桜が散りかけの頃帰省した都城。
用があって帰ったのだけど、いつもと同じように旧友たちが温かく迎えてくれました。
そうして、都城は肉も魚も野菜も安くて新鮮、週末だけ開いている肉のスーパーもあります。
果物もマンゴーが4月上旬に解禁され、キンカンも最盛期でした。
弟がおみやげにくれた完熟マンゴーです。
右側に置いたキンカンと較べるとその大きさがわかるでしょう?
孫たちとペロリでしたが、さすが宮崎マンゴー、勿体ないような美味しさでした。
こちらは完熟キンカン、キンカン栽培農家(下の写真)の直売所で買いました。
毎年、この時期になるとここでできたキンカンを旧友が送ってくれます。
今回は3袋買ってこちらの友人たちにも分けてあげたところ、その甘さと柔らかさに皆が感激していました。
中には「えっ、キンカンって生で食べれるの?」と驚く友人がいて、こちらがびっくり!
彼女の庭にもキンカンがなるけれど、シロップ煮にしかしないそう。
どこにでもなるキンカンだけど、宮崎産は特別なんですよ。
前回のブログで紹介した、道の駅たるみずの「カンパチの漬け丼」。
これは鹿児島県垂水で養殖しているカンパチを使った地場産の丼です。
旧友二人が連れていってくれた、そば古今料理「観」のこだわりそば定食です。
都城から車で30分ほど走った緑深い里にある、昭和レトロの趣ある店でした。
旬のものを使った5つの小鉢が手が込んでいて、左から2番目の豆腐のように見える小鉢はじゃがいもとクリームチーズ(?)を使ったとか何とか。
素材が何であったのか、もう忘れてしまいましたが、5つどれもが味わい深いものでした。
鹿児島名物の「白熊」ですが、都城の喫茶店にもあります。
昔からある懐かしい喫茶店で食べたこれは「子熊」。
普通の白熊はこれの3倍位の大きさで、4人位でシェアするのが普通みたいです。
子熊でも2人で食べきれないくらいですし、氷練乳みたいに練乳が溢れてきます。
これも4月から始まったばかりとかで、ラッキーでした。
帰りに宮崎のホテルに1泊した時、橘通りで出合ったまちなかのピアノ。
NHKの番組「ドキュメント72hours」で紹介されたピアノで、誰でもいつでも弾けるよう常設されています。
老若男女が立ち寄って弾いてみるまちのピアノ、さまざまな人生模様が描かれた番組でした。
このあと、偶然入った地元の居酒屋が焼酎、日本酒300種以上がある店で、飲みたかった希少な日本酒があると夫、感激!
料理も刺身、チキン南蛮などとても美味しく、中でも地元で栽培されている「佐土原ナス」の焼きナスは今まで食べたことがない最高の味でした。
江戸時代に作られていたナスを研究会を立ち上げ復活させたという、幻のナス。
その焼き方が完璧なのでしょうが、薄紫色でとろける柔らかさの上品な味に感動した次第です。
初めての客にも温かいサービスの店主とスタッフ、また絶対行きたいと思う店でした。
やはり宮崎はいいところです。
行きの宮崎便の機中から見えた富士山。
数え切れず飛行機には乗っていますが、こんなに近くで見たのは初めてでした。