12月8日(日)に東京TAMAタウン誌会と(公財)東京市町村自治調査会多摩交流センターとの共催でシンポジウムを開きます.
東京TAMAタウン誌会は多摩地域で長年にわたり、タウン誌(紙)を発行している地域メディアのグループです。
昨年は多文化共生時代の国際交流として、留学生たちから自身の地域交流について話してもらいました。
日本にきている留学生、また日本からベルギーの大学へ留学した学生たちから貴重な話が聞けて参加者から大変好評でした。
今年は多文化共生時代の国際交流(Ⅱ)として、多摩地域に暮らす外国の方々から仕事や子育て、教育について語ってもらいます。
日時 12月8日(日)13:00~17:00(受付開始12:40~)
会場 多摩交流センター(京王線府中駅下車徒歩2分)
参加費 無料
第1部 事例発表 4名の外国人が日本での体験と今、未来を語る
■畢煜 (ビ・リー)さん(中国出身・福生市在住)1976年生まれ
1997年来日 自身の留学体験を活かし日本語学校の運営に携わる。さらに日本と諸外国の架け橋となる人材を育成すべく
福生市に専門学校を設立。互いに理解、尊重し合える社会の実現目指して日々奮闘中。
■ディラフルズ・ウズコワ(Dilafruz Uzokova)さん(ウズベキスタン出身・小平在住)1991年生まれ
2014年留学のため来日 現在は2歳男児の母親。大学院研究科で日本の中世文学を研究中。
勉学、主婦、子育て、コンビニでパート勤務とフル回転の毎日。来年は博士課程へ進むことが目標。
■山田エリーザさん(ルーマニア出身・武蔵野市在住)1976年生まれ
日本文化に魅了され、独学で日本語を学び武蔵野市に移住。ルーマニア語の通訳・翻訳を手がけている。
ルーマニアに日本武蔵野センターがあるように、武蔵野市にもルーマニアに触れられる場所を作るのが夢。
■孫洛依(そん・らくい)さん(中国出身・世田谷区在住)1969年生まれ
上海の高校で英語教師を務めた後、1994年来日、子育てしながら、小学校で海外から来た子供たちに通訳し、
日本の小学校の生活になじめるよう応援。ビジネス英語の指導もした。日本の英語教育にも関心がある。
コーディネーター:西本晃二さん(元東京大学文学部長・現在吉祥寺村立雑学大学学長)
第2部 交流会
グループに分かれてお茶を飲みながら、発表者と参加者で話し合い、交流する場を設けます。
各グループで発表後、コーディネーターの西本さんがインタビューします。
発表のみなさんはとても日本語が上手で、どんな話が飛び出すのかとても楽しみです。
私たちが彼らから学ぶことが多々あると思います。
異文化の日本の中で彼らがどのように暮らしてきたか、私たちは外国の方々とどのように
より良い地域社会をつくっていけばいいのか?
発表者の一人、ウズベキスタンのディラフルズさんは小平在住で、まだ日本に住んで5年なのに母国語のように、
しかも美しい日本語を話す女性です。
アットホームな会ですので、関心ある方はぜひ参加してください!
申し込みはこちらでも受け付けています。
maka356@yahoo.co.jp 松永
昨年のシンポジウムまとめの冊子から抜粋です。