hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

今回の引越し

2009年11月01日 | 個人的記録

今回の引越しは比較的簡単だった。ちょうど1年前の引越しは一軒家から狭いマンションへの引越しだったので、荷物の破棄、整理が大変だった。今回は同程度の狭いマンション間の引越しで、車で10分程度の距離だし、前回の引越での作業手順が頭に残っていたので、短時間でスムーズに終わった。

東京谷中で生まれ、3歳で渋谷区へ、そこで27年住みついた。西所沢、東大和を経て、横須賀の2箇所で15年。横浜のはずれに住んで13年。武蔵野市へ移って1年、今回、西のはずれだが、都区内に戻ってきた。8回目の引越になる。小学校だけで10回転校した従兄弟がいるし、引越しがそれほど多い方ではないが、オーストラリアやカナダで1,2ヶ月のロングステイを繰り返すうちに、浮き草稼業が身について、常に仮の住まいという感覚が抜けなくなった。作家の角田さんのように、「趣味は引越しです」と言えるほどではないが、新しい環境が新鮮で楽しみという気持ちだ。


今回も、直前まで引越しするつもりもなかったのが、イケイケドンドンで契約、不要家具のリサイクルへの引渡し、カーテン・照明器具購入、転出・転入手続き、そして引越しとバタバタと進めた。

引越し自体も簡単だった。引越し日の朝8時に引越屋さんの箱詰め部隊5名が我家に来て、どんどん車に詰め込み、11時前にはほぼ積み込み終了。途中、奥様は余裕をこいて病院へ出かけるしまつ。電気屋さんのエアコン取り外しを待っている私を置いて、引越屋さんはお先に新居へ。タクシーで後から駆けつけると、荷物がどんどん運び込まれていて、奥様が駆けつけてまもなく1時過ぎに終了。

部屋には光LANが来ているので、すぐインターネットをやりたいのを我慢し、ダンボールの山を空ける。一年前に75個あったダンボールが今回は45個。翌日にはほぼ空になり、ともかくどこかに押し込んだ。

翌々日にインターネット接続を試みたが、なかなかつながらない。いろいろ試みて半日つぶしたあげく、もう一度、光電話対応ホームゲートウエイという大げさな名前の装置をチェックしたら、電話機を外したままだった。これを差し込んで、なんなくインターネットもメールも出来るようになった。その後、ホームゲートウエイとパソコンをつないでいたLANケーブルに代わり、無線で飛ばす装置をつけて、どの部屋でも使えるようになった。MACアドレスがどうの、128bit16進のWEPキーをどうしようか、などと言っていたのは10年ほど前だろうか。普及させるのは、このくらい簡単にしないといけないのだろう。

住所変更手続きもほとんどがインターネットで簡単に済ませたし、4,5日でバタバタは静まり、まあ、とうぶん、「あれは?」「前はあそこにあったんだが」などが続くだろうが、近所の散歩、探索などしながら、生活ペースを作り、部屋を使いやすい状態にするのは、ゆっくりやるつもりだ。




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