『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

抽象画家 中野昌司さんの回顧展

2018-06-30 17:44:22 | 講演会・催し


    お久しぶりです。

    6月14日~22日の間ドナウ河クルーズに出かけていました。

    ところが、帰りの機中が寒かったのと疲れからか風邪をひきダウン。

    身体がだるく1週間経っても未だに情けない状態です。


    
    そんな中、昔「ほのぼのマイタウン」の表紙を飾ってくださった中野昌司(まさし)さんがこの1月に亡くなり、

    東村山市中央公民館で回顧展が開かれることを絵本作家のやべみつのりさんが知らせてくださいました。


    中野さんの絵はほのぼのマイタウン27号(平成2年)の表紙に使わせていただきました。

    知的障がいを持つ彼は養護学校を卒業し、当時東村山の福祉作業所「お弁当くらぶ」に入所して間もない頃でした。

    ほのぼのマイタウン創刊100号の折も「表紙を飾った作者たち」のその後を追う特集で登場してもらいました。


         
         「ほのぼのマイタウン」100号の特集記事


    人の顔を描いていた画風が色鮮やかな抽象画に変わり、専門家からも絶賛されサンフランシスコでも個展が開かれるほどでした。


         


             


    東村山市中央公民館の会場は46歳で亡くなった中野さんを偲ぶように、若かりし頃の写真などが飾られていました。


         




         
         人の顔を描いていたこの頃の絵を表紙に使わせてもらいました。



         
         この絵の黄色が印象に残りました。元気が出ます。


         
         色づかい、ちぎった形、味わい深いです。



         
         会場奥の夥しい数の絵、そのダイナミックな色づかいに圧倒されました。


     クレパスやマジック、色鉛筆を使ってひたすら描く。

     時々手のひらに色を塗り、唇で確かめたり、五感をフルに使って描いた中野さん独自の色の世界。

     素晴らしい回顧展でした。





     天国ではどんな色の絵を描いていらっしゃるでしょう?

     ご冥福をお祈りいたします。










     

     


     




       


       


    

    
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隣は建設工事真っ最中

2018-06-12 22:59:57 | 身辺雑記


      先月のブログ「雑木林が無くなって1年」でお知らせしたその後です。

      隣地の基礎工事が始まり、今日はコンクリートミキサー車がきて、コンクリートを流し入れていました。

      4時前から雨になりましたが、それでも作業は続いていました。


      

      今、わが家の出窓から見えるのは工事現場だけですから、やっぱり気になりますね。

      そうして、住宅ができるのにいかに多くの専門職の人々が関わっているのかが分かります。

      1年前までは雑木林と畑だった土地を整地して道路ができ、電気、水道、ガスの工事に始まり、土地が区画され、その後いろいろあり(表現が分からず)・・・


      わが家も20年前は畑だったのですが、小さな家でもこんなに多くの人々の手を経て出来上がったのだろうと、

      専門の職人さんたちの技術に、今頃感心しています。




 

      【まちかど情報】
      ◆「脱・カンペキ家事宣言」
       一人で頑張らない家事のススメ
       6月24日(日)10:30~12:00(10時開場)
       小平市中央公民館ホール
       講師:佐光紀子さん(翻訳家 ナチュラルライフ研究家)
          『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』の著者
       定員 130人(要申込み)
       参加無料
       保育有(1歳以上、先着順、要申込み)
      (申込み・問合せ)小平市市民協働・男女参画推進課 TEL 042-346-9618
                               MAIL kyodo-danjo@city.kodaira.lg.jp
  
      ◆西東京市「リサイクル市」フリーマーケット
       7月1日(日)9:00~12:00(雨天中止)
       田無庁舎市民広場 (西武新宿線田無駅南口徒歩約4分)
       市民による出店65区画
      (問合せ)ごみ減量推進課 042-438-4043

      
      ◆太宰治 三鷹とともに―太宰治没後70年―
       6月16日(土)~7月16日(月・祝)10:00~20:00(入館は19:30まで)月曜休館
       三鷹市美術ギャラリー(三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5階)
       観覧料 一般500円(高校生以上)
       ⇒太宰治は亡くなるまでの約7年半を三鷹で暮らし、「走れメロス」「斜陽」「人間失格」などの珠玉の作品を発表。
        激動の時代の潮流に呑込まれてゆく三鷹に身を置きながら、筆一本で人気作家に長じた太宰治の人生と、
        太宰を支えた人々との交流に迫る特別展。
      (問合せ)三鷹市山本有三記念館 0422-42-6233
                               
       


      
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北海道白老町から姫タケノコと生椎茸届きました

2018-06-11 23:01:21 | 食べる


         

