hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

沖縄(9) やんばるへ

2007年04月20日 | 観光
今回の沖縄旅行は一週間だけだったので、那覇、首里、南部へは行かず、伊江島と本部町近辺をちょろちょろするだけだった。北部のやんばる(山原)と呼ばれる野卑あふれる森の中や、比地大滝の川の中のトラッキングなどは魅力的だが、頑張らないと趣旨貫徹した。せめてもと、やんばるの海岸沿いを車で走ってみた。

国道58号をただただ北へ走り、本島北端の辺戸岬(へどみさき)へ着く。崖の上から打ち寄せては砕けて引く波を見ているとあきない。崖の際まで近づいて下が覗ける。高いところは大好きだが、やはりぞくぞくする。2時間ミステリードラマの最後の場面のように、おもわず犯行を告白、動機を説明したくなる?? 一枚目の写真の崖上に2人の人がいるのがわかるだろうか。
ここは主要な崖っぷちには柵があるが、他のところには柵はなく端の端まで行くことができる。オーストラリアのように自己責任に任せる姿勢は良いんじゃないかと思う。

        

岬の駐車場の手前にコスモスが群生していた。その分かれ道を岬と逆に行くと、ヤンバルクイナ展望台へ行ける。遠くを眺めると、なんと、ヤンバルクイナ(国指定天然記念物)が山腹に見える。

    

いくらなんでも大きすぎると思ったら、展望台の屋根だった。申し訳ないので、やんばる野生生物保護センターでの本物のヤンバルクイナの模型をご紹介。ヤンバルクイナは1981年に日本で約60年ぶりに発見された新種の鳥です。



ついでに、道端でときどき見かけた鳥の写真も。



帰りがけに、「辺野喜川(べのきがわ)沿いにダムまで一本道。途中の渓流の美しさにはびっくり」に引かれて58号を左折して辺野喜ダムへ寄った。車から顔を出した限りでは、木の葉に隠れて渓流は見えなかった。ダムの看板には「このダムは全国的にも珍しい重力式コンクリートダムとロックフィルダムの複合形式です」とある。堤長の230mが前者で、330mが後者と約半々で作られている。写真の奥がロックフィルで、手前が重力式コンクリートだ。



しばらく走って、大宣味(おおぎみ)を過ぎて、「道の駅おおぎみ」に立ち寄った。地元で作ったものが並べてあり、本土では見かけないものも多く、眺めているだけでも楽しい。野菜はとくに安い。桁違いの大きさの大根が100円だ。



ホテルに帰る前に、本部町の西北端にある備瀬のフクギ並木に寄った。一般民家の間の車も通れないような細い道の左右にフクギ並木が続く。






バードウォチャーのYさんから、
ついでに、道端でときどき見かけた鳥は、「イソヒヨドリ」と教えていただきました。

YさんのHP、 www8.ocn.ne.jp/~yamazaki/ の2004年9月に

沖縄の鳥見の記録と写真が掲載されています。

9月18日には、Yさん撮影のヤンバルクイナの本物の写真もあります。

http://www8.ocn.ne.jp/~yamazaki/yanbarukuina-1.htm
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