この瓶は何だかわかりますか?
といってもタイトルに書いてしまったのでバレバレですね。
そう、これは明治時代に最初に使われたガラス製哺乳瓶で、当時はこのような平底だったそうです。
ほのぼのマイタウン136号特集「私のコレクションーそれは究極のこだわり、男のロマン」で取材した、
小児科医の鈴木昌和先生から9年前に戴いた貴重な品です。
鈴木先生が骨董市で見つけたガラスの哺乳瓶に魅せられ、以来400種類、千個以上の哺乳瓶を蒐集。
これは9年前の数字ですから、現在はもっともっと増えているでしょう。
長さ16㎝、表面は亀甲模様、蓋に開けられた穴に長いゴム管を通して吸わせていたのだそうです。
洗浄するのも当時のお母さんは大変だったでしょうね。
膨大なコレクションの専用ルームがあり、哺乳瓶以外にも薬瓶や牛乳瓶、ありとあらゆる瓶が昔の暮らしを物語っていました。
今は医院がお忙しくて無理でしょうけど、近い将来ぜひ鈴木コレクションとして公開してほしいものです。
昨年、哺乳瓶のことを本にしたいとも書かれていましたので、期待しています。
ほのぼのマイタウンの記事はこちらからどうぞ
http://honobono-mytown.com/csv/T136/136.pdf
ほのぼのマイタウン50号(1994年)でも当時なさっていた、趣味の面打ちでも取材させていただきました。
小面、翁、般若など能面の作品がはっとするほど美しかったことを憶えています。
もう一度お話を伺いたい、素敵な先生です。
【まちかど情報】
◆第13回「少子高齢化社会対応市民フォーラム」
活用しよう身近な情報~暮らしやすい まちづくりを目指して~
2月4日(日)13:30~16:30
小平市中央公民館講座室2
参加費無料 (定員60名)
<第1部>情報提供
・池上直輝さん(多摩信用金庫 価値創造事業本部 地域連携支援部 調査役)
「多摩地域の魅力発信」
・出口拓隆さん(こだいら観光まちづくり協会 事務局長)
「小平を知ろう!小平を知ればもっと楽しい」
・田原三保子さん(NPO法人小平市民活動ネットワーク理事)
「市民活動を応援!~小平が楽しくいきいきした地域になることを願って~」
<第2部> グループワーク
主催 NPO法人ふれあいアカデミー
(申込/問合せ)池田 090-1058-7263 E-mail:fm.kodaira@gmail.com
◆「義足と織り機」~越智文香のさき織り個人展~(おだまき工房の10周年記念展同時開催)
2月8日(木)~10日(土)10:00~17:00
おだまき工房(小平市学園東町1-23-23)
(問合せ)042-341-7107
☛片足が義足になって、10年前に始めた越智さんのさき織り作品展