ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

どうも待てないようで…

2015-05-04 | 日記
RRRRRR.....
実家で娘の面倒を見てもらっている時、
電話が鳴った。

一人暮らし、
御歳90のおおばぁちゃんからである。

電話の内容は、というと、

「洗濯機がまた壊れた?」

らしい。

「え?また」

そう、また、なのだ。

「新しいの買ったばかりだろ?」

うん新品だ。

しかし、

「またエンドレスに回るんだって」

「よっぽど当たりが悪いんだな」

「って、そんな事あるかいな?」

簡単に説明すると、

脱水すすぎ脱水すすぎ脱水すすぎ…
を延々オールナイトに繰り返すと。

「ってかさ、ばぁちゃん…絶対、
途中でボタンいじるんだって」

どうも全自動、標準設定40分弱が、
待てないらしい。

「ちょっと待って」

今日は行けないから、
と伝えても、
待てない。
すぐ対処して、と誰彼構わず電話する。
一番の被害者は、兄嫁である。
「孫の嫁まで使わんといて」
と、
何度携帯番号のメモを破棄した事か。

「オリジナル、どっかに仕舞ってあるんだって」

破棄しても破棄してもオリジナルを見つけないと、無駄である。

兎にも角にも、待てないばぁちゃんだ。

次の日の朝、
「ちょっと、行ってきてよ」

「洗濯機、当たった事ないワシが分かるか!」

うん、確かに。

四十年程、洗濯機触った事のない父である。ムリだって…。

「義母さん、洗濯機でオムツ回して詰まらせた夢を見た」

なんせ、もったいという理由で、
「またオムツ洗ってなろうねぇ」

不安になったようだ。

早々に洗濯機を見に行った。

お母さん、
ばぁちゃんの介護、大変なのに、
ごめんね。

紗花のお世話…
お疲れ様。

もうすぐ母の日、
なんか贈っておきます…。



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