という言葉を聞きますが、これは近江商人が培ってきた商いの精神で、

    「売り手によし」「買い手によし」そして「世間によし」が「三方よし」ということ。

    「世間によし」は現代の企業のCSRにつながるような気がします。


    この旧西川家住宅の見学者は私一人でした。

    が、近江八幡観光の目玉、八幡堀にはそこそこの観光客で賑わっていました。

    
    時代劇のロケにも出てくるという風景、風情があります。

    豊臣秀次が八幡山城築城とともに八幡堀を掘削し、八幡を湖上交通の要衝にしたのだそうです。

    
    八幡堀めぐりの舟もゆったりと進みます。


    
    これ何だかわかりますか?

    「かわらミュージアム」に続く瓦の道です。とてもモダンです。

    入口には瓦を重ねたこんなオブジェがありました。

     
     
    掘割が造られた後これを利用して、瓦の製造が栄えたそうです。

    建物も周辺の景観と調和した、しっとりとした雰囲気でしたが、ここもこの時入場者は私一人の貸切でした。


     
     かわらミュージアムから堀沿いの石畳に下りたところ。

     一瞬、時が止まったような風景でした。


     
     カフェで出会った地元愛のオーナー

     
     八幡堀沿いにぶらぶら歩き、名物の赤こんにゃくやでっちようかんをおみやげに買いました。

     次に池田町洋風住宅街に行きたかったのですが、歩き疲れて、お腹もすいて・・・

     偶然入ったカフェYAMAYA。

     
     ご夫婦二人で営んでいる地元のお店らしい。

     ランチタイムを少し過ぎていたので、ここもお客は私一人でした。

     近江牛のカレーが自慢のようですが、カレーは前々日に家で作ったので、牛丼を注文。
     (食事メニューはカレー数種と牛丼だけだったのです)

     
      写真を撮り忘れたとご主人に言ったら、壁に貼ってあったチラシを外し、くださったのです。

      この牛丼が今まで食べた牛丼の中で最高でした。

      脂身のない肉が柔らかく、また味付けがあっさりしているのにコクがあって。

      ご主人にそういうと「近江牛だもの、うちはもと肉屋でね。コメも地元産の新米だよ」と。

      
      
      この方がYAMAYAのご主人、生粋の近江八幡人です。

      話によるとこのオーナーの先祖(といっても明治初期)の兄弟が近江牛を初めて浅草へ運び、

      牛肉の販売と牛鍋店を始めたのだそうです。

      その店「米久」は牛鍋を流行らせ、東京に26店舗も持つ屈指の豪商となった家系。

      このオーナーさんも近江商人の末裔だったのです。

      貴重な冊子を戴きました。

      
      
      オーナーも言っていましたが、この冊子によると近江牛を陸送で17日位かけて東京へ運んだ時。

      商いを終えて道中箱根の山中で、山賊から身包みはがされそうになった。

      その時居合わせた、あの街道一の大親分、清水次郎長が助けてくれたとか。

      その後は次郎長と義兄弟の盃を交わしたというエピソードが伝わっているそうです。

      
      地元のことに詳しいオーナーは、乗ってきた近江鉄道バスは西武鉄道の傘下で、

      創始者の堤康次郎氏も近江商人なのだと教えてくれました。

      どうりで、ライオンズカラーのラインが入っていて、西武バスとそっくりでした。

      いろいろな発見があって、地元の方の話が聞けてラッキーでした。

      ビートルズ大好きなオーナーとの出会いに感謝!

      美味しい牛丼、また食べに行きたい!



      池田町洋風住宅街はすぐ近くとオーナーに聞き、言ってみました。


      
      青い目の近江商人と言われた建築家ヴォーリズが大正時代に建てた洋館。

      
      
      
           
      時代を経た赤レンガの塀が何ともいえない、イイ味を出していました。

      
      持ち主が変わって、売りに出してもすぐ売れるのだと、YAMAYAさんが話していました。


      
      バス停へ行く途中で出合った近江八幡小学校。

      
      この街には丸い赤ポストが似合いますね。



      このあと、「ラコリーナ」に向かったのですが、長くなりましたのでまた、次回に。

      ここまで読んでくださってありがとうございました!







      

      
      

      




     



    


    
    

    

    

    

      
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京都ひとり旅(その1)南禅寺から法然院へ

2019-10-12 12:16:22 | 旅行

      久しぶりのブログ更新です。

      オリパラ市民プロジェクトの新聞作りで、取材や原稿書きに追われていました。

      そして入稿を終えた翌日(10月2日~4日)から3年ぶりに京都へ出かけました。

      午後1時半頃、新幹線のぞみで京都駅着。

   
      駅前のホテルに荷物を預け、バスで南禅寺へ向かいます。

      バス乗り場で待っている時、順番を譲ってくれた外国人男性。

      お礼を言って、どこから来たのか尋ねると応えずに、被っていたキャップのツバを見せます。

      そこには「Ireland」と刺繍されていて、思わず「あ~ぁ」と笑ってしまいました。

      この日の4日前にラグビーで日本に予想外の敗戦、悔しくて言葉に出したくなかったのでしょうね。

      悪いことを聞いてしまいましたが、自国の応援のために一人で、初来日したそう。

      このようなラグビー観戦来日も含め、京都駅周辺は外国人がいっぱい。


      重厚、壮大な南禅寺

      
      

