『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

「日本人・外国人(留学生)が地域でともに仲良く暮らすために」シンポジウム 12/9開催

2018-11-30 01:06:35 | 講演会・催し

          
           12月9日(日)に東京TAMAタウン誌会と(公財)東京市町村自治調査会多摩交流センターとの共催でシンポジウムが開かれます。

           東京TAMAタウン誌会は多摩地域で長年にわたり、タウン誌(紙)を発行している地域メディアのグループです。

           府中にある(公財)東京市町村自治調査会多摩交流センターと連携して、これまで約25年にわたり「多摩いきいき商店街」や「多摩セカンドライフ大満足事典」

           などの冊子発行やさまざまなイベントを開催してきました。

           「多摩大好き人間」たちがひたすら多摩地域にフォーカスし、その活性化を願って活動しています。




           この3年間は多摩にある大学と地域との関わりをテーマに、1年目はその調査報告書を作成し、2年目は大学と市民団体の連携を考えるシンポジウムを開催。

           3年目の今回は「多文化共生時代の国際交流」をテーマに亜細亜大学の前学長、栗田充治さんの基調講演、留学生の体験談、

           そして後半は参加者とともにフランクに話し合います。




                   


           
                       
                  日時    12月9日(日) 午後1時~5時
                  会場    多摩交流センター(京王線府中駅下車徒歩2分)  参加費  無料 
                  全体統括  前亜細亜大学学長  栗田充治さん

                  第1部 基調講演  「多文化共生時代の国際交流」 栗田充治さん
                              (亜細亜大学関連の事例発表を含む)

                  第2部 事例発表「地域共生を実践する」
                     1 「地域国際交流―まほうのランプー」(国立市)
                       代表 新井由利子さん
                       グラモフ・ディルショドさん(一橋大学留学生会会長、ウズベキスタン)
                       佐々木聖弥さん(国際交流会館フロアリーダー、一橋大学)
                     2 「地域参加を通して得たもの」アブドラヒモヴァ・ディオラさん(法政大学大学院、ウズベキスタン、小平市在住)
                     3 「ベルギーでの地域共生の体験を語る」
                       渡邉大雅さん、夏井陸さん(ともに一橋大)

                  第3部 交流会
                      グループに分かれて、参加者で話し合い、代表者が発表
                      まとめ 前亜細亜大学学長  栗田充治さん




            

           多くの留学生を派遣し、また受け入れてきた亜細亜大前学長の栗田先生は20年前に亜細亜大学ボランティアセンターを立ち上げた方でもあります。

           初めてお会いした時、学長といういかめしいイメージは全くなく、笑みをたたえた本当に気さくな方でした。

           長年にわたる豊富なご経験の中から、「多文化共生時代の国際交流」について話してくださいます。

    
           事例発表の一人、小平在住のディヨラさんは日本在住3年足らずなのに、まるで母国語のように日本語を話すチャーミングな女性です。

           小平国際交流協会のイベントに積極的に参加するばかりでなく、さまざまな分野の地域の人々と交流しています。

 
           若い学生さんたちからどんな話が飛び出すのかも楽しみです。


     
           これからの日本は外国人なしでは社会が存続できないという状況になっています。

           お互いに違いを認め、受け入れ、より良い地域社会をつくっていくためには今、どうすればいいのか。

       
           そのヒントを与えてくれるシンポジウムになると思います。

        
           関心のある方はぜひぜひ、気軽に参加してくださいね。
           硬いシンポジウムではなく、和気あいあいとした雰囲気で、第3部はもぐもぐタイムの話し合いですので。
           どうぞよろしくお願いいたします。



           参加申込はこちらでも受け付けています。
           maka356@yahoo.co.jp 松永まで





           昨年11月には多摩地域の大学の先生と学生さんが一緒に発表するシンポジウムを開催しました。

           その報告書がこちらです。

            






            





           

           
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季粋でランチして平林寺へ

2018-11-26 23:11:00 | まち歩き


       懐石料理 季粋のランチが無性に食べたくなって新座(といってもひばりヶ丘駅から徒歩7分)へ車で向かいました。

       ランチの時間は混みますが、この日は1時半近くでしたので空いていました。

       オーナーご夫妻も変わらず元気に頑張っています。



              

