ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

イクメン家事メン

2014-10-10 | ~ 出 産 ~
家に帰ってきた。
里帰りを終え、大宴会となったのは言うまでも無い。
めで鯛を「ご馳走になって…」両親は帰っていった。
宴の最中娘はとっても大人しかった。
うちの娘…なかなかの役者でして、将来有望な大根役者になるだろう。
私に対する素顔と他人様に対するそれを、パッと阿修羅ように切り替えることが出来るのだ。
恐ろしい…。
しかし、いつまでもその素性など隠し通せるわけもなく、主人は宴の後、娘の正体を知ることになる。娘の入浴が済んで、
「じゃ私、先入るね」
私の入浴中、娘は本性を曝け出した。
んぎゃぁー、ギャッ、ギャッ、ギャッ、ンギャー。
お風呂上り、ぎゃん泣きする娘を前に途方に暮れ、
「(私の泣きたくなる)気持ちが分かった…」
止むを得ず、一階へ援護を要請、義母様を呼んだらしい。
「義母様、申し訳ありません…」
主人に変わって、義母様が娘をあやしていた。
嫁として、妻として、大変心苦しく、この時、私は主人にいつでも誰かが手を差し伸べてくれるモンだという甘いちょろい考えを捨てさせようと誓った。
娘の親は、私たちしかいない。そういう信念で娘をあやして貰わねば…、娘からとんでもない洗礼を受けることになる。
帰宅から毎夜毎夜ぐずりは続いた。義母様の要請も続いた。
いかん…。毎晩毎晩、義母様を借り出す訳には…。
実母はそれでげんなり「早よ帰れ」と匙を投げただった。
出産前、主人は「育児休暇取れるよ」と豪語していたが、
「取ってどうするの?」
逆に聞きたい。ぎゃん泣きを鎮静させる術もなく、休んでどうする?
立て、立って、ゆらゆら抱っこを続けろ。座るな。娘をあやし続けろ。
「疲れた…腕痛い」と、娘をとにかく床に寝かす。しかし、ぎゃん泣きは治まっていない。
全く意味がない。育児休暇を取る前に、イクメン家事メンを養成するのが先だ。


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