ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

いずれは、幸ちゃんの麹味噌

2014-01-14 | 日記
一校イレブンには、
感動と、希望を見せてもらったように思います。
おめでとう。
長い集中、
お疲れ様でした。

さて、
イレブンが活躍するちょっと前に時間を戻して、
昨日は朝から、
ドンドン、ドンドン、
一階から何でしょう?
連続打が聞こえます。
妻「ねぇ、和博さん(主人です)。下で何やってるの?さっきから、どんどんと」
夫「知らん」

心配性の割には無頓着です。
妻「ちょっと、見て来てよ」
主人を一階に派遣し、偵察(スパイ)させます。
結果、
夫「豆、潰しっとった、味噌作っとんがやと」
妻「味噌…」と聞いて、
私も、こそり、のそり、
階段を下りて、
「失礼しま~す」と居間を覗くと、
一発で主人やら誰やらを仕留めれそうな木槌を手に、
「まぁ、義母様」
大きな藁を叩く木槌で、
ドンドン、ドンドン、
義母様「あら♪」
豆を潰しておられました。
朝から響くドンドンはこれです。
嫁「御味噌作っておられると聞いて…」
よっしゃぁッ!私も参戦ッ!
振りかぶって!
お豆を潰そうかと思ったら、
義母様「まぁ粗方潰れたら、いいのよ」
潰しは、終わったようです。
最近、力仕事は全力を以て制される傾向にあり…、
木刀チャンバラも今は休戦中、
嫁「…」
ちッ、ストレス解消が出来ない。
さて、
雪ちゃん直伝味噌作りに話を戻そう。
塩に麹と、茹でて潰した豆を混ぜて、
混ぜる、ぐるぐるぐるぐる、混ぜる。
混ぜ込んだら、
義母様「ハンバーグを作る要領で…」
これは良い。
日頃の主人への鬱憤を晴らすように、
パッチーン、
味噌樽底に、
叩きつける。
(空気抜き)
バッチーン、
バッチーン、
結構、爽快。
ストレス解消が終われば、
嫁「何か月程、寝かせるんですか?」
義母様「春になれば、使えるわよ」
三、四か月、静かで暗い部屋の中でじっくり発酵させ、
春が来れば、美味しい御味噌の出来上がりだそうです。

出来上がった味噌樽を倉庫に運ぶのは、
妻「和博さぁ~ん」
主人の仕事です。
夫「これから部屋で、」
妻「これ、持ってって」
つべこべ言わせません。
味噌樽を二つ持たせて、
さて、
倉庫で春までお休みです。

初めて御味噌作りでしたが、
何と無く、
胎嚢で眠る胎児を想像してしまって、
不思議なものですね、
その後、
嫁「う゛」
つわりが始まるのでした…。

いまだ胎児がお腹の留まっている状態なので、
妊娠初期症状が出るそうです。
空っぽの胎嚢の中で、
症状ばかりは一丁前妊婦。
空しさを感じますが、
時間は、止まらない。
それに、
夫「誰のせいでもない」
そう言ってくれます。

さて、さて、
冬は、長い。
私達夫婦に与えられた試練は、
始まったばかりなのですから。














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