『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

河津桜は満開なのに・・・

2020-02-29 22:16:08 | 身辺雑記

        

            

        武蔵野神社の河津桜が満開!

        早春の青空に映えて、美しかったこと!

        春を待つうきうきとした気持ちで迎える3月なのに、今年は心が重いです。

        卒業式の別れの感動シーンも、新コロナウィルスという得体のしれない魔物に奪われましたね。

        公民館も図書館も福祉会館も2日から15日まで、一斉に閉館となりました。

        3月13日に予定していたオリパラ市民プロジェクトのトークイベントも中止になりました。

        人がいない公共施設、この2週間は死んだような街になるのでしょうね。


        今はじっと皆で耐えて、1日も早く感染が終息するよう祈るばかりです。


        

        ユーカラ織のお雛様を、今年は6年生の孫娘が学校で作ったイスに乗せて玄関に飾りました。




        
        

        

        
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中井の「染の小道」を見にいきました

2020-02-25 22:04:09 | まち歩き

     以前から毎年、行きたいと思っていた「染の小道」イベントに友人と行ってきました。

     西武新宿線中井駅を降りるとすぐに目に入ったのが、妙正寺川の川面に揺れるカラフルな反物でした。

     

     

     

     300mにわたって続く「川のギャラリー」。

     幼稚園児や小学生がデザインして染めた反物がズラリ。

     昔から東京の染色産業の中心地である落合、中井地区。

     この川で川筋の染工場の職人さんたちが染め物の水洗いをしていたそうです。

     そんな昭和30年代頃の街の記憶を現代に引き継ごうと始まったイベントも12回目。

     染色の職人さんと商店と住民が一体となって、3日間(2/21~23)街を丸ごと染め物で飾りました。


     まず、作品展示や実演が行われている、落合第五小学校へ。

     体育館の中は着物やのれんの展示、作家の実演や風呂敷の使い方などで賑わっていました。

     

     
      藍染めののれん
     
      型染めの縄のれん
     
      「ジオメトリー」と題された小紋ののれん、おしゃれです。
     
      「オリンピック今昔」古代の競技が描かれた友禅

     
      お琴の演奏もありました。



     東京手描友禅の伝統工芸士、熊﨑和人さんが実演をなさっていました。

     

     京友禅、加賀友禅と東京友禅を三大友禅というのだそうです。

     東京友禅は京都や加賀のように職人が分業で仕上げるのではなく、1枚の友禅をデザイン、下絵、彩色、仕上げまで
     一人でこなすのだとか。
     
     そして特徴は粋な町人文化の影響で、色数を抑え、青みがかった色調をしていること。


     江戸名所図が描かれた熊﨑さんの着物が展示してありました。
     
     そのち密さ、これが手描きであると思うと気が遠くなりそう。

     一竹辻が花の久保田一竹さんが追求した富士山のように、絵画のように見える着物です。
     (写真を撮り忘れてごめんなさい!)

     熊谷さんは古典から現代風の創作まで、どんな注文もこなす名人です。


     ランチをとった店入口にもこんなのれんが掛けてありました。

     

     魚やさんがやっている和食の店だからでしょうか?

     こんな創作のれんが110枚も、街なかのお店に掛けられ「道のギャラリー」となっていました。
    
     ぶらぶら歩きものれんが気になって・・・

     

     

     不動産屋の入口に掛けてあったり、面白くて楽しい。


     

     店先では可愛い小物が売られ、路地裏には「ねこみちアートフェス」として小さな店だけでなく、
     テーブル1台の出店が通りに沿っていくつも。

     布や織りの手作り品やアクセサリーなど個性的な雑貨が売られていました。

     

     こんな可愛い着物とブーツの姉妹にも出会いました。

     染のイベントですから、さすがに着物姿の女性が多く見かけられました。

     年配の女性だけでなく、着物にベレー帽の大正ロマン風や、短い裾丈にズックの若い女性たちも。

     自由に着物を楽しんで、和装もいろいろな形で現代風にアレンジされて残っていくのでは?

