『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

冬の可愛い来訪者

2016-12-28 16:49:52 | 身辺雑記


   

   我が家の出窓の外、夫が作った粗末な餌台に毎日メジロたちがやってきます。

   半分に切ったミカンを小さな嘴でついばんでいます。
   2,3回食べてはキョロキョロ、その様子がとてもカワイイ。

   

   せわしない暮れのひととき、ホッとさせてくれます。

   ヒヨドリが来襲すると、あっという間にミカンの実を平らげていきます。
   それはすさまじいほどに。

   

   今朝は珍しく、2羽で来てくれました。
   (窓越しの上、慌てて写真がうまく取れず~)

   みんな一所懸命生きている・・・生き物を見ると思います。
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東京コダイラ・シティ管弦楽団の「第九」へ行って来ました

2016-12-25 00:40:05 | キラリ人

   メリークリスマス!

   
   ルネこだいらロビーのクリスマスツリー

   12月23日 ルネこだいらで開かれた、東京コダイラ・シティ管弦楽団の「第九」は大ホールが満員、
   心揺さぶられる演奏と合唱でした。

   指揮者の新田敏則さんは数年前まで小平に住んでいらして、小平の冠をつけたプロのオーケストラを
   立ち上げたいと願い、5年前にルネで1回目の公演を実施なさいました。

   それが5年前の4月、あの東日本大震災の44日後のことでした。
   新田さんは釜石市の出身、毎年のように東北へは演奏旅行に出向いた所縁ある場所。
   音楽仲間も失い、相当なショックを受けられたようでした。

   私は取材を通して、新田さんとは知り合いだったのですが、
   あの1回目の観客は大ホールの十分の一くらいではなかったでしょうか。
   自主公演ですので、多額の赤字を自身が背負われました。

   それでも音楽への情熱は衰えることなく、毎年公演を続けられました。
   今回は定期公演5周年のアニバーサリーとして、合唱団員を募集し、この日は4人のソリストとともに100人を超す大合唱でした。

   大ホールを揺るがすような歓喜の歌を、長身を折るように指揮する新田さんを見るにつけ胸がいっぱいになりました。

   ここまで来るのにどんなに孤軍奮闘なさったことか。
   今日の心中はいかばかりかと、思い巡らしてしまいました。

   最後は拍手がやまず、合唱団の男女の最高齢の方々に指揮者から花束が渡されたのが印象的でした。

   音楽の力って凄い~

   


   

   

   
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フルートとハープの優雅なコンサート

2016-12-23 01:54:41 | 街あれこれ

  近場で贅沢なコンサートを楽しむ

 
  

  フルートもハープの演奏者も東京フィルハーモニーのメンバー、観客は20人余り。
  会場はマンションの一室という贅沢なクリスマスコンサートに行って来ました。

  

  主催する茶房萌木の近くに、ハープ奏者の宮原真弓さんがお住まいで、
  これまでにも何回もフルートの吉岡アカリさんとのコンサートを開いていらっしゃいます。

  今年5月の私が実行委員をしている「こだいら雨情うたまつり」にもお二人で出演くださいました。

  大きな会場で聴くのと違って、近くで指の動きを見ながらその素晴らしいテクニックを感じ取ることができます。

  「アルルの女」のメヌエットは小学生の頃バレエで踊ったことがあり、以来頭に刷り込まれている懐かしい曲でした。
  武満徹の最後の作品だというフルート独奏のためにつくった「Airエア」、ハープソロの「アメージンググレイス」など。

  最後のジュナン「ベニスの謝肉祭変奏曲」はフルートのテクニックを駆使した演奏でプロの技に感嘆。
  すべてが素晴らしく、皆さんが酔いしれたコンサートでした。

  演奏だけではなく、お二人のトークが面白く終始リラックスした雰囲気がまた楽しく・・・。

  
  
  吉岡アカリさんは東フィル首席奏者。

  首席奏者は交響楽団のまとめ役として、メンバーと指揮者の間に立つことも多いそうです。
  いい指揮者の場合は「自分たちの力を150%位に伸ばしてくれる」のだとか。

  逆にダメな指揮者の場合は、指揮棒を無視して(?)演奏することもあって消化試合のようになるそう。

  こんな裏話を聞けるのも、アットホームなコンサートならでは。

  

  宮原真弓さんは私たちがあまり間近で見ることがないハープのことを
  いつも易しく説明してくださいます。

  ハープの弦は47本あり、テニスラケットのガットと同じ羊の腸でできた弦と、ワイヤーでできていて、
  長さが全部違うので、常に47種の弦をカバンに入れて持ち歩き、切れた時は自分で取り換えるのだとか。
  こういうご苦労にも驚かされます。

  せわしい師走の昼下がり、しばし優雅な気分に浸れたコンサートでした。
  
  
  