         北海道白老町に住む、夫のゴルフ仲間の方から姫タケノコと生椎茸がどっさり送ってきました。

         3週間前旭川で仲間のゴルフコンペがあり、その方から夫が「山菜は好き?」と訊かれ、もちろん山菜大好き夫はyesと答えたそうです。


         そうしたら瑞々しい茹でた姫タケノコと肉厚の生椎茸が冷蔵便で送られてきたのです。

         今の時期は山の奥の方へ行かないと姫タケノコは採れないとかで、山奥で1本づつ摘み、家で皮をむき、茹でて・・・

         定年退職後アルバイトをしている会社でできた上質の生椎茸とともに、はるか白老の町から届きました。

         何と貴重な、やさしい贈り物でしょう。


         

         姫タケノコとか姫竹と呼ばれ、私たちがタケノコという孟宗竹の仲間ではなく笹の若芽だそうですね。

         信越から東北にかけては「根曲り竹」と呼んでいるとか。

         そういえば聞いたことがあります。



         

         皿に並べた数の4倍以上が入っていました。

         形がみんな似ててちょっと違う。

         背比べをしているようで可愛いです。


         瓶に入れ水に漬けておけば保存できますし、くせがなくて柔らかい。

         このままマヨネーズで食べても美味しい。

         早速、姫竹と油揚げの炊き込みご飯と煮物にしました。


         また、生椎茸も超美味でお醤油をちょっと垂らしてチーズを乗せて焼いたり、ひき肉を詰めたり…

         明日は姫竹と生椎茸を天ぷらにしましょう。


         未だお会いしたことがない贈り主に、感謝の気持ちいっぱいで包丁を握っています。


         


         

         

         

         

     
         
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草乃会、今月は「帰化生物と日本人」

2018-06-08 16:09:30 | 講演会・催し


       毎月1回開かれる談話サロン「草乃会」、今回のテーマは「帰化生物と日本人」。

       フリージャーナリスト國米さんのお話の後にメンバーで、テーマに沿って自由なトークをしています。

       今回から会員の推薦もあったせいか、地元の銀行の若い支店長さんも仲間に加わりました。



       

       國米さんのお話の概要は次の通りです。


         日本古来の動物は攻撃性に乏しく、おとなしい小型のものが多い。

         それに比して帰化生物は攻撃力があり、凄い繁殖力を持つ。

         例えば、タマガイ科の肉食性巻き貝の「サキグロタマツメタ」は80年代後半から輸入アサリに混じって、

         朝鮮半島や中国の個体群が日本に侵入。

         アサリを大量に食べるため、宮城県や福島県では潮干狩りが中止になるケースが相次いでいる。

         サキグロタマツメタは旺盛な食欲から海のブラックバスと呼ばれている。


         多摩川はピラニアやシルバーアロワナなどの外来種が30種もいて、外来魚のデパートと言われている。

         そのためお魚ポスト(生簀)が設置され、「川に捨てるのだったらポスト」へと呼び掛けている。

         年間1万匹も入れられているそうだ。

         井の頭公園池ではブルーギルが繁殖し、印旛沼はカミツキガメに占領されたかのようだ。



         ミツバチの世界では、集蜜力がニホンミツバチの4倍だという西洋ミツバチが日本では99.9%を占めている。

         7、8年前この西洋ハチミツがいなくなったことがある。

         これは農薬のせいで姿を消したのではといわれた。

         西洋ミツバチは人をやたらと刺すが、希少なニホンミツバチは刺さないため顔にネットをかぶる必要がない。

         ニホンミツバチ同士お互いに毛づくろいし、仲間とコミュニケーションができる。

         また人を匂いで識別できるから刺さない、とても利口な昆虫だ。

         天敵のオオスズメバチが襲来すると、羽音で人に伝えるという。


         長崎県の壱岐島には久志富士男さん(2014年逝去)という養蜂家がいた。

         久志さんは和蜂復活プロジェクトを立ち上げ、絶滅したニホンミツバチを離島各地に復活させた。

         今では壱岐のハチミツは日本一おいしいというブランド化が進められるほどになっている。



         一方植物では海外で「外来種」化した日本原産の植物もある。

         秋の七草の一つ「クズ」は観賞用として持ち込まれた米国などで大繁茂している。

         他にスイカズラやイタドリなども。

         ワカメは日本由来のものが欧米やニュージーランドで確認されている。

         ワカメも食べられなければ邪魔者扱いなのだ。



         さて問題は人間である。

         外からは日本人は侵略的、好戦的な人種と思われているが、日本人は日本古来の生物同様に攻撃性はない。

         縄文人は戦い方を知らなかった。

         弥生時代以降、渡来人がやってきて、彼らは戦いの中で暮らしてきた人たちだった。

         渡来人同士で戦うこともあった。

         西洋タンポポが在来のタンポポのようになったのと同様、縄文人も弥生人に吸収されていった。

         しかし、縄文文化が消えたわけではない。

         現代の日本人にも縄文人のDNAが残っている。

         日本人に縄文時代の自然教が今なお残っているように。

         縄文、弥生に思いを巡らすと今の時代に通じてくる。






         
         わが家のミニは雑種、ルーツはいずこ?












