5月27日、「こだいら雨情うたまつり」の開催日です。
1時の開場と同時に、1時間以上前から並んで待ってくださったお客様が次々に入場されました。
お待たせてして申し訳ないことでした。
1番バッターは小平市少年少女合唱団を卒団した大学生の混声合唱。
「うさぎのダンス」など雨情の童謡をメドレーで楽しく聴かせてくれました。
若さ溢れるパフォーマンス、「星に願いを」もステキでした。
次はハーモニカ独奏の木村道子さん。
ン十年前に着た成人式の振袖をリフォームしたドレスで登場でした。
「しょうじょうじの狸ばやし」「青い眼の人形」、哀調を帯びた「船頭小唄」は胸にじーんときました。
介護施設などでボランティアをなさり、お年寄りと音楽の喜びを分かち合っています。
演奏後司会の河西美紀さんのインタビューを受けている写真です。
口笛世界チャンピオンの青柳呂武さん。
今春東京芸大を卒業し院生でもある、今注目の口笛奏者。
私は1昨年、生の演奏で「チャルダッシュ」を初めて聴き、魂が揺さぶられるような思いをしました。
ぜひ、雨情うたまつりで観客のみなさまに聴いてほしい・・・そんな願いがこの日実現したのです。
オペラ「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」、「チャルダッシュ」、彼の超絶技巧の演奏がステージと客席とをひとつにしました。
こんなにも音域広く、艶やかな音色で表現できるのかと、その高い芸術性に改めて感動しました。
その後は「シャボン玉」「七つの子」をアレンジして。
もう会場は「ブラボー」「アンコール」と嵐のような拍手、しばらく鳴りやみませんでした。
大ホールいっぱいのお客さま、ジェイコムさんのカメラが今年も撮影にきてくれました。
明日30日、午後5時(再放送10時)からの「デイリーニュース」でその模様が放映されます。
休憩後はまた雰囲気がガラリと変わって、天使が舞い降りたかのような真っ白な衣装の鈴木より子さん。
童謡歌手、声優として活躍中の方です。
「十五夜お月さん」「シンデレラメドレー」「ドレミのうた」など2人のコーラスも加わって華やかなステージ。
美しい歌声に酔いしれました。
ラストのふたつの団体は雨情うたまつりに欠かせない、象徴的な存在です。
おなじみの「小平青少年吹奏楽団」(写真を撮り忘れました)とスズキ・メソードの子どもたちのヴァイオリン演奏です。
3歳位の子どもたちが小さなヴァイオリンで「キラキラ星」を弾きながら登場すると、みなさんが笑顔になります。
朝からママに連れられやってきて、リハーサルして出番を待ちくたびれていた子どもたちです。
毎年見ていると、出演の子どもたちの成長がわかってうれしくなります。
何と最後列に口笛演奏した青柳呂武さんが今度はヴァイオリンを弾いているではありませんか!
(左端少し切れていますが)
そう、彼は5歳からスズキ・メソードの生徒だった、卒業生なのです。
フィナーレは実行委員のテノール歌手、山田大輔さんのリードでお客様も一緒に小平市歌と「故郷」を合唱しました。
今年も、いえ今年はことさら成功裡に終えられたことに、委員一同感謝感激でした。
この行事の時だけ会える知人も何人かいます。
アンケート用紙もびっくりするほどの数を回収しましたが、12回目の来場、つまり毎年きてくださっている方々も多いのです。
本当にありがとうございました。
スズキ・メソードのチビッ子たちが毎年募金活動してくれます。
中央共同募金会を通して災害被災地へ送られています。
すべての方々に感謝して・・・