       夫が頼んだ「日替わり刺身膳」、この日はサンマ、ブリなどとびきり新鮮なお刺身で、美味しいです。

       天ぷらに豆乳茶碗蒸し、胡麻豆腐などもついています。

     
              
       
       私は「豚の角煮の豆乳グラタン膳」、とろりとした豆乳ソースに柔らかい角煮が入っていて、やさしい味です。

       刺身に唐揚げ風のもの、豆乳茶碗蒸し、胡麻豆腐まであるんですよ。

       食後にはプリンなど手作りの小さなデザートもついて、上の写真両方とも税込みで1050円なんです。

       ランチメニューは1050円から1500円まで14種類のお膳がありますので、ホームページを覗いてくださいね。

       

       季粋 http://www.kisui.org/




       さて、空は快晴、昨年と同様に季粋から車で15分位の平林寺へ。


               

       平林寺は臨済宗の禅寺、創建は南北朝時代に遡るという名刹です。

       この重厚な茅葺屋根の総門からして、禅修行の専門道場の雰囲気を醸し出しています。


               


       参道から見た山門、昨年は入口を入ってすぐに真っ赤に染まったもみじに歓声を上げたものでしたが、今年は「あれれ…」。

       ほとんど紅葉していない。

       「早過ぎた」と後悔。この日は11月21日。

       あとで調べたら昨年は11月29日に来ていたのです。


       とたんにモチベーションダウン。


       昨年はどこを見ても紅葉と黄葉に彩られ、その美しさに酔うようでした。


       今年は所々は紅葉してはいるのですが、こんな風です。


               
               
       1本のもみじに紅葉に緑と黄が入り混じり、中には紅葉が枯れかかっているのも見られました。


       ヘンなたとえですが、まるでミュージシャンが髪の毛をまだらに染めたような感じ…に思えました。


               

       放生池には変わらず鯉たちがいっぱい泳いでいました。



               


               

               
               

     
               


       もみじ山まで歩くとこんもりと紅葉していました。


       ちなみに昨年の紅葉はこんな色でした。

                              

                              

       この日から5日経ちましたが、まだこんな色にはなってないでしょうね。

       この秋は気温が高いですものね。

       それに台風が何回も襲来した異常気象。

       あちこちに紅葉狩りに行った人たちが言ってました。

       「今年の紅葉はきれいじゃない」と。

       でもそれは木々のせいではありませんし、台風にも精一杯踏ん張ってきたのでしょう。


       去年は紅葉の当たり年だったのでしょうね。




               


       こんな風景は平林寺ならでは。

       人が少なくて、静かな散策を楽しめました。


       やはり平林寺はいつ来ても安らぎを与えてくれます。









       

                


     


    
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地域学研究の先駆的試み『小平学・まちづくり研究のフロンティア』出版

2018-11-22 22:02:35 | 街あれこれ


          小平市にある白梅学園大学に2016年末に設立された「白梅学園大学小平学・まちづくり研究所」(山路憲夫所長)から『小平学・まちづくり研究のフロンティア』が出版されました。

          「小平という地域に絞り、地域にどんな特徴や課題があるのか、学問的に多角的に総合的に、小平という地域に関わる問題を分析することで、小平という地域が抱える課題の解決につなげたり、

          まちづくりの提言につなげていきたい」と立ち上げられたのが「白梅学園大学小平学・まちづくり研究所」。


          その研究所が開催した6回の研究会、2回の市民向け公開シンポジウムの取り組みの成果をまとめたものがこの叢書です。

          11月8日には白梅学園大学で出版記念会が開かれました。



                     
                      論創社 発行  四六判312ページ 定価(本体2500円+税)(Amazonで買えます)


