『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

運動会の歌の想い出

2020-11-26 21:42:09 | 身辺雑記

   仕事部屋の整理をしていたら、友人から貰った小学校の「運動会の歌」の手書き歌詞がでてきました。

   以前、10人位で小学校の同期会をしていた頃、運動会の歌の話題になったことで送ってくれたものでしょう。

   校歌よりも皆「運動会の歌」の方をよく覚えているのです。

   運動会の練習の時や当日のみしか歌わなかったのに・・・

   歌詞を紹介しますね。

   1番
   金木犀の強い香に 喜びなごむ顔と顔
   ああ 紺碧の空高く しるき紅白(こはく)の旗上げて
   きたえ磨かん わが心
   いざ いざ われら 明道健児
   2番
   銀木犀の強い香に 高ぶり勇む身と心
   ああ 平和の空高く 清き理想の旗上げて
   きたえ磨かん わが体
   いざ いざ われら 明道健児

   どうですか? 五七調の都城市立明道小学校の運動会の歌です。

   作詞は同校の先生であった私の同級生のお父さんで、作曲は同じく同級生の叔父さんです。


   1年生から意味も分からず、声を張り上げ歌っていたのです。

   よく同期会でも歌詞の誤解釈について話すのですが、私は低学年の頃「強い香に」は「強い蟹」の
   ことと思っていました。

   そして「清き理想」に至っては「キヨキリソウ」というリンドウみたいな花のことだと。

   アホな子でしたが、皆も一緒のようでしたね。

   訳も分からず暗唱したから、半世紀以上経った今でもすっと出てくるのでしょう。

   
   明道小学校のホームページを見て驚きました。

   今年て創立148年だそう。

   元々は都城島津藩の藩校だったことは知っていましたが、現在も校訓が
   「人倫・礼儀・躬行(きゅうこう)」とのこと。

   入学式、卒業式、始業式、終業式には今もこの「明道館学制三章」を朗唱するのだとか。

   私たちの時代も、この三章はあったのでしょうが、運動会の歌が強烈で忘れています。

   現在の子どもたちも今は分からなくても、大人になって三章の意味が分かるのでしょう。

   校歌も昔のままでしたが、この運動会の歌はどうなんでしょう。

   今度帰省したら、孫が明道小に通っているような友人に訊いてみたいものです。

   
   今風の柔らかな表現もいいけれど、こんな伝統を絶やさない母校を誇りに思ったひとときでした。


   

   
   今日の通り道、武蔵野神社の皇帝ダリア

   
   その近くには桜も咲いていました




   

  
   


   
   

   
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秋のひまわり

2020-11-18 22:11:20 | まち歩き

    「咲いているかな?」と思いながら自転車を進めると、あぁ、今年も出合えました!

     

    秋のひまわりがにっこりと、こちらを向いているではありませんか。

    生き生きとして、瑞々しく、夏のひまわりよりしっとりと見えます。

    

    小平市役所近く、ブルーベリー畑のフェンス沿いに咲くひまわりです。

    一列に植えられていますがまだつぼみも多く、これから次々に咲くことでしょう。

    佐賀県には10万本も咲く秋のひまわり畑もあるそうですよ。

    秋の澄んだ空の下に咲く一面のひまわり、さぞ美しいことでしょうね。


    秋のひまわりを愛でたら、旬のラ・フランスが今年も届きました。

    

    山形の農園でこだわりの土から育てられた大玉のラ・フランスです。

    

    葉っぱがついたものも入っていました。

    香り高くジューシーで、しばしの贅沢を味わっています。




    
    
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秋まっさかりの昭和記念公園

2020-11-09 15:10:01 | まち歩き

     秋晴れに誘われて、久しぶりに昭和記念公園へ行ってきました。

     西立川口から入りましたら、公園ボランティアの女性から「コスモス見に行かれますか?
     近道を案内しますよ」と声をかけられました。

     その方はコロナ禍の中で数か月の活動休止となり、この日が活動再開初日と言っていました。

     だからとても嬉しそうで、声が弾んでいました。

     樹木の名前、公園のなりたちなど、15分位の間に実にさまざまなことを教えてくれました。

     
     