  

  

  

   

  
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昭和の家族写真によせて(6)

2016-12-19 00:29:13 | 身辺雑記


  大叔父さんの出征写真  

  

  長崎県佐世保市での出征時の風景。

  叔母に尋ねると、私の祖母の弟(大叔父)が出征したときの写真だそうです。

  武運長久を願い、家族総出でこのように見送ったのでしょうね。

  祖父母やまだ子供だった母の弟、妹たちの姿は写っていますが母は写っていません。

  それから写真左側に材木が立てかけてあります。
  これは祖父も祖母も実家は材木店を営んでいて、いとこ同士で結婚したのだとか。

  どうりで、家系図を見ても入り組んでいて今だによくわかりません。
  
  私の亡き父のアルバムにはこの頃の写真がたくさんありました。
  父のお兄さんがカメラが趣味だったとかで、戦前の伯父のカッコいい写真を見たことがあります。
  でも、その伯父は南方で戦死し、遺骨も返ってこなかったと聞いています。

  
  
  太平洋戦争に関しては、これまで「ほのぼのマイタウン」の8-9月号で地域に残る戦争遺跡や
  体験者の話を掲載してきました。

  昨年の戦後70年特集では、アメリカから戻ってきた日章旗のことを取り上げました。

  上の写真と同様に、出征するときに寄せ書きをしてもらった日章旗が70余年ぶりに
  アメリカから東久留米の弟さんのもとに戻ってきたのです。

  ご本人は硫黄島で戦死なさったので、貴重な形見となった日章旗。
  私にとっても思い出に残る取材となりました。

  こちらの記事はほのぼのマイタウンホームページ、「もう一度読みたい」No175から読んでいただければうれしいです。
  http://honobono-mytown.com/csv/T175/175.pdf



  【まちかど情報】
  ◆東京コダイラ・シティ管弦楽団定期公演5周年
   アニバーサリー・コンサート「第九」    
  
   12月23日(金・祝)14時15分開演
   ルネこだいら大ホール
    S席4,500円 A席3,800円 学生席3,000円
   (問合せ)090-8779-6048(ニッタ)

  ◆NPO市民フェスティバル「楽しくやろう!仲間づくりと地域の活動!!」
   1月21日(土)22日(日)10:30~15:30 アスタ2Fセンターコート(田無駅前)
   西東京市で活動するさまざまな団体が日頃の活動の成果をステージパフォーマンスや
   パネル展示などで紹介する、年に一度のイベント。
   (問合せ)042-497-6950西東京市市民協働センターゆめこらぼ

    
  
 
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素晴らしい、心の目で織るさき織り作品

2016-12-17 17:56:16 | キラリ人

  12月5日のブログで紹介した、兼重桂子さんのさき織り作品を見に行ってきました。

  12月15日から17日まで、小平市学園東町のおだまき工房で開催中でした。

  
  

  おだまき工房は障がいのある人がはた織りをしている工房です。

  兼重さんは「網膜色素変性症」という難病のため失明し、
  外の世界に出ることを拒否するようになりました。

  しかし、失明して3年後におだまき工房に出合い、
  「織ること」に生きがいを見出した方です。

  この日は店舗の中央で実際に織っていらっしゃいました。

  
  目の不自由な方には全然見えません

  
  縦糸に裂いた布を織り込んでいきますが、
  隙間がでないよう、3回位強く叩きます。
  この音がはた織り独特で、なぜか郷愁を誘います。

  
  織った端がガタガタにならないよう、常に指先で確かめます。
  指先に目があるのでは?と思う位まっすぐできれいな織り端です。


  「織りのデザインに一番苦労します」と兼重さん。

  さき織りを始めて13年、色の記憶をたどりつつ
  イメージを膨らませ、使う色や柄について、
  おだまき工房の職員さんに伝えます。

  反物が仕上がったら、職員さんがミシンでバッグや小物に仕上げるそうです。

  

  

  シックな色合いやビビッドな色使いのバッグから小さな小銭入れに至るまで、
  その豊かな色彩と作品の量にビックリします。

  全身全霊を込めて織られた作品たちは温かい手触り、丈夫で一生使えそうです。

  「買ってくださった方から喜んでもられるのが、一番うれしくやりがいがあります」と表情も緩む兼重さん。

  歌手の平井堅の大ファンで、ファンクラブに入っているとか。

  これから春向きのパステルカラーのものを織り、国立のギャラリーゆりの木で開催する
  おだまき工房の展覧会へ出品するそうです。


  
  色合いが気に入って求めたポーチ

  
  ネコのみにも気に入った?ようです



  おだまき工房「春のさきおり展」H29年3月30日(木)~4月4日(火)  
  ギャラリーゆりの木(国立駅下車)
  兼重さんの作品出品予定です。

  

 
  

  
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