オリ・パラ小平市民プロジェクトのメンバーで「日本オリンピックミュージアム」に行ってきました。
昨年9月にオープンしたミュージアムで新国立競技場の向かいです。
初めてこの目で見た、国立競技場の外観。
冬の澄んだ青空に映えて美しかったこと!
47都道府県の木材が軒や庇に使われているそうですが、温かみがあって素晴らしいです。
こちらがオリンピックミュージアムの建物。
五輪のモニュメントが小さく見えますね。
近づくと大きくて、格好の撮影スポットになっていました。
建物回りのモニュメントエリアには、このほかにも日本で開催されたこれまでのオリピックの聖火台の縮尺物、
嘉納治五郎の像などがあり、入口前では近代オリンピックの創始者クーベルタンの像が迎えてくれます。
こちらが入口、1階は無料のウェルカムプラザで奥の方に、2020大会の日本代表選手団の公式服装の展示が。
日本の選手たちはこの服装で開会式、閉会式の入場をするのですね。
シンプルで日本らしい色合いがステキですが、もうちょっとフランスやイタリアのような粋さがあればなぁ~。
2階はエキシビションエリアで有料です(一般500円、シニア400円)。
オリンピックの起源から始まり、クーベルタンがオリンピックを通して世界をどのように変えたか?
その言葉と思いなどを知ることができます。
目に留まったのはこれまでの大会の聖火トーチ。
各国のトーチがズラリ、どれもデザインが個性的です・
1964年、東京大会のトーチ、シンプルですね。
1936年のベルリン大会のトーチ、この時が史上初の聖火リレーだったそうです。
1948年、ロンドン大会のトーチ
前回のリオ大会のトーチ(右)と2012年のロンドン大会、どちらもおしゃれです。
これまでの大会のポスター展示も興味深いものでした。
どれも素晴らしくて、見ていて飽きません。
日本のポスター、断ち切り線ギリギリの日の丸、五輪、TOKYO1964の3つのバランスがたまらなくステキです。
そして有名なこのポスター、大好きです。
この一瞬を撮るために、以前テレビの番組で何度も何度も取り直したと聞きました。
デジタルカメラではなかった時代、大変だったことでしょうね。
この時代のデザイン性、いいですよね。
過去の東京、札幌、長野の大会の金銀銅のメダル。
昨年のNHK大河ドラマ、金栗四三がストックホルム大会で着用したユニフォームと「金栗足袋」。
オリンピック競技で生まれたいくつかの感動の物語を伝えるコーナーもありました。
1936年のベルリン大会で棒高跳びの決勝に出場した西田修平選手と大江季雄選手。
5時間に及ぶ競技にも決着がつかず、2位、3位を同じ日本人で争う必要はないと先輩の西田選手が提案。
同記録のため先に跳んだ西田選手が銀、大江選手が銅となったが、あとで銀と銅のメダルを半分ずつにしてつないだ。
これが、大会後28年経って大江選手の遺品中から見つかり、「友情のメダル」として知られるようになったとか。
今回の東京大会ではどんな物語が生まれるでしょうか?
展示とともに、競技に共通する動きを体験したり、オリンピアンの身体能力に挑戦できるコーナーもあります。
いかにオリンピアンが超人的能力の持ち主かを実感できます。
親子で楽しめるミュージアム、オリンピック博士になれるかも?
オリンピック近し!を実感。
新型コロナウィルスよ、どうか鎮まってください!