『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

公民館ライブのモロコシボーイズさん

2016-10-30 02:16:29 | キラリ人
  
  10月29日 モロコシボーイズ、久しぶりの公民館ライブ

  

  アコースティックデュオのモロコシボーイズ、みうらけいたさんからお誘いを受け、
  大沼公民館のライブを見に行きました。
  
  長靴にジャージのズボン、Tシャツでギター抱え「田舎くささ爆発満点」がトレードマークのお二人。
  みうらさんは京都の京丹後市出身、30代半ばながら3児のパパです。
  相方のハタケヤマヒロシさんは秋田県男鹿市の出身。
  二人とも故郷をこよなく愛し、方言で歌を作っています。
  と同時に、みうらさんは現在住む小平を第2の故郷として、音楽で街を盛り上げようと奮闘中です。

  小平には11の公民館があり、二人の目標は市内の全公民館でライブを開催すること。
  それぞれ仕事を持ちながらの音楽活動のため、今回は久しぶりの公民館ライブだそうです。

  「今日は僕たちは前座で、2部の三味線セッションの方々がメインです」というみうらさんの司会で始まりました。
  モロコシボーイズの歌もギターも相変わらずパワフルで迫力あります。
  小平で一番古い仲町公民館が、昨年「なかまちテラス」として生まれ変わった時に作った歌「ブランニュー公民館」。
  「公の民の館(やかた)~古くて新しい街のみんなの宝物~老若男女のいろんな夢ナントカ~小平の民の力~
  みんなの場所だから未来へつなぐナントカ~」歌詞を断片的にメモしていてごめんなさい。
  この歌詞を聴いて、「なぜ彼らが公民館でライブをやりたいのか」分かった気がしました。

  オリジナルソング「おっちゃんメッセージ」「みんな羅漢のひとりなり」、そして「カントリーロード」や「乾杯」。
  二人の歌は優しさに溢れ、人生を肯定し、元気と勇気を与えてくれます。
  「田舎に生まれてよかったな」「小平にきてよかったな」と歌う「よかったな」に私も同様だから大いに共感、感動しました。


  凄みある三味線演奏に民謡

  

  2部は津軽三味線の昇一郎さん(写真左)と池畑健一さんのセッション。
  お二人とも小平在住で、市内の中央公園でともに弾き語りをやっていた時に知り合い、
  以来5年にわたり、双方のライブに出演しているそうです。

  昇一郎さんは三味線教室を開き、ホームページを見ると、おとうさまは常磐津八重太夫さんといい、
  古典浄瑠璃常磐津の演奏者で、三味線を弾きながら語る腕前は純邦楽界でも随一の方なのだとか。
  
  三味線のことはよくわかりませんが、双方のばちさばきの見事なこと。
  同じ津軽三味線でも流派が違うのだそうです。
  三味線のセッションに加えて、昇一郎さんの演奏で池畑さんが民謡を披露してくれました。
  「十勝馬唄」、詩吟入りの「武田節」、「津軽あいや節」スゴイ声量です。
  「来てよかった!」そんな気持ちにさせる熱演でした。


  

  ラストは3人で「新小平音頭」。これは歌詞を市が公募したもので、作詞者はわが家の隣のご主人。
  聴く度に私は人に自慢しています。自分が作詞したわけでもないのに・・・

  今日の出演のみなさんは12月3日に中央公民館で開催される「みんなでつくる音楽祭in小平」に参加します。
  ますます小平を音楽で盛り上げる、頼もしい4人のみなさん。これからもがんばってくださいね。
  今日は楽しい時間を本当にありがとうございました。
  
  


  
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昭和の家族写真によせて(2)

2016-10-29 13:20:03 | 身辺雑記
  
  昭和8年頃の一家団欒

  

  こちらは母が家族で毎夏を過ごした、嬉野温泉(佐賀県)の旅館での一コマ。
  写真の折れ線が2本入っている古い写真です。

  写真館での緊張した写真と違い、家族がリラックスしています(母は右後ろに)。
  左側の小さな女の子二人は叔母に訊いたところ、その旅館の娘さんたちだとか。
  家族と較べ、かしこまっている様子が可愛いです。
  きっと一緒に遊んでいたのでしょう。

  座卓の中央にある昔のレコードプレーヤー(蓄音機)が時代を物語っています。
  テレビもゲームもない時代、家族で音楽を聞き楽しんだのでしょう。
  以前叔母から貰った手紙によると、祖父はよく晩酌の手を休め、当時踊りを習っていた母が
  童謡の「雨降りお月さん」を踊るのを眼を細めてみていたとか。