     ダリアが盛りの花壇を通ると・・・

     
     アゲハ蝶が遊びに来ていました。


     ほどなく見えてくるのは

     
     みんなの原っぱの大ケヤキ。

     公園のシンボルですね。

     いつ来ても気持ちが伸びやかになる風景です。

     

     
     虹色のベンチができていました。

     外国の風景のよう!

     
     

     コスモス畑の奥にあるベンチでお弁当を食べました。

     
     小学一年生位の子どもたちが遠足に来ていて、その前を撮影モデルらしい
     ウェディングドレス姿の女性が横切っていきました。

     子どもたちの歓声とモデルさんの笑顔、本当に平和を感じる情景でした。


     
     みんなの原っぱの東花畑には黄色のコスモスがいっぱい。

     この向かいの売店で買った手作りレモネード、すっきり美味しかったです。


     

     日本庭園の池の周りの木々は少し紅葉が見られました。

     池に映り込む景色は趣あって、落ち着きます。


     ここから花の丘を目指して、坂道をヨイショ、ヨイショ。

     上ったところにコスモス畑が広がっていました。


     
     
     遠くまで出かけなくても、こんな景色がみられるのですから、やはり多摩はいいところ。

     
     
     こもれびの里の入口にはシュウメイギクが風に揺れていました。


     やはり外に出かけるのは気持ちいい。

     秋を満喫した半日でした。






     


     


     
     
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ふるさと納税でうなぎを

2020-11-04 12:29:49 | 身辺雑記

       夏の初めに夫がふるさと納税で寄付した返礼品の「うなぎの白焼き」を家族が気に入り、
       今度は息子が鹿児島県志布志(しぶし)市に寄付し、うなぎのセットが送られてきました。

     
       
       白焼き3枚と蒲焼3枚、シラス台地のミネラルを含んだ地下水で養殖された極うなぎだそうです。

       わが家にとってはまたとない贅沢なこと。

       
       まず白焼き2枚を軽く焼いて、わさび醤油で食べましたが、肉厚で脂がのってるけどさっぱり。

       という味わいで、とても美味しく頂きました。

       あとは孫たちに食べさせようと、まだ冷凍庫の中で待機しています。


       志布志はふるさと都城から25キロ。

       盆地の都城にとっては、海に一番近いのが志布志です。

       私にとって志布志と言えば父を思い出す地です。

       父の趣味は海釣りで、50歳で1級小型船舶免許を取り、はては漁師さんから中古の釣り船
       を手に入れ(10人乗り位のもの)、志布志の港に係留していました。

       台風接近となると、船が心配で仕事を放り出して志布志に飛んで行っていました。

       船を自身の名前の一字をとり「修平丸」と名付け、私の弟に男の子が生まれると、
       船の名前をそのままとって「修平」と名付けたのです。

       普通は逆ですよね。

       孫の名を船につけるとかしますけど、まぁ船を手に入れたのが先でしたので。

       それだけ釣りキチの父でした。

       私は里帰りした折、一度だけ乗せてもらい志布志港の周りを巡ったことがあります。

       夫は船の塗装の手伝いをしたり、釣りにお供したこともありました。

       「おとうさんは釣りを始める前に、船にお神酒をあげていたよ」と夫が言っていました。


       その父が釣りに行くという前日に急死しました。70歳で。

       平成元年11月3日のことでした。

       葬儀の日、「大鯛倶楽部」の会長であった父の棺の上には仲間の手によって、
       色鮮やかな大漁旗が掛けられていたのが想いだされます。


       志布志のうなぎから、その海を愛した父の想い出に浸った日でした。

       
       
       
コメント (2)
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