          小平の歴史と伝統、生活と文化、自然と環境、住民活動とまちづくり、医療や介護・福祉という柱でその専門分野の16名の方々が執筆しています。

          
         「小平市の地域包括ケアの現状と課題」「小平市の図書館活動」「玉川上水の過去・現在・未来」などこれまで知ってるつもりになっていたことが、詳細に、深く掘り下げられ、

          気軽に「まちづくり」と発していたことと、「小平学・まちづくり」との相違が明らかになる書物です。

          長年住んでいても知らなかったわが街へのさまざまな気づきや課題。

          超少子高齢化を乗り切るために、「総合知としてのまちづくり」を柱に据えた、地域支えあいの仕組み作りが必要なことを示唆してくれます。



          白梅学園大学小松隆二理事長の長年の小平学への思いと、同大学で地域連携を進めてきた山路所長の熱意が合わさって生まれた「白梅学園大学小平学・まちづくり研究所」。

          市民活動が活発な小平で、今後どのような市民協働の取り組みがみられるか楽しみです。


          




          

          

          
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フジコ・ヘミングと金子由香利

2018-11-17 21:43:15 | キラリ人



             久しぶりに心震える映画に出合いました。

             「フジコ・ヘミングの時間」です。

             今年の6月に公開された映画で、絶対見に行くと決めていましたのに、6月は海外旅行してその後風邪をひき映画のことは忘却の彼方へ。

             ところが、先日NHKのアーカイブスで1999年放送のフジコ・ヘミングのドキュメント番組が放送され、当時それを見てフジコさんの個性に惹かれ、関心を持ったものです。

             そこで映画のことを思い出し、ネットで調べていたらラッキーなことに今も上映している映画館があったのです。

             有楽町のイトシアプラザにある「ヒューマントラストシネマ有楽町」にNHK放映日の翌々日に、はやる心で出かけました。


                     


             フジコさんはそのNHKの番組で60代でメジャーになり、世界中からオファーがくるピアニストです。

             私は上野の東京文化会館の最前列でフジコさんのコンサートを聴いたことがあります。

             このドキュメンタリー映画はワールドツアーで世界を巡って演奏する姿や、自宅で愛する猫に囲まれて過ごす時間など、公私にわたるフジコさんの素顔に密着。

             ピアノの前で煙草をくゆらせたり、街中を歩き通りの募金箱にコインを入れる姿、パリやアメリカ、京都の自宅のアンティークなインテリア。

             そして全編に流れる「月の光」や「ため息」などのピアノ曲。

             とりわけラストの東京オペラシティで弾いた「ラ・カンパネラ」は圧巻。胸が熱くなりました。

             「私は『ラ・カンパネラ』を死にもの狂いで弾いているの。ほかの人が弾くものとは違う。間違うこともあるけれど、機械のように弾いたってつまらないじゃない」

             こんなことが言えるって凄い。

             この曲はフジコさんの人生そのもの、魂の発露のように聴こえます。


             

             日本人ピアニストの母とロシア系スウェーデン人のデザイナーである父との間に生まれたフジコさんは子どもの頃父親と離別。

             ピアノ教師であった母から厳しいレッスンを受け、ピアニストとなり海外での大事なリサイタルの前に聴力を失うという不運。

             私はどういう訳か、大ファンであるシャンソン歌手金子由香利と重ね合わせて、映画を見ている自分に気づきました。


             由香利さんも50代の頃、NHKのスペシャル番組がきっかけで、世に知られるようになった歌手。

             「なんて素敵な人だろう」私はその番組を見て以来、歌と姿に魅せられ、銀座の銀巴里に聴きに行き、毎年パルコホールのリサイタルに通っていました。

             息子の子守歌はいつも由香利さんのシャンソン、抱っこしながら毎日聴いていたものです。


                      
                       コレクションしていたリサイタルのパンフレット写真より

             
             
             由香利さんは息子さんが小学3年の頃、大恋愛で結ばれたご主人を突然亡くしました。

             以来銀巴里のようなシャンソニエで歌いながら、息子を育てたのです。


             若い頃、苦難に見舞われても諦めず、自分の好きな道を地道に進み人生の後半以降に花開いた二人にはまだ共通点がいくつかありました。

                 ◆無国籍の貌・・・フジコさんはハーフだから当然ですが、由香利さんは生粋の日本人。でもどこの国の人といっても通じるような。
                          二人ともヨーロッパの街が似合います。

