『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

オーダーメイドのトートバッグとペンケース

2020-07-29 16:16:32 | 身辺雑記


          今日もどんよりとした空模様。

          山形県では最上川が何カ所かで氾濫、またまた水害が起きました。

          1昨年訪ねた、最上川沿いの「道の駅 川のみなと長井」は大丈夫だったかしら?と調べましたら、
          長井市の地域によっては避難勧告がでたものの、今朝には解除されたとか。

          でも写真を見ると、今にも川は溢れそうで河川敷の枝豆畑も完全に冠水したようです。

          これ以上日本列島を傷つけないで。早く、早く長梅雨が明けてほしい。

          

          娘からうれしいプレゼントをもらいました。

          娘のママ友さんでハンドメイド作家の方が作った、トートバッグとペンケースです。

                

                
                別々に撮ったので、ペンケースが大きく見えますが、長さ20㎝の普通サイズです。


          この作家さんとは会ったことはないのですが、地域のママさんたちで作った「みんなデパート(みんデパ)」のメンバーです。

          みんデパはハンドメイド雑貨の作家さんたちが、地域を盛り上げようと東部公園やガスミュージアムなどでおしゃれなイベントを開催しています。

          雑貨だけではなく、食べ物や音楽ライブなどともコラボして、これからの地域おこしをセンス良くプロデュースしてくれそうです。


          娘が私の好きな色を伝えて、ペンケースもお揃いで作ってもらったキャンバス地のオリジナルバッグです。

          ペンケースは昨秋、会議の後に忘れたようで失くしてしまい、買わなきゃと思っていたところでした。

          それまで使っていたペンケース自体は安物でしたが、中に大切なボールペンが入っていたのです。

          4年前、タウン誌を休刊した時「長い間お疲れさま」と旧友3人がプレゼントしてくれたワイン色のネーム入りのペンでした。

          私はあきらめきれず、その場所に忘れ物が届いていないか2回訊きに行きましたが、ガックリして帰ってきたものです。

          大事にしていたのに後悔しきり、彼女たちに悪くって…遠方に居ますのでまだ、内緒にしています。


          トートバッグは軽くてA4サイズが入るので、会議の資料やサークルのテキストを入れるのにピッタリ。

          肩から掛けられるのも使いやすいし、お揃いのペンケースを入れて出かけるのが楽しくなりそうです。

          男女共用できそうで、夫も「ほしい!」、孫息子も「お下がりちょうだいね」と(笑)。


          

      

          

          

          
          
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北から南から美味しいものが届きました

2020-07-26 15:10:16 | 食べる


             毎年送ってくださる北海道のOさんから、今年も夕張メロンが届きました。

             
             

             届いた直後はきれいなグリーンだったのですが、1日置いたらこんなに黄みがかって、蔓も枯れてきました。

             丁度食べごろです。

             デザートに頂きましたが、果肉はオレンジ色でとろけるように柔らかい。

             食べる100%生ジュースのようでした。

             写真を撮るのも忘れ、あっという間に1個分を3人でペロリ。

             もう1個はメロン好きな、孫たちに届けました。


       
             

             メロンが届いた翌日には、鹿児島県串木野名産のさつまあげが送ってきました。

             ずっしりと重い箱の中には7袋の種類が違うさつまあげが入っていました。

             が、届いたのが丁度お昼時、1袋はたちまちお腹の中へ収まってしまいました。

             ですから写真が撮れたのは6袋です。


             先日、椎葉村のバターサンドを送ってくれた親友からの贈り物です。

             彼女からは私のバースデープレゼントなど、今月だけでこれで3回目の頂き物。

             夫と私の好きなものをよく知っているので、いつもいつも有難い限り。


             『徒然草』の中に「よき友三つあり。その一つにはものくるる友」とありますが、彼女からはもの以上に真心を受け取っています。

             ネット注文するのではなく、わざわざ鹿児島の店まで1時間半位かけて注文してくるのです。

             時間と労力とお金と心を込めた価値あるさつまあげです。


             スーパーで買うさつまあげとは味が違いますね。


             コロナ禍と長梅雨の最中、北と南の名産が食卓を明るくしてくれます。

             

             

             

             


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二人の名文家との出会い

2020-07-23 16:20:29 | おすすめ本



               


          私の就寝前の読書タイムときたら、4月からずっと「沢木耕太郎」に入れ込んでいます。

          たまたま新聞広告で知った『旅のつばくろ』に始まり、『深夜特急』の文庫本1巻から6巻まで一気に読みつつ毎晩自分も旅する心地。
          旅の終わりが近づくにつれ、この本との別れが物悲しい気分になりました。


              

          それから深夜特急の最終便とされる『旅する力―深夜特急ノート』を読み、旅に関するもの以外の本も読みたいと、
          『檀』を読み終えたのが先週でした。

              

