『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

奥多摩の水と緑にホッ、でも・・・

2020-06-25 16:15:24 | まち歩き


            本当に久しぶりに青梅、奥多摩方面へドライブしました。

            

            

            

   
            奥多摩の国際マス釣り場周辺の風景です。

            毎年、釜めしを食べに来た時、ここまで足を延ばして渓谷を散歩したりしていました。

            世の中は変わっても、自然は変わりませんね。

            山の緑と川の流れは巣ごもり疲れをひととき癒してくれました。


            

            釣りをしている家族連れも見かけました。



            ところが以前と違う状況にぶつかりました。

            川へ下っていく道路のフェンスがぐにゃーんと破壊されていたのです。

            

            

            なぜ?と連れの夫と話していたのですが、多分昨秋の台風19号の被害ではないかと。

            こんな心安らぐ風景に不釣り合いな痛々しさ。

            半年以上たっても放置されているのでしょうか?

            早く元通りにしてほしいです。


            
            それからもうひとつのザンネンが・・・

            年に1,2回は訪ねていた釜めしやさん。

            今回もこれが目的で行ったのですが。

            何だか店内がスッキリとして違った雰囲気に。

            釜めしセットを持って来てくれた方に「おじいさんはお元気ですか」と訊ねると「去年の暮れに亡くなりました」と。

            もう90歳を過ぎていらしたので、もしかしたらという勘が働いたのですが。


            長寿食の研究家で、釜めしセットには30種類以上の地元産野菜が使われ、そのこだわりがお茶にまで徹底していて、
            いつも感心しつつ唯一無二の釜めしを有難く、元気がでるといって長年楽しみに出かけていたものです。


            ところがオーナーが変わると、まずくなっているわけではないのですが、こだわりのないものになっていて哀しくなりました。

            青梅に来る楽しみがなくなったような気分になりました。


            

            窓から見える竹林と多摩川の景色は以前通りステキでしたが。







            

            
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最近の手作りです

2020-06-22 23:15:08 | 身辺雑記

       
          相変わらず夫はお菓子作りに精出しています。

          雨の日は余計に作りたくなるようです。


          

          紅茶のシフォンケーキ。

          バニラアイスを添えて食べたり、孫たちに好評です。

             
  
          ロールケーキもよく作ります。

          みんなでペロリと食べてしまいます。


          他にもスコーンやマスカルポーネチーズが手に入った時はティラミスを作りました。
    
          私はゼリーの係で、コーヒーゼリーやフルーツゼリーをデザートによく作ります。

          何より簡単ですからね(笑)。


          
          

          こちらは先週末、娘たちが来た時に調理した鯛の塩釜。

          鯛が安く手に入った時、泡立てた卵白に1kg足らずの塩をまぜて、鯛全体を包みオーブンで1時間ほど焼きます。

          

          塩焼きしたものより、身がほくほくとして美味しいのです。

          最後はお茶漬けにしたり、孫たちは楽しんでいます。




          私はマスクを夫用に手作りしています。

          ウォーキングをするとき、白い不織布のマスクは汗でくっつき布製がいいというので。

          

          最初に作ったものは何度も洗濯してもはや型崩れ。

          ミシンの調子が悪いので、チクチク手縫いしています。

           

          表を手ぬぐいで、裏はガーゼ生地で作りました。

          この上なく不器用なので、お恥ずかしい!















        
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北海道からアスパラ到来

2020-06-15 11:20:08 | 食べる


             

             道北の名寄市からコロナ禍の中、お世話になった方から今年もアスパラが届きました。

             箱の裏側が絵手紙のようで素敵でした。

             「ぐんぐん伸びる 希望をのせて」

             今後に希望を託した気持ちが伝わるようです。


             

             名寄のアスパラは作付面積、生産量ともに日本一です。

             皮をむかなくてもそのままゆでたり、炒めたり、本当に柔らかくて、甘みがあって美味しいのです。

             昔、生のアスパラを炭火で焼いてご馳走になったことがありますが、あの時のフレッシュでジューシーな美味は今も憶えています。


             今回は細目のアスパラでしたが、先月送ってくださったものは親指大の太さのものもあり、どれも味は同じく美味しいです。

             今年は天候不順のせいで収穫が少ないようですから、贅沢をさせてもらって申し訳ない気持ちでいます。

             


             


