hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

ローストビーフの店 鎌倉山へ

2016年07月27日 | 食べ物

ローストビーフの店 鎌倉山の本店へランチしに行った。

場所は湘南モノレールの西鎌倉駅と大仏殿との間といった所で、山の上だ。

ちなみに、近くにある「夫婦池」は池の周りを散策すると、とくに何もないのだが、人も少なく落ち着ける場所だ。

駐車場から下りていくと、門がある。

あいにく本館は工事中で、

大広間に数個のテーブルが置かれていた。

室内もテーブルのしつらえも品があり、私なんぞはちょっと緊張。

ここは3度目なのだが、最初に来たのは40年程前。

水っぽい西友豆腐ともやしの毎日に飽き飽きした貧乏な新婚生活にやけになってやって来たのだった。

大東京を電車で横断し、バスと徒歩ではるばるやってきて、おどおどしながら席に着いたが、メニューを見てたまげた。

忘れもしない、6000円! 40年前の、安月給の身で、一人6000円。


奥さんに「どうする? 金、ある? カッコ悪いけど、出る?」と聞くと、

頬を染めて、財布を確かめた奥さんが、「一応、あるけど。でも・・・」と言う。

「う~ん・・・。良し決めた! 注文しちゃえ!」

忘れられない思い出だ。 今思うと、うぶで、ほほえましく、懐かしい思い出になってしまっている。


パンとオリーブオイルに続いて出てきたのは、いさきの刺身、メロンに生ハム、そしてホタテ。

こんな厚く柔らかい生ホタテは初めてで、美味い。


そして、メインのローストビーフにナスとポテト添え。

薄く、大きく広がるローストビーフは贅沢気分満載。

ローストビーフというと厚く切って、すこしパサパサした印象があるが、この方が美味しい。

わざわざ、席の傍まで移動台を持ってきて、切っているところを見せてくれたのだが、話に夢中で見ていなかった。こんなに薄く、大きく切るところを見て見たかった。

デザートは数種類の中から選んで注文する。見栄っ張りな誰かさんは、悔しい気持ちを押し殺しで、3種のみ。濃厚なチーズケーキ、重量感あるイチジクのコンホート、意外とあうイチジクのショートケーキ。

そして、コーヒー。オレンジジュースも頼んで、一人、8千円と少し。

ご満足な半日でした。

 


         

 

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