   

         


        
         

        

         

       



       



       
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水無月お出かけ情報

2018-06-03 22:43:25 | 講演会・催し

     あれよあれよという間に6月、バラを見に神代植物園に行かなきゃと思っていたら、季節は待ってくれませんね。

     もう紫陽花や花菖蒲の頃になりました。

     花の季節の移ろいとともに、1年は過ぎてゆくのでしょうね。



     東村山菖蒲まつり


     6月2日(土)~17日(日)10:00~16:00(9日と10日はライトアップのため21:00まで)
     北山公園菖蒲苑(東村山市野口町4丁目50番地)西武新宿線東村山駅西口徒歩20分
             期間中の土曜日曜は東村山駅と北山公園入口からシャトルタクシーあり。
     ⇒300種、8000株(約10万本)の花菖蒲、今見頃ですよ。
      期間中は、花摘み娘、お囃子の演舞など様々なイベントや出店など。
      詳しくは http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/yoka/omatsuri/syoubu.html


     こだいら福祉のつどい

     6月16日(土)13:00~16:00(開場12:30)
     小平市福祉会館 市民ホール
     第1部 功労者表彰
     第2部 "心にしみる短詩" 入選作品発表
     第3部 講演「夢を貫き通す強い意志」
         講師 伊藤伴さん(東京経済大学4年)
         ⇒昨年、大学3年生にしてエベレスト、ローツェ連続登頂に成功!
          夢を夢のまま終わらせない秘訣とは?登頂の貴重なお話も。
    (問合せ)小平市社会福祉協議会 042-344-1217

    
     「子どもと育む、対話力のススメ!」
     ディズニー流コミュニケーション講座


     6月16日(土)14:00~15:30(開場13:30)
     西武信用金庫小平支店2F会議室(小平市学園東町ⅰ-4-29)
     講師 高坂麻紀さん(1998年オープン15周年東京ディズニーランドアンバサダー、育児セラピスト)
     参加無料(託児付)先着100名
     (申込み)小平青年会議所HPより申込み(6/10まで)http://www.kodairajc.ne.jp
    (問合せ)kodaira.jci@gmail.com  042-343-4855


     ビッグバンド・ジャズコンサート
     ジョリーウエスト・ジャズオーケストラ


     6月17日(日)14:00~16:00
     西東京市民会館
     料金 500円(当日券のみ)
     (問合せ)仲田 080-3171-6659


     東京多摩交響楽団ハートフル・コンサート

     6月22日(金)18:45開演(18:15開場)
     清瀬けやきホール 大ホール(西武池袋線清瀬駅北口徒歩4分)
     指揮:新田敏則 ヴァイオリン:福本牧 合唱:TAMAコンセール・アミ女声合唱団
     入場料(全自由席)一般3,000円 学生2,000円
        チケット取り扱い 清瀬けやきホールTEL042-493-4013
                 永田珈琲(小平駅南口)TEL042-345-9733
                 郵送希望の方 多摩交響楽団 080-6889-4586
                               sym.crea@jcom.home.ne.jp


    小平図書館友の会20周年記念
     川本三郎さん講演会
     『男はつらいよ』を旅する


     6月30日(土)13:30~15:30
     小平市中央図書館3階 視聴覚室
     講師:川本三郎さん(評論家)
     ⇒2017年に出版された『「男はつらいよ」を旅する』。車寅次郎の旅路を追って
      「男はつらいよ」全作品を詳細に読み解きながら、北海道知床から沖縄までの画期的シネマ紀行。
      この本を中心に寅さんの世界を存分に語る。
     定員80人(先着順 申込不要)
     参加無料
     (問合せ)小平図書館友の会 090-1707-0860伊藤



         

         

         近くの公園に咲く紫陽花も今が見頃です。

         8年前に取材した、あきる野市の南沢あじさい山も素晴らしい風景でしょう。
      
         ひとりであじさい山を作って来た南澤さん、当時80歳でいらしてお元気だろうかと思っていましたら、

         先日新聞で今は手伝う人もいて、南澤さんも未だ現役で頑張っていらっしゃると知りました。

         よろしければ、当時のほのぼのマイタウン記事をご覧ください。
         
         http://honobono-mytown.com/csv/T144/144.pdf








     







                 


     
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