  この想い出を叔母から知らされた時、私の記憶の中で蘇ったことがあります。
  私が小学生の頃友だちが遊びに来るたび、母は「雨降りお月さん」を歌いながら振付を教えていました。
  「雨降りお月さ~ん、雲の蔭、お嫁に行くときゃ誰と行~く・・・」
  今でも私は最初の踊りを憶えているほどです。
  この踊りは母にとって「父との大切な想い出」だったのです。

  この歌の作詞者は野口雨情。
  雨情のお墓が小平霊園にあることで、「こだいら雨情うたまつり」が毎年5月に開かれています。
  その実行委員をやっている私は、毎年のように出演者が歌う「雨降りお月さん」を聴き、
  しみじみと母との想い出に浸ります。
  「雨降りお月さん」は祖父と母、私の3代にわたるソウルソングなのです。
    
  

  

  
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昭和の家族写真によせて(1)

2016-10-26 00:37:51 | 身辺雑記
  
  90年前の母の写真

  

 この写真は私の母とその弟の幼い頃の写真です。
 母が2歳か3歳の頃、昭和初期の写真でしょう。
 当時としてはモダンな服装に思えます。
 母は長崎県の佐世保市生まれ、5人きょうだいの長女でした。

 母は47歳で亡くなりましたが、妹が二人いましたので
 このような古い写真が私に回ってきて、家族写真が何枚も手元にあります。
 私はこの小さな写真の中の、愛らしい母の姿が好きで大切にしています。

 

 こちらは昭和6年頃の家族写真。
 前列の左が母、1番下の弟がまだ生まれていなかった頃。
 写真館で撮った写真は皆緊張しているのか、無表情ですね。
 というか、大切な晴れの日の記念写真は笑みを見せるものではなかったのでしょう。

 祖母(右側)は私が中学生になるまで元気でしたので、
 可愛がられた思い出が今も脳裏に焼きついていますが、
 祖父(後ろ)は私が生まれる3年前に亡くなったので、全く知りません。

 けれども家族の中で現在ただ一人健在の、佐世保在住の叔母(祖父に抱かれている次女)が
 新聞の「はがき随筆」に次のように父親の思い出を投稿しています。

 「明治モダニズムの風に吹かれたのか、明治生まれの父はハイカラだった。
 子供たちの誕生日をいつも祝ってくれた。昭和10年前後、セルロイドのキューピー人形が大流行していた。
 ある朝、枕元に並べられた五つのキューピー人形を見た時の私の驚きと喜び。
 あの誕生日の風景は鮮烈な記憶として残っている」

 戦前のつつましやかな中にも、愛情に満ちた家族の情景が浮かんできます。
 写真からみても端正な祖父に一度会ってみたかったものです。

 
 昭和7,8年頃のきょうだいの写真

 この3年間で、それまで久しく会えなかった佐世保の叔母に2回会いに行きました。
 86歳で一人暮らしをしている叔母の記憶は鮮明で、遅くまでおしゃべりに花を咲かせました。
 聞いた昔の話を記録しようと思いつつも、私の弟夫婦やいとこも加わり、話しがあちこちに飛んで
 楽し過ぎて終わってしまいました。
 今度こそと叔母との再会を願う日々。

 また機会をみて、母の娘時代の写真が語る昭和の家族を紹介したいと思います。



【まちかど情報】
   ◆大沼公民館ライブ 
   10月29日(土)14:30〜16:00
   出演:池畑健一&フレンズ、モロコシボーイズ
   会場:大沼公民館ホール(東京都小平市大沼町7丁目1−17)
   ※入場無料 (問合せ)HANAKOクラス 三浦 090-5016-8071
   (小平市内すべての公民館でライブ開催を目指す、モロコシボーイズです)

   ◆ケアタウン小平応援フェスタ2016~やさしさつないで大きな輪
    10月30日(日)11:00~15:15 雨天決行
    ホスピスケアを地域で展開するケアタウン小平の9回目応援フェスタ
    願い事を書いて空に放つ、「バルーンリリース」は見ものです。
    主催 NPO法人コミュニティケアリンク東京
    小平市御幸町131-5 TEL042-321-5985

   ◆小平市平櫛田中彫刻美術館の特別企画展
    「岡倉天心と平櫛田中」11月16日(日)まで 10:00~16:00(火曜休館)観覧料一般300円
    天心が愛でた「尋牛」、百年ぶりの公開
    大正2年以来行方がわからなくなっていた、田中の作品「尋牛」が昨年発見され百年ぶりに公開されます。
    (問合せ)042-341-0098

 
 

 
 
 
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カフェで熊本地震支援のバザー

2016-10-24 00:36:00 | 街あれこれ
  茶房萌木で2日間にわたり熊本支援のバザー開催

   