          『檀』は檀一雄の遺作『火宅の人』を夫人の立場から描いた作品。

          沢木さんが1年余り、毎週1度ずつヨソ子夫人にインタビューを重ね、夫人を「私」という語り手として書いています。

          『火宅の人』を読んでいなくても、檀一雄という作家が浮き彫りにされ、その妻の姿が伝わってきます。

          沢木耕太郎初心者として、旅に関する著書から入った私は妻の側から描かれた心理描写に圧倒させられました。

          心の襞にまで食い入るインタビュー力、筆力、もちろんその前には緻密な調査があったことでしょう。

          深い文学作品を読んだような読後感でした。


          深夜特急を読み終えた後、1昨年はまっていた高峰秀子のエッセイ「にんげん住所録」をめくっていたら、
          その中の「私のご贔屓・松竹梅」の章にこういうことが書かれているのを発見しました。


             私は沢木耕太郎作品の愛読者の一人である。
             以前のノンフィクション『深夜特急』の六部作なんかあんまり夢中になりすぎて顔がムクんじゃったほどだった。
            (中略)私は出版社の、三人の編集者にきいてみた。
          
              「ねぇ、沢木さんてどんな人?」
              〝ひと言で言って爽やか。そして美男子です″
              〝文章そのまま、会って気分のいい人ですよ″
              〝男好き、って言いかたはヘンだけど……やっぱり、男好きのする好男子ですなぁ″
              その後、一度だけ沢木さんに会ったことがあるが、第一印象はやはり「爽やかな人」だった。

   
          単細胞の私はこれを読んで実にうれしかった。

          高峰さんのご贔屓のほか二人は画家の安野光雅と夫君の松山善三なのだから、高峰さんも相当な沢木ファンであったのだろうと。

          このことを知っていれば、私が沢木ファンになるのも2年早く訪れていたでしょうに。


          1昨年から高峰さんの潔い生き方に感動して、エッセイを読み漁っていました。

          5歳で子役デビューし、親や親戚を養うために学校にもゆけず映画の撮影所暮らしでした。

          ずっと女優という仕事はいやでたまらず、50代半ばで大女優をきっぱりと引退。

          その後はエッセイストとして活躍し、10年前に亡くなりました。

          私の母世代の女優さんだったので、映画は「二十四の瞳」位しか観ていませんが、
          文章の切れ味、料理上手な暮らしぶり、夫の松山善三氏への献身ぶりに敬服したものです。


          その高峰さんとの出会いは、小平図書館友の会が毎年3月に開催している「古本市」だったのです。

          毎年、古本市の開催日前に読まなくなった本を寄付し、また買いに行くのですが、1昨年、
          読みたいというさしたる気持ちもなく買ったのが『高峰秀子の流儀』。

          高峰さんを敬愛し、のちに養女になったライターの斎藤明美さんの著書でした。

          古本市で30円か50円で手に入れた本が、私の高峰秀子への関心に火をつけました。

          『私の渡世日記 上下』他、それこそ顔がムクんじゃうほど(?)夢中で読みました。

          芸術家との交流や人物批評、暮らしの些細な出来事のエッセイも面白く、爽快で、文章の巧みさに舌を巻いたものです。

          昔、向田邦子の作品に傾倒していた頃を思い出しました。



         コロナ自粛の期間、旅の本が読みたいと思った時、たまたま目に入った『旅のつばくろ』の新聞広告がきっかけで出合った沢木耕太郎のエッセイ。

         古本市でふと目に入った高峰秀子の本。

         人に勧められた訳でもなく、偶然の出合いから私の本の世界が広がっていきます。

         トシを重ねても好きな人、好きなものが新たにできることは、何と幸せなことかと思います。

         私は熱しやすい性質(たち)なのでしょう。

         それがフェードアウトしていく時、精神は老いていくのでしょうか。


        
        先日、BOOK OFF で見つけた沢木耕太郎本。『無名』に興味大です。


        つい最近知ったこと。

        2018年出版の沢木耕太郎著『作家との遭遇 全作家論』で登場する23人の作家たちの中に、高峰秀子と向田邦子が登場しているのです。
        私の好きな作家が好きな作家たちを・・・
        今すぐに読みたいです。









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椎葉村のバターサンドが届きました

2020-07-15 22:03:40 | 食べる


           都城の旧友から宮崎県の椎葉村で作られたバターサンドが届きました。

           
           

           

           椎葉村は宮崎の北西部、平家落人伝説が伝わる、人口2500人余りの山深い村です。

           その村で「菓teーri」という菓子店を営む若い夫婦が作る、人気のバターサンド。

           オンラインショップでは今、注文しても9月にしか届かないそうです。

           都城で1軒だけこのお菓子を取り扱っている所があり、友人が予約をして手に入れ送ってくれました。

           新聞に掲載された記事も添えて。



           

