新春浅草歌舞伎の招待券を友人が「ご主人と新春デートしてきて」と2枚送ってくれました。
それではと温かい申し出をありがたく頂戴し、久しぶりに浅草へ出かけてきました。
歌舞伎は午後3時からの第2部でしたので、早めに出かけ浅草寺近くでランチをすることにしました。
ネットで調べて、文久元年(1861年)創業といううなぎの「色川」へ。
ザ・昭和といった店構えです。
11時半オープンとのことで着いたのは12時頃、行列ができる店ということでしたが、もう10人並んでいました。
オープン一番のりの人たちが入り、その人たちが出ないと入れない訳です。
「並ぶ?」と夫に尋ねたら、「並ぼうか」と言います。
二人とも並ぶのは苦手なタイプなのですが、うなぎを焼く、あの誘惑の匂いに負けてしまいました。
待つこと20分位でようやく入店。
4人掛けテーブル2つと5人ほどのカウンター席、奥に座卓一つ(多分?)位の小さな店内です。
私たちはカウンター席に座りました。
年配のおかあさんが焼き、その娘さんが盛り付けとサービスを担当して母娘でやっている店のようです。
長年たれを継ぎ足ししながら、この店を守っていらしたのでしょうね。
店内は「写真厳禁」と英語であちこちに貼ってありました。
外国の観光客が撮影して長居すると営業に差し支えるでしょうからね。
さて、うな重を注文してまた待つこと20分位、ようやく香ばしい匂いの正体に出合えました。
甘めのたれが沁み込んだ蒲焼と同様に、全体にたれを軽くまぶしたご飯がマッチして美味です。
お腹がすいていたので、余計に美味しく感じました。
色川さんの向かいは人力車の車庫。
車を点検して、車夫さんがこれからお仕事なのでしょう、雷門に向かってスイ~と走っていきました。
雷門に向かう途中に見えたスカイツリーです。
雷門前はテレビで見る通りの賑わい、インバウンド観光の人たちで溢れていました。
レンタルの着物でしょうか。
男女ともに着物姿がいっぱい。
足元を見るとスニーカー! 可愛いです。おしゃれです。
テレビで雷門の大提灯の底には、龍の彫刻が施されていると聞いたので撮ってみました。
迫力ある見事な彫刻でしたよ。
混雑する仲見世通りを抜け、お参りして帰り道には浅草公会堂近くの甘味処「梅園」で休憩しました。
まだ開演には時間があったので。
ここも満席状態でしたが、並ばずに席が取れてぜんざいを頂きました。
浅草公会堂2階2列目のいい席で恒例の歌舞伎若手の公演観劇です。
市川染五郎、中村橋之助、中村鷹之資などの若い役者たちの熱演でした。
ところがメインの歌舞伎見物なのに、あちこち回って少々疲れてしまったせいか、うなぎとぜんざいで満腹のせいか、『絵本太功記』の演目でつい夫も私もウトウト、ウトウト・・・
けれども最後の『棒しばり』はバッチリ楽しみました。
三人のコミカルな踊りとお芝居に魅了されました。
練習にどれほどの時間をかけたことでしょう。
若さって素晴らしい。
将来が楽しみですね。
1日がかりの浅草歩き。
浅草の良さを味わえました。