  10月22、23日の両日、花小金井南町の茶房萌木がバザー会場に変身!
  店の前も中も皆が持ち寄った衣類や陶器類、雑貨で埋め尽くされました。

  オーナーのMさんとは長年の友人。
  私も土曜の午後と日曜の午前、少し手伝いました。

  店のお客さんやオーナーの友人、知人たちが提供した品物はやはり衣類が多いけれど、
  バッグやショール、アクセサリー、陶器、小物、中には未使用の巻障子紙までありました。
  値段は10円から500円位まで。
  衣類は新品も含めてオール300円、2枚買うと500円とお得。
  カシミヤのセーターなどは早々と売れてしまいます。

  

  土曜日は曇りの肌寒い日だったので、冬物が売れました。
  手伝いスタッフも「寒くなったので」と帰りは半コートやカーディガンを
  買って、そのまま着て帰る人も(私もその一人でしたが)。
  なんとバザーなるものは便利なんでしょうね。

  家で眠っているものが、再び人のお役に立つこと。
  そしてその収益がまた、少しでも被災地の支援になるのなら一石二鳥です。
  殊に自分が提供したものが売れると、嬉しいものです。

  土曜日に買いに来た方が、日曜には提供品を持参くださったり、
  少しでも役に立ててと手作り品を持って来てくださったり・・・

  モノを介して、人々の交流が生まれた和気あいあいの2日間でした。

  



  【まちかど情報】
   ◆ケアタウン小平応援フェスタ2016~やさしさつないで大きな輪
    10月30日(日)11:00~15:15 雨天決行
    ホスピスケアを地域で展開するケアタウン小平の9回目応援フェスタ
    願い事を書いて空に放つ、「バルーンリリース」は見ものです。
    主催 NPO法人コミュニティケアリンク東京
    小平市御幸町131-5 TEL042-321-5985

   ◆小平市平櫛田中彫刻美術館の特別企画展
    「岡倉天心と平櫛田中」11月16日(日)まで 10:00~16:00(火曜休館)観覧料一般300円
    天心が愛でた「尋牛」、百年ぶりの公開
    大正2年以来行方がわからなくなっていた、田中の作品「尋牛」が昨年発見され百年ぶりに公開されます。
    (問合せ)042-341-0098

  

  
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「日本にいても英語は話せるようになります」

2016-10-21 01:28:35 | キラリ人

  
   花崎英語教育研究所(東久留米市)を訪ねて


   10月19日、「ほのぼのマイタウン」でお世話になった花崎先生を久しぶりに訪ねました。

   

   花崎先生は長年大学で英語を教えられ、定年後も子どもたちから社会人、主婦に至るまでの英語教育に
   情熱を傾けていらっしゃいます。
   「英語を学びたい」という人になら誰にでも門戸を開き、2人または個人を対象に、
   「英語を話せる」ようになる勉強のやり方を教えてくださいます。


   「聞く、話す、読む、書く」の英語4技能を「誰が、どのように教えるか」が重要

   「グローバル化に対応するため、2020年度から英語教育が変わります。
    発音・スピーチ・ディスカッション中心の授業になり、英語4技能『聞く、話す、読む、書く』
    の能力が再び注目されるようになりました。しかし、この英語4技能の重要性は誰でも分かっていますが、
    どのように習得すればよいかについては詳細に検討されていません」と花崎先生。

    各種検定試験に合格しても、リスニング教材で勉強しても、ネイティブに習っても、
    英語を話せるようにならないという人も多いものです。
    実際、先生のところにはこういう生徒さんもやってきます。

    ここでは基礎から始めて、英字新聞を読み、時事的な話題について話し合えることを目指しています。
    生徒さん一人一人に合った話題を先生が選ばれるという、とても贅沢な学びができるのです。
    時間をかけて、じっくりと学ぶことが大切だと分かります。
    先生のお話しを聞くにつけ、ン十年間カタコト英語のままの自分を振り返り、
    「真剣に学ぶこと」が足りないと、ただ、ただ反省するばかりです。

    

    先生によると「同時通訳者は日本で外国語を学んだ人が多い」のだそうです。
    もちろん、短期で海外へ勉強に行った人もあるでしょうが、
    日本語がしっかりしていないと、バイリンガルにはなれないそうです。
    「英語は本場に行かないとしゃべるようになれない」なんて諦めてはダメなのです。
    「メイド・イン・ジャパンの英語を身につけることを目標に」と先生はおっしゃいます。
    日本にいても英語は話せるようになるのです。

    英語は世界共通語、それぞれの国にそれぞれの英語があり、
    先生は英語の訛りの研究もなさっています。
    「生涯かけて勉強」というご自身の研究に加えて、
    「教えること」への情熱が先生の若さと元気の素ではと思います。

    「英語を学びたい方は気軽にお電話くださるか、自宅までおいでください」
    現在、小学3年生も習いにきているそうですよ。

    ★TEL 042-475-1402 花崎栄一
    東久留米駅北口・東口徒歩2分 ブランシール第3東久留米303



    
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