           記事によると「菓te-ri」とは村の方言、「かてーり」(「助け合い」の意)にあやかったとか。

           店主は6年前に東京からUターンし、地元名物、椎葉そばの食事処をやりながら、昨年11月その隣に菓子店をオープン。

           ところが、今年に入ってからの新型コロナの猛威は山深くまでも広がってきて、売り上げは2割ほどにに落ち込んだそう。


           その逆境の中で、「巣ごもり生活」を続ける人たちのためにと夫婦で生み出したのが新商品のバターサンド。

           生クリームを36時間かけて熟成させた、高千穂牧場(都城市)のバターやイチゴ、日向夏などを使った濃厚な味です。

           口にすると、宮崎産の美味しいものにこだわって、丁寧に作っているのが伝わってきます。

           コーヒーにピッタリ、サンドの中身が個性を発揮していて味わい深いですよ。


           

           ボリューム感たっぷりで、1個食べるとお腹いっぱいになります。

           東京や大阪からも注文が相次いでいるそうですが、何せ生産量が1日最大200個とのことで追いつかないのでしょうね。



           

           もう一人の旧友からはやはり宮崎の都農町名産のマスカットベリーのワインが、誕生日プレゼントに送ってきました。

           フルーティーで軽くて、こちらも美味しい!

           日向夏のジャムやドリンク、お茶など宮崎の味を楽しんでいます。






           

           

           

           
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マチカンにZoomでオンライン参加しました

2020-07-12 21:51:19 | 講演会・催し


           呑んで街を面白くする「こだいら100人カイギ」マチカンが7月9日に開催されました。

           毎月、各分野で活躍中の方々の話を呑みながら聴くというカイギで、花小金井にあるタコスメルカドで催されています。

           今月のテーマは『教えて下さい!コロナ暮らし海外最新事情』。

           ウズベキスタンとインドネシアを結んでオンラインでカイギをするとのこと。

           タコスメルカドでもZoomでも参加OKということで、自宅から参加してみました。


           ウズベキスタンのスピーカーは昨年3月まで留学生として小平に在住していたディヨラさん。

           今はタシケントの大学で日本語を教え、翻訳の仕事もしています。


           

           中央がディヨラさんで他は教えている学生さんです。

           彼女には東京TAMAタウン誌会のシンポジウムで登壇してもらったり、一緒に築地に行ったりもしました。

           明るくて、だれとでも気さくに、驚くほどの流暢な日本で話す女性でした。


           さて、ウズベキスタンも感染者数がいったん減ったものの、最近は1日の感染者が300人に増え、再びロックダウンになったそうです。

           バスもストップし、マイカーで出かけるのもダメと言っていましたが? 本当にマイカーも?

           大学の方は3月15日から休校になり、4月~6月はオンライン授業で今は夏休みに入ったとか。

           「日本は自粛要請だけなのに、感染者が減ってスゴイ」と言っていましたが、このところの東京の増加では評価が下がりますね。


           

           外国語を教えている先生方と学内での忘年会の写真。お寿司などを食べたそうです。

           「アルコールは呑まないんですか?」という質問に「ウズベキスタンでは女性は呑まないんです(笑)」とディヨラさん。

           ますます活躍して、ウズベキスタンと日本の架け橋になってほしい女性です。



           次はインドネシア、ジャカルタ在住の松岡ケイさん。

           大学卒業後、海外で働きたいとういう願望が強く、現在はジャカルタでパン屋を経営している方(右が松岡さん)。

            

           インドネシアの女性と結婚し、2年前にジャカルタに移住しました。

           世界一最悪と言われるジャカルタの渋滞もコロナの影響で、今は60%程度の交通量だそう。

           これまでも大気汚染のためにマスクをつける習慣があるので、マスクは定着しているとのこと。

           医療に関しては発展途上国で、コロナでは3500人近くが死亡している。

           男性の約80%が喫煙しており、生活習慣病が多い。


           感染者も失業者も増えて、今、国はガタガタの状況にあるという。

   
           が、自身のスーパーに入っているパン屋は繁盛しているそうです。

           米が主食のインドネシアですが、最近はパン食が流行っていて、松岡さんは種類が多い日本的なパンを作っています。

           アンパンでも何でもあるそうですが、値段もそれなりに高いとか。

           というのも、富を独占する300万人の中華系インドネシア人をターゲットに販売しているから売れるそう。

           松岡さんはまだ31歳、日本の青年、逞しいです。

           インドネシア全般の情報を動画でも発信しています。


           彼の言葉で印象的だったのが、

           日本人は仕事への姿勢やモラルなど、すべての点でレベルが高いけれど、インドネシアには日本人が失ったコミュニティが残っている。

           平屋に3世代が住み、近所同士が助け合い、昭和の日本を見る思いがするということ。

       
           平成の初め生まれの松岡さんからこんなことを聞けるなんて、感激しました。

           大事なことはしっかりと見据えて、前へ前へ、これからもグローバルに進んでいく方なのでしょうね。

           大いなるエールを送ります。





           




           


           
           

           

           

           



           

           

           

           
    




         

           
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