                 ◆独自のスタイル・・・ピアノとシャンソンの違いはありますが、誰にもマネできない、ぶれない音楽スタイルです。

                 ◆年齢不詳・・・フジコさんは80代半ばでしょう。二人とも公的に年齢を公開していません。由香利さんはネットに2010年に引退と書いてありました。
                         その直前までリサイタルに行っていましたので、淋しい限り。




             由香利さんがひそやかに歌う、「想い出のサントロペ」や「18才の彼」「再会」などはフランス映画のシーンが浮かんでくるようです。

             力強く歌い上げる「おゝ我が人生」には「苦しくても生きていこう」と励まされたものです。


             もう20年以上も前、吉祥寺東急のエスカレータで私の前にいたのが、なんと由香利さんでした。

             吉祥寺に住んでいるらしいことは知っていましたが、その時の私はびっくりして心臓が止まりそうでした。

             息子さんとエスカレータの上下でにこやかに話しながら、家庭用品売り場の階で消えて行ったのを記憶しています。


             今どうしていらっしゃるのでしょう。

             あの黒のドレスで歌う気品に満ちた姿をもう一度見たい。

     
             金子由香利とフジコ・ヘミングに出会えた私の人生に乾杯!

             帰宅して早速、フジコさんと由香利さんのCDを取り出して、今も聴いている単純な私です。



                       
                        イトシアプラザ入口のクリスマスツリー




            
             


                   

                                   
   

             

                      
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『AI vs 教科書が読めない子どもたち』山本七平賞授賞式

2018-11-10 22:16:13 | 講演会・催し
      

             



      今年話題を呼んだ本『AI vs 教科書が読めない子どもたち』の著者である新井紀子さん(国立情報学研究所教授)は私の長年の友Sさん(といっても大先輩)の娘さんです。

      エッセイストクラブ賞、大川出版賞など6つもの賞を獲得し、11月9日はPHP研究所主催の山本七平氏の業績を顕彰する学術賞「山本七平賞」の授賞式パーティーが帝国ホテルで開催されました。

      何と私たち夫婦もSさんからこのパーティーに招待されました。



             


      開会前の会場、すでにメディア関係者がスタンバイしていました。

      が、主役の新井紀子さんがこの日関西で仕事があり、会場へ向かう途中とかで授賞式に間に合わず、出版元の東洋経済新報社社長が代理で賞状と副賞(300万円)、腕時計などを受け取りました。

      このことからもいかに新井さんが多忙で、今年話題の人であったかがわかります。

      新聞、雑誌でも何回記事を読んだか覚えられないほどです。


             

      選考委員のお一人、養老孟司さんがご挨拶。

      最近読んだ、養老さんと南伸坊さんの対談集「老人の壁」は痛快でした。


             


      この後、ようやく新井さんが到着。

      待ちに待った会場内から拍手、拍手。


      「AIやロボットにより雇用の必要がなくなる時代、その危機をどう生き抜けばよいか。まずAIの可能性と限界を明らかにしたうえで、

      AIに欠けている『意味を理解しながら正確に読む』という能力が、中等・高等教育を受けた若者にもじつは欠けていることをエビデンスから示そうと

      精一杯取り組んだのが本書です」(受賞の言葉より抜粋)とにこやかにスピーチ。

      そして「自分が今日あるのは両親のお陰。今年二人とも傘寿を迎えました。エンジニアであった父からはものづくりの探求心を学び、

      母からは小さい時から本を読む楽しみを与えられました」といった両親への感謝を述べられました。

      本当にご両親のいい遺伝子をすべて引き継いだような方です。

      10年前、Sさんの古希の祝いの時にお目にかかった時よりもさらに輝きを増していました。

      Sさんご夫妻のとびきりの笑顔が印象的な夜でした。



             


      主催者からの花束贈呈で満面の笑顔が素晴らしかった!

      


      2時間余りの立ちっぱなしは少々辛かったけれど、ローストビーフやお寿司が美味しくて我慢できました(笑)。

      帰り際にSさんから心尽くしのバラを2輪づつ頂きました。
  
      帰宅して早速挿しました。

             





             
             

      


































































































     
              
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