10月29日 モロコシボーイズ、久しぶりの公民館ライブ
アコースティックデュオのモロコシボーイズ、みうらけいたさんからお誘いを受け、
大沼公民館のライブを見に行きました。
長靴にジャージのズボン、Tシャツでギター抱え「田舎くささ爆発満点」がトレードマークのお二人。
みうらさんは京都の京丹後市出身、30代半ばながら3児のパパです。
相方のハタケヤマヒロシさんは秋田県男鹿市の出身。
二人とも故郷をこよなく愛し、方言で歌を作っています。
と同時に、みうらさんは現在住む小平を第2の故郷として、音楽で街を盛り上げようと奮闘中です。
小平には11の公民館があり、二人の目標は市内の全公民館でライブを開催すること。
それぞれ仕事を持ちながらの音楽活動のため、今回は久しぶりの公民館ライブだそうです。
「今日は僕たちは前座で、2部の三味線セッションの方々がメインです」というみうらさんの司会で始まりました。
モロコシボーイズの歌もギターも相変わらずパワフルで迫力あります。
小平で一番古い仲町公民館が、昨年「なかまちテラス」として生まれ変わった時に作った歌「ブランニュー公民館」。
「公の民の館(やかた)~古くて新しい街のみんなの宝物~老若男女のいろんな夢ナントカ~小平の民の力~
みんなの場所だから未来へつなぐナントカ~」歌詞を断片的にメモしていてごめんなさい。
この歌詞を聴いて、「なぜ彼らが公民館でライブをやりたいのか」分かった気がしました。
オリジナルソング「おっちゃんメッセージ」「みんな羅漢のひとりなり」、そして「カントリーロード」や「乾杯」。
二人の歌は優しさに溢れ、人生を肯定し、元気と勇気を与えてくれます。
「田舎に生まれてよかったな」「小平にきてよかったな」と歌う「よかったな」に私も同様だから大いに共感、感動しました。
凄みある三味線演奏に民謡
2部は津軽三味線の昇一郎さん(写真左)と池畑健一さんのセッション。
お二人とも小平在住で、市内の中央公園でともに弾き語りをやっていた時に知り合い、
以来5年にわたり、双方のライブに出演しているそうです。
昇一郎さんは三味線教室を開き、ホームページを見ると、おとうさまは常磐津八重太夫さんといい、
古典浄瑠璃常磐津の演奏者で、三味線を弾きながら語る腕前は純邦楽界でも随一の方なのだとか。
三味線のことはよくわかりませんが、双方のばちさばきの見事なこと。
同じ津軽三味線でも流派が違うのだそうです。
三味線のセッションに加えて、昇一郎さんの演奏で池畑さんが民謡を披露してくれました。
「十勝馬唄」、詩吟入りの「武田節」、「津軽あいや節」スゴイ声量です。
「来てよかった!」そんな気持ちにさせる熱演でした。
ラストは3人で「新小平音頭」。これは歌詞を市が公募したもので、作詞者はわが家の隣のご主人。
聴く度に私は人に自慢しています。自分が作詞したわけでもないのに・・・
今日の出演のみなさんは12月3日に中央公民館で開催される「みんなでつくる音楽祭in小平」に参加します。
ますます小平を音楽で盛り上げる、頼もしい4人のみなさん。これからもがんばってくださいね。
今日は楽しい時間を本当にありがとうございました。