      初めての南禅寺、日本の禅寺の中で最も格式高く、京都五山の上におかれる別格のお寺です。

      壮大な三門がそれを示していて圧倒されます。

      
      
      500円を納めると2階に上がれるので、上ってみました。

      
      急な階段を上ると、修学旅行生が数人いました。

      歌舞伎(「楼門五三の桐」)の中で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな~」と見得をきったという場所です。

      その周りの風景がこちら。

      紅葉の時期はどんなに美しいことでしょうね。

      でもその頃は大混雑なのでしょう。


      
      

      


      三門前の石灯篭は6mもある、日本最大級の大きさだとか。

      


      三門から法堂に向かい、お参りすると、近くにありました水路閣が。

      これも見たくて南禅寺を訪れたのです。

      
      古刹の境内の中にローマの水道橋のようなレンガ建築。

      明治20年(1887年)から1年間を費やして建設された琵琶湖疎水のひとつです。

      時を経たレンガの色と樹々がマッチして、本当にいい雰囲気。

      この時、いた観光客は2,3人ほど。

      

      
      

      若いカップルがアーチの中でポーズをとって、写真を撮っていました。

      どこにもないような絶好の撮影スポットです。

      水路閣は長さ約93.2メートル、幅約4メートル、水路幅約2.4メートルで今も毎秒2トンの水が流れているそう。

      この巨大な建設を100年以上も前に、南禅寺境内に完成させた京都の人たちって凄いですね~。

      改めて京都の奥深い魅力に触れた心地でした。

      
      苔むした南禅寺の境内に咲く彼岸花。

      我が家にしょぼんと咲く彼岸花と違って風雅ですね。



      
      哲学の道を歩いて法然院へ

      
      京都の観光地は着物姿の女性が多いです。

      この写真の方々は違うと思いますが、中国、台湾からの若い女性が目立ちました。

      レンタルで着せてもらい、SNSにアップするのでしょうね。

      蒸し暑い京都なのに感心します。可愛いです。

    
      永観堂を通り、ようやく哲学の道の入口にたどりつきました。

      
      哲学者、西田幾多郎やその弟子三木清などが思索にふけりながら歩いていたので「哲学の道」と名付けられました。

      水曜のこの日は静かで、たまに行きかうのは外国人ばかり。

      ホントに9割が外国人観光客です。

      
      鴨が仲良く泳いでいたり・・・

      
      古い石碑が残っていたり・・・

      

      
      芙蓉の花や白い彼岸花がこの道に似合っていました。


      暑くて、歩き疲れて、小さなカフェで一休み。

      冷たいゆず茶が美味しかったこと!

      ここも10人位のお客さんすべてが外国人でしたよ。

      私が外国に来た気分でした。


      哲学の道を右折し、住宅街の坂を上ると「ゴーン、ゴーン」と山の方から鐘の音。

      周りには人の姿もなく、山里に来たような鄙びた雰囲気に浸りました。

      
      
      法然院の参道の奥に茅葺の山門が見えました。


      
      もう4時過ぎ、山門は無情にも閉まっていました。

      がっかりして、横の道を下っていくと・・・

      
      右に曲がる道があり、辿っていくと・・・

      まぁ、裏側がオープンになっていて、自由に入れたのです。ラッキー!


      やはり外国の女性が一人、お堂の前に座って、何か読んでいました。

      
      
      
      山門を内側から見たところ。

      両側には白砂を盛った上に模様が描かれている白砂壇(びゃくさだん)があり、

      この間を通ると清められるのだそうです。

      
      野趣あふれる境内、紅葉の頃はどんなにステキでしょうか。


      
      観音様にお参りして、わずかな時間でしたが本当に来てよかった。

      墓地には谷崎潤一郎や河上肇のお墓があるそうです。


      
      こんなところにもおもてなしのセンスが窺えます。




      京料理で1日の締めくくり

      バスで京都駅に戻るとお腹ペコペコ。

      新幹線の中でサンドイッチを2個食べてから何も食べていなかったのです。


      駅地下で3年前に入った店を見つけました。

      
      
      生麩の田楽(手前)が食べたくて、始まったばかりの松茸土瓶蒸し付きの京御膳を頂きました。

      松茸は薄っぺらなもの1枚しか入っていませんでしたけど(庶民価格だから当たり前ですが)

      そういえば3年前も同じものを食べたのです。

      入りやすい店ってありますよね。

      14,000歩位歩いてぐったりした身に、京料理の薄味がやさしく沁みました。


      
      京都タワーのすぐ近くのホテルに泊まりましたが、駅もバスターミナルも地下街もすぐそばという

      アクセス抜群の場所で便利さこの上なしでした。




      


      



      

      

      

     
      

      

      


      

      

      

      



      

      


      
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