陽春の空に誘われて、久しぶりに小金井公園へ自転車で行ってきました。
北側の小平口から入ると、眩い新緑がいっぱいに広がっていました。
まだ、まだらでしたが、このつつじ山もすぐに赤く染まることでしょう。
都の施設は休園なので、江戸東京たてもの園はクローズでした。
その前の堀では、鴨や亀さんがのんびり、ほんとに平和な風景でした。
人に慣れているようで、近づいてみても逃げません。
つがいでしょうか、仲良くずっと一緒にいました。
亀たちも気持ちよさそうに甲羅干し。
大きな鯉もたくさん泳ぎ、水の生き物たちを飽かず眺めるひとときでした。
藤棚も満開でした。
紅く色づいた実をつけた梅の木。
枝に下がった名札には「鴛鴦(えんおう)」とありました。
あとで調べたら中国渡来の八重の梅で、ひとつの花からふたつの実をつけるそう。
だからオシドリを意味する鴛鴦。
別名「夫婦梅」といわれるとか。
来年は梅の花時に見たいものです。
たてもの園正面の桜並木もひっそり。
ひと月前は満開の桜できれいだったでしょね。
昔、桜散る頃、朝のうちに来たら、地面がピンクのじゅうたんになっていて
別世界のようだったのを想い出しました。
帰りのグリーンロード沿い、カフェ「風のシンフォニー」の入口。
花々で溢れていて、幸せ気分になりました。