『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

ガスミュージアムのレトロなガス器具たち

2021-01-31 14:50:50 | まち歩き

ガス灯館2階の「渋沢栄一とガス事業」展をみた後は、1階常設展と別棟の「くらし館」を見学しました。

    
    明治時代のガス灯の実物が展示されています。

    
    ガス灯の点灯、消灯に従事した点消方の法被と持ち物。
    
    夜になると約50本のガス灯を1時間くらいでつけて回り、朝が来ると消していったそうです。
    暗闇の街の安全を支えていたのですね。

    
    今だとアンティークでおしゃれな灯りです。
    
    これは鹿鳴館で使われた舶来のランプ。


11時からはガス点灯の実演がありました。

    
    右側は花ガス。今のネオンサインのように芝居小屋の看板にも使われたらしいです。

    
    電灯の明るさの実演。右がエジソンの白熱電球、左がLED、明るさが違いました。

    

くらし館には昔のガス器具がたくさん展示してありました。

    
    入口正面にガスストーブ、明治時代に輸入された英国製。ステキですね。

    
    ガスの冷蔵庫ってあったのですね。

    
    ガスの食パン焼き機、一度に4枚焼けるなんて便利です。

    
    カニ型のストーブ。使うと真ん中が赤くなってカニの甲羅のようだったそうです。

    
    ガスコーヒー沸器。これは昭和の戦前のもの。


    
    昭和10年代の台所。木の道具が清々しいです。

    
    長野オリンピックの聖火台。実物の5分の1サイズ、天然ガスの炎だったとか。


    
    2階にはガスオルガン。ストラスブールのガス博物館に保存されているガスオルガンをもとに昭和62年に復元製作された。
    鍵盤をおすとガラス管の中の炎が変化して、柔らかい音を出す仕組みだとか。聞いてみたい。


    
    

ノスタルジーに浸って、外に出ると裸灯のガス灯が。日本でここにしかないそうです。

    

赤レンガのくらし館とガス灯、マッチしていいですね。

近くにこんな場所があること(しかも無料で)、再認識しました。

    
    

    

    


    
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ガスミュージアムの「渋沢栄一とガス事業」企画展へ

2021-01-27 22:04:24 | 講演会・催し

ボランティアのグループラインから情報を得て、我が家から徒歩12,3分のガスミュージアムへ行ってきました。

       

新青梅街道沿いの赤レンガが美しいガスミュージアムで「渋沢栄一とガス事業」-『公益追求』実践の軌跡ーが開催中です。

       

渋沢栄一といえば、2月14日から始まる大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公ですし、次の1万円札の顔でもありますね。

       

日本の資本主義の父と称される渋沢栄一は東京のガス事業も主導して、東京ガスの初代社長だったのですね。

2階の企画展は撮影禁止でしたので、上の写真は1階の展示室で撮ったものです。

1867年のパリ万博使節団として訪れたパリのコンコルド広場でガス燈に出合ってから、「商いを明るく」「都市の経済を力強く」
「暮らしを豊かに」することにいかに力を注いできたか、が分かる写真や資料や錦絵、ガス器具などが展示されていました。

私の知り合いのトルコ研究家の渋沢幸子さんは渋沢一族の「東の家」出身。

渋沢栄一はその近くの「中の家」出身で、栄一のお父さんは「東の家」から養子にきた人だとか。

今年の年賀状に渋沢幸子さんは「今年の大河ドラマには私の先祖が続々出てくるので、楽しみ」と書いてありました。

幸子さんのお兄さまは作家の澁澤龍彦、以前読んだ幸子さんの本に「兄が生まれてほどなく、両親が深谷の渋沢栄一邸に
招かれて伺ったところ、子爵の隣で兄がオシッコをして母が慌てた」という記述があります。

そうして、渋沢さんのブログを拝見していて驚きました。

幸子さんの母方の祖父である磯部保次という方は、明治の終わりころ千代田瓦斯を設立し、後に東京瓦斯の常務となったのだそうです。

衆議院議員や多数の会社の重役も務めた凄い方です。

幸子さんは渋沢栄一と祖父とは接触があり、結構親しかったのではないだろうか?と書いています。
そして、さらに「父母の仲人、実業家の尾高豊作は渋沢栄一の従兄であり師であった尾高惇忠の孫であることから、
磯部保次が栄一に『娘の結婚相手に渋沢家に良い人はいませんか』と相談して、尾高豊作を紹介し、同郷の親戚である父を推薦した
と考えるのが自然な流れのような気がします」とも書いています。

ガスの歴史から、改めて渋沢幸子さんの華麗な家系に驚かされました。

ちなみに大河では尾高惇忠(幸子さんの高祖父の甥)を田辺誠一が演じるそうです。

私も「晴天を衝け」が始まるのが大いに楽しみ、ワクワクしてきました。

企画展は 3月28日(日)までですからどうぞお出かけください。


1階のガス灯などの常設やくらし館の方も昔のガス器具が面白いので、次回にレポートしますね。




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神明宮のどんど焼き

2021-01-17 22:06:33 | まち歩き
     
   今日は小平神明宮のどんど焼きの日でした。

   毎年小正月近くの日曜日に実施されています。

   

   4日に初詣に行った時、昨年の破魔矢を納めてきました。

   ので、今日は門扉のお正月飾りを持って行きました。

   境内に隣接する神明幼稚園の園庭にやぐらが作られ、夥しい数の飾り物などが。

   今年のどんど焼きは一般の参加はできないようでしたが、
   歳神様をお見送りし、1年間の災いを払うというこの火祭り行事。

   空高く燃え上がる火を見たかったですね。

   きっとみなさんが新型コロナの収束を祈ったと思います。



   

   
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カマキリの卵

2021-01-11 22:07:22 | 身辺雑記

    友人のAさんが家の敷地にカマキリの卵を見つけました。

    

    

    カマキリはこんな枝に卵を産みつけるのですね。

    秋にはコスモスがたくさん咲いていた場所です。

    「高いところに産むとその年は雪が多いと子どもの頃から聞いていたけど」
    とAさんが言うので、調べてみました。

    スポンジのようなものは卵鞘(らんしょう)といって、この中に卵が数百個も
    入っているのだそうです。

    Aさんの言ったこと、本当でした。

    カマキリの卵でその年の積雪量を予想できるのだそうです。

    カマキリの種類にもよりますが、地上から50~250㎝の高さの所に産むとか。

    高い場所に卵を産めば大雪になることが、言い伝えだけでなく観察や研究で
    証明されているそうですよ。

    すごいですね~! 

    カマキリの予知能力。

    とすると、昨今の冬の北陸の豪雪、カマキリはすごく高い場所に
    産卵したのでしょうね。

    明日はこちらでも雪との予想がでていますが、今年はどうでしょうか。

    この卵が鳥に食べられないよう、春には無事に孵化できますように!




    

    

    

    

    

    

    
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近くへ富士山を見に行く

2021-01-05 11:55:27 | まち歩き

     1月2日も快晴。

     富士山が見える近場へ行こうと、1昨年まで行っていた富士見市へ行きました。

     荒川沿いの土手の風景が懐かしく、上がると真っ青な空が広がっていました。

     
     たまに行きかうのはサイクリングの人たちだけ。

     そっとマスクをはずして深呼吸。

     本当に心身ともにリフレッシュしました。

     
     西に富士山(冠雪の富士が空と同化していますが)。


     
     東にスカイツリーも見えます。分かりますか?

     
     土手の下はゴルフ場。

     初ゴルフを楽しむ人たち。

     このゴルフ場で何度かプレーしたことがある夫が羨ましがっていました。




     
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