2月19日、夕方5時半頃府中に住む息子が帰ってきて、慌てて自室から天体望遠鏡を外へ
持ち出しました。
何事かと思いましたら、5時40頃月面にX字形が見えるのだとか。
天体望遠鏡から撮った写真がこれです。
上弦の月の中央から下の方に小さいX字が見えますか?
拡大すると分かるでしょうか。
この写真だと真ん中にXが浮かび上がっているのが分かります。
私は初めて見たのですが、調べると上弦の頃、3つのクレーターがつくる稜線に太陽光線
が当たり、まわりのクレーターの底が影になっているため、X字形が浮かび上がるのだ
そうです(こう書いても天体に弱い私にはよく理解できませんが)。
X字に見える時間は1時間ほどしかなく、実際に見られるのは1年間に数回程度のレアな
現象なのだそうです。
先日の虹といい、今夕の月といい何ともラッキー!でした。
この冬はISS(国際宇宙ステーション)が明るい光を放ちながら通過するのを数回見ましたし、
天体好きの息子のお蔭で冬の夜空を楽しませてもらっています。