『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

月下美人が咲きました

2022-09-25 12:10:47 | 身辺雑記

先週末の風雨にもめげず、月下美人が昨夜ようやく咲きました。

ずっと外に置いていましたが、木曜日から蕾が膨らみ始めましたので今日か明日かと開花を待っていたのです。


     

蕾もふっくらとしてきましたので急きょ家の中に入れ、久しぶりに一夜限りの花を楽しむことにしました。

午後8時頃から見頃になりました。

月下美人とはよく名付けたものですね。

名前の由来は昭和天皇が皇太子時代に台湾を訪問された時、この美しい花に目を留められ、当時の台湾駐在大使に名前を訊ねられたのだそうです。
すると大使はとっさに「月下の美人です」と答えて、以来「月下美人」と名付けられたとか。


純白で気高く、美しく、その濃厚な香とともに人を魅了します。



      


      

9時頃には全開になりました。

ジャスミンに似た香りが辺り中に漂っていました。

花言葉は「あでやかな美人」「はかない恋」「はかない美」など一夜限りに咲く、その儚さは日本人の感性にマッチしているのでは?


もう25年も前に夫がこの多肉植物の茎をひとつもらってきて、鉢に植えたものが大きくなり、最初に花をつけた時は興奮したものです。

それが1シーズンに数個咲いたり、咲かない年もあったり、咲いたのに外出していて気づかなくて、月下美人さんに謝ったり、そんな時代が続きました。

昨夜12時過ぎまではしぼむことなく、妖艶な花姿でしたのに、今朝はこの通り・・・


       


エネルギーが尽き果てたようにぐったりと。
潔いです。

まさに美人薄命ですね。



食べられる花であることは以前から知っていましたが、食べたことはなかったのです。
が、夫が調理法をチェックして、「作ってみよう!」と思い立って酢の物にしてくれました。

きゅうりを塩もみして、さっとゆで、きざんだ月下美人と合わせ、三杯酢をかけました。


        


ねばねば感がありますが、香りはなくあっさりとした食感でした。

憐れ、美人さんは思いもかけず私たちの口の中に納まってしまったのでした。















         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こだいら平和コンサートと平和美術展

2022-09-20 21:44:12 | 講演会・催し

      


ルネこだいら中ホールで開催された平和コンサートと展示室の平和美術展へ行ってきました。

「子どもたちに核兵器も原発もない地球を」との思いでもう今回で27回になるそうです。


コンサートは第1部にウクライナ出身のカテリーナ・グジーさんが出演。

5月に所沢ミューズで聴いたナターシャ・グジーさんの妹さんです。

お二人ともウクライナの歌姫として、民族楽器のヴァンドーラを奏でながら歌う活躍中の姉妹です。
美しい顔も声も似ています。

カテリーナさんはウクライナ民謡3曲とImagineを歌いました。
アンコール曲の「ふるさと」は戦禍のウクライナへの思いが伝わってきて、胸に迫るものがありました。
お母さんを日本に避難させた後の様子がテレビで紹介されていましたね。


第2部は合唱団どれみによる混声合唱「信じて生きる平和への道」。

「島人ぬ宝」「さとうきび畑」「いのちの歌」良かったです。

小学生の女の子たちも「勇気100%」「たからもの」などの歌を可愛く、元気よく歌ってくれました。

「遠い空の下で」「信じる」など私が知らない歌にも、配られた歌詞を読むと、皆さんの平和へのメッセージが伝わってきました。



展示室では「平和美術展」が開催中(9月22日まで)。


     


     


入口にウクライナの国旗の色に「NO WAR」と書かれていました。



      
      【テンペラ】『浦上天主堂台座』

以前取材した武藤挺一さんの絵が最初にありました。
3月に10日間にわたり長崎に画きに行かれたのだとか。
お元気のようでうれしくなりました。


      

      



      


      


油彩、水彩、パステル画、プロ、アマ問わずバラエティーに富んだ絵が楽しませてくれます。



      


