10月30日から11月7日まで小金井公園で全国の陶器が集まった陶器市が開かれています。
毎年行こうと思いながら、実行できないでいたのでようやく行ってきました。
いつも自転車で行くので、鈴木街道から入ります。
色づき始めた樹々が迎えてくれます。
遠足で来た園児たちや昼寝をする人、やはり小金井公園は伸びやかでいいですね。
ベンチがステキだったので撮ってみました。
陶器市は江戸東京たてもの園前の桜並木の通りで開催されています。
コロナ対策で入口が決まっていて、検温と手指消毒はもちろんのこと、ノートに名前と連絡先を記入して、使い捨てのポリ手袋を貰って手にはめます。
実は私は陶器は大好きですが、もう食器は買わないと決めていたのです。
夫の転勤で長崎に住んでいた頃、有田の陶器市で買ったものが使わないまま食器棚に眠っていますし、戴き物やアウトレットのヨーロッパのコーヒーカップなどなども。
お客さん用も日常使いにしなければと思いながら、使うのはいつも同じものばかりです。
でもやっぱり陶器市と聞くと胸が騒ぎます。
見るだけでも・・・と思ってしまいます。
入口からすぐに私の好きな波佐見焼のモダンな食器がありました。
当り前ですけど、やはりデザインが昔とは変わりましたね。
当時は白山陶器に入れ込んでいたものです。
有田焼、益子焼、美濃焼、砥部焼など全国の焼物を商う人々が集まっています。
「今年は開けて良かった!」とお客さんに話すお店の人。
本当にそうですね。
毎年楽しみに来るお得意さんも多いのでしょうね。
通りに沿って掘り出し物が置かれていて、テントの奥には高級品が並んでいます。
有田の陶器市はこの掘り出しの半端品がズラリで、面白かったのを思い出しました。
こちらは愛媛の砥部焼、ステキです。
ぐるりとひと回りして、買ったものはこれだけです。
夫の好きな小城羊羹、一つのテントだけ佐賀の物産が売られていたのです。
それと安かった塗り箸と、何にでも使える今風の中鉢を買ってしまった次第。
でもイベントに来られただけでも嬉しく、秋の日の楽しいひとときでした。
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