箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

翼(よく)をつけて風散布するアオギリの種子

2023年10月25日 | 公園寺社の樹木・街路樹
植物の種子散布の方法には、動物散布、風散布、水流散布、その他があります
が、風散布もいろいろです。以下、植物図鑑、Webで調べてみました。
アオギリの果実は袋果で成熟すると5裂し、裂片には笹舟の形で内縁に数個の
種子が付きます。裂片は果皮(心皮)が変形して笹舟の形をしおり、種子と共
に風に乗って運ばれます。

アオギリ(青桐)、桐という字が付きますが、説明板にもあるように
大きな葉が桐に似ていることによります。  


幹(樹皮)は薄緑色で滑らかです。 

先端に冬芽が…(2013.01.29)中ほどには数個の葉痕があります。

3裂した大きな葉(2012.11.01) 

万博公園の自然観察学習館にあった標本(2013.08.19)
エンドウ豆のような種子は直径1cm弱です。  

同上拡大、このような種子は初めて見ました。

 長居公園の植物園での観察、種子は干しブドウのよう(2013.09.20)
大きな翼(よく)により、風に乗って遠くまで飛んでゆきます。 

種子は固まってつき鈴なりでした。 



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