            

             
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旅への誘いー沢木耕太郎『旅のつばくろ』

2020-06-10 11:16:40 | おすすめ本


           
                   


               巣ごもり生活に少し倦んだ頃、旅のエッセイを読みたいと、たまたま新聞広告で見つけたこの本を買いました。

               私にとって初、沢木耕太郎です。

               これまでノンフィクション作家としての名前だけは知っていましたが、ボクサーを扱ったような男性向き(?)の作品が多いとぼんやり思っていました。

               先入観って怖いですね。


               『旅のつばくろ』はJR東日本の新幹線内でサービスされている車内誌に連載中のエッセイを単行本にしたものです。

               著者はここ数年日本の北への旅を続けています。

               50余年前の16歳の春休みに夜行列車を宿にして、12日間の東北一周一人旅をした沢木さん。

               旅の途中にその時の記憶をたどったり、車中や居酒屋で出会った人々とのふれあい。

               過去に仕事で出会った文化人とのエピソード。

               それらが交差し、重層的に繰り広げられます。


               分かりやすい文章、ストレートな心情が心地よくて一気に読んでしまいました。

               「読んでいてどうしてこんなに心地いいのだろう?」

               沢木さんの人に対する謙虚さ、思いやり、子どもや弱者への優しい視線にあるのではと思いました。

               それと私にとって「共感!」がてんこ盛りの言葉の数々。


              「朝日よりも夕日に心動かされる」

              「旅の性善説」

              「旅の長者」になるためには「面白がる精神」が必要


               人生何が起きても、自分を客観視して「面白がること」は樹木希林さんも著書の中で度々書いています。

               本当にかくありたいと切に思っています。



               もっと沢木耕太郎のことを知りたいと、代表作とされる『深夜特急』6冊を遅ればせながら買いました。

              
                        


               バックパッカーのバイブルといわれるこの本。

               今、4巻目を読んでいます。

               沢木さんは26歳の時、インドのデリーからロンドンまで陸路で、しかも乗り合いや高速バスだけを使って行こうと出国します。

               ストップオーバーが認められる航空券を手に入れ、香港からスタートするのですが、出会う人々がまぁ面白いこと!

               緻密な描写に驚かされます。

               と同時に、70年代のアジアの街の喧騒やインドの想像を絶する貧しさなどが伝わってきます。

              
               26歳の沢木青年が行く先々で安宿を探し、宿代の交渉をする様子はいつもスリリングです。

               ともに旅しているような臨場感、もっともこんな過酷な旅は若い頃でもできなかっただろうけど・・・憧れます。

               1年2か月かけて旅したゴールはどうなるのか?

               ハラハラドキドキの毎日です。



             



               


               


             

               

               



               


              
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高橋二六さんの書

2020-06-03 22:33:10 | 想い出の一品

          辛かった春を乗り越え、季節は早や水無月。

          もう、通りには紫陽花の瑞々しい色が目を楽しませてくれています。



          さて今日は私のデスクトップパソコンの上に掛けている小さな額について紹介しましょう。

          いつもは何気なく見ていますのに、数年前に亡くなられた書の作者を最近懐かしく想い出します。


                


          ほのぼのマイタウン20周年のお祝いに戴いた書の額です。

          作者の高橋二六さんは広告や取材を通して、大変お世話になった方です。

          タウン誌を理解くださって、温かい応援をいただきました。


          会社員のかたわら書道とテニスがご趣味でした。

          中でも独特の書体の書は、いつもはにかんだような笑みの高橋さんとは似つかない、大胆で個性あふれるものでした。

          「いまから ここから」 気弱な気持ちになると励ましてくれる言葉です。


                  
               

          「じぶんの花を」

          これは普通の色紙の1/4サイズの小さなものですが、軽やかな書も言葉も好きで壁に貼っています。


          書や絵はいいですね。

          故人となられても、作品がその方を偲ぶよすがとなりますから。



               


          平成15年6月、ほのぼのマイタウン百号表紙絵展の際も高橋さんが入口に書いてくださいました。


               


          小平市中央公民館のギャラリーに1号から100号までの表紙にした小学生の絵を展示しました。


          成長した作者たちやそのご両親なども見にきてくれ、嬉しかったのを憶えています。



          巣ごもり生活は私にとって来し方に思いを致す期間になりました。







          



          
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