     そう感じた、染の小道 でした。




     
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オリンピックミュージアムに行ってきました

2020-02-20 21:39:34 | まち歩き
    
     オリ・パラ小平市民プロジェクトのメンバーで「日本オリンピックミュージアム」に行ってきました。

     昨年9月にオープンしたミュージアムで新国立競技場の向かいです。

     

     

     初めてこの目で見た、国立競技場の外観。

     冬の澄んだ青空に映えて美しかったこと!

     47都道府県の木材が軒や庇に使われているそうですが、温かみがあって素晴らしいです。


     

     こちらがオリンピックミュージアムの建物。

     五輪のモニュメントが小さく見えますね。

     

     近づくと大きくて、格好の撮影スポットになっていました。

     建物回りのモニュメントエリアには、このほかにも日本で開催されたこれまでのオリピックの聖火台の縮尺物、
     嘉納治五郎の像などがあり、入口前では近代オリンピックの創始者クーベルタンの像が迎えてくれます。

     
     
     

     こちらが入口、1階は無料のウェルカムプラザで奥の方に、2020大会の日本代表選手団の公式服装の展示が。

     

     日本の選手たちはこの服装で開会式、閉会式の入場をするのですね。

     シンプルで日本らしい色合いがステキですが、もうちょっとフランスやイタリアのような粋さがあればなぁ~。

     
     2階はエキシビションエリアで有料です(一般500円、シニア400円)。

     

     オリンピックの起源から始まり、クーベルタンがオリンピックを通して世界をどのように変えたか?

     その言葉と思いなどを知ることができます。

     目に留まったのはこれまでの大会の聖火トーチ。

     各国のトーチがズラリ、どれもデザインが個性的です・

     

     

     1964年、東京大会のトーチ、シンプルですね。

     

     1936年のベルリン大会のトーチ、この時が史上初の聖火リレーだったそうです。

     

     1948年、ロンドン大会のトーチ

     

     前回のリオ大会のトーチ(右)と2012年のロンドン大会、どちらもおしゃれです。

     
     これまでの大会のポスター展示も興味深いものでした。

     

     どれも素晴らしくて、見ていて飽きません。

     日本のポスター、断ち切り線ギリギリの日の丸、五輪、TOKYO1964の3つのバランスがたまらなくステキです。

     

     

     そして有名なこのポスター、大好きです。

     この一瞬を撮るために、以前テレビの番組で何度も何度も取り直したと聞きました。

     デジタルカメラではなかった時代、大変だったことでしょうね。

     この時代のデザイン性、いいですよね。

     

     

     過去の東京、札幌、長野の大会の金銀銅のメダル。

     

     昨年のNHK大河ドラマ、金栗四三がストックホルム大会で着用したユニフォームと「金栗足袋」。

     

     オリンピック競技で生まれたいくつかの感動の物語を伝えるコーナーもありました。

     1936年のベルリン大会で棒高跳びの決勝に出場した西田修平選手と大江季雄選手。

     5時間に及ぶ競技にも決着がつかず、2位、3位を同じ日本人で争う必要はないと先輩の西田選手が提案。

     同記録のため先に跳んだ西田選手が銀、大江選手が銅となったが、あとで銀と銅のメダルを半分ずつにしてつないだ。

     これが、大会後28年経って大江選手の遺品中から見つかり、「友情のメダル」として知られるようになったとか。


     今回の東京大会ではどんな物語が生まれるでしょうか?

     
     展示とともに、競技に共通する動きを体験したり、オリンピアンの身体能力に挑戦できるコーナーもあります。      
     いかにオリンピアンが超人的能力の持ち主かを実感できます。

     親子で楽しめるミュージアム、オリンピック博士になれるかも?

     オリンピック近し!を実感。

     新型コロナウィルスよ、どうか鎮まってください!











     

     
   


     

     

     

     
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