立体の作品や書もありました。


      

      

      


ベトナムの子どもたちの写真です。
どこの国でも子どもたちの様子には心打たれます。
下の女の子は何か語りかけてくるように見えませんか。



平和な半日に感謝しました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月々に月見る月は多けれど・・・

2022-09-11 18:00:18 | 身辺雑記


         


昨夜は十五夜、美しい満月が見られましたね。

このところお天気が良くなかったので、お月さまを見上げることもなかったのですが、冴え冴えとどこか温かみある満月に癒されました。

 月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月 (詠み人知らず)

やはり仲秋の名月こそ、ですね。


そして今日は十六夜、明日は立待月その次は居待月、寝待月と続きます。
高校時代、古文の先生から習ったことを思い出します。

月を愛でる古人の風流さが伝わってきます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウクライナ避難民をポーランドで支援した学生たち

2022-09-10 10:20:51 | キラリ人

先月下旬のことになりますが、ポーランドでウクライナ避難民の方々へのボランティアをしてきた大学生たちの活動報告をZoomで見ました。

東京2020大会の都市ボランティアに登録していましたので、大会終了後もさまざまなボランティア募集や、Zoomでの手話講座、英会話、防災講座などの案内が届いています。
今回もそのひとつで、私は学生たちがどのように活動し、感じてきたかに関心がありました。

日本財団ボランティアセンターが全国から募集し、選抜した学生ボランティアを5月末から10月まで7回に渡りウクライナ隣国へ派遣しています。
1グループ15名、今回は6月から8月半ばまでに活動してきた、グループ1からグループ3の学生たちの報告でした。
上智大、日体大、立教大、神田外語大の学生たち4名がポーランドのプシェミシルを拠点に、主に避難民一時滞在施設で活動した約2週間の体験を話しました。

そこで避難民の子どもたちとの交流や施設の清掃、物資や備品の管理などを行いました。
与えられた仕事をやるのではなく、自分たちが何をできるのか自発性に任されていたそうです。

4人の学生さんの話より

  避難民の方々は2,3日の滞在が多いけれど、次の行き先が決まらず1~2か月滞在する人々もいた。

  避難民でありながら、ボランティアをしている18歳の女性の姿に感銘を受けた。

  体調不良になるまでボランティアを続ける他国の男性、誰かのために頑張ることの尊さを感じた。

  20年生きていた中で今回の体験は自分の中で最大のビッグイベントだった。
  世界は広い、行かなきゃ気づけないことが多い。

  仮設ベッドの上の老夫婦の姿、ビデオ通話で父親と話す子どもたちの姿が忘れられない。

  サッカーをしたり、鬼ごっこをしたり、子どもたちと楽しい思い出ができた。

  プシェミシル駅周辺のゴミ拾いをしたとき、支給品のペットボトルやスープカップの空容器などでゴミ箱が溢れていた。
  ゴミ収集が追いついていない現状があった。

  テレビ等で報道されないことなど、受け入れ国の支援情報発信のWEBサイトを立ち上げ中。



You Tube(https://www.youtube.com/watch?v=JeHEf50DRaE)では「これまでの人生でウクライナ語が話せないことがこんなに悲しかったことはない」と嘆く女子学生が印象的でした。

言葉が分かれば、もっともっとできる事があるのに、そんな気持ちが伝わってくるようでした。




話を聞いて、頼もしい若い力を感じました。
戦争という想像すらしなかった事態に家を離れ、家族バラバラになり、日常生活を奪われた人々の手助けをする。
この貴重な体験はきっとこれから行く道の道標となることでしょう。
将来世界で活躍する人材が出てくるのではと期待しています。



春にウクライナ支援のチャリティバザーを開いた時の寄付金を先月末、ようやくウクライナ大使館に持参しました。


      
      西麻布にあるウクライナ大使館


          
      大使館職員の方々







  

  



  
  



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする