“メディア依存(中毒)”という症状が拡大しています。
福岡のNPO法人が、小中高生を対象にインターネット使用に加え、携帯電話や電子ゲームの依存傾向に関する調査をしたところ、約1割にその疑いが確認されたそうです。
さらに睡眠不足による集中力の低下や心理的不安定さが顕著となり、専門的な介入が必要な子ども達が増え続けているとのこと。
精神科医によると、子どもの場合1日2時間以内の使用が望ましいとの見解も示されていますが、子どもに限らず我々大人も依存傾向に陥らないように気をつけなければいけないでしょう。
私も小さい頃、ファミコンに熱中し、休みの日には一日中友達と部屋にこもりピコピコやっていました。
ファミコンのやりすぎでで2台目のテレビを壊した時に、とうとう親から強制的に取り上げられ、おかげで依存症にはならずに済んだのだと思います。
学生時代はそれほどインターネットも普及していなかったのでパソコンの前に座る時間は長くありませんでしたが、社会人となり業務上パソコンを使用する時間は次第に長くなり、今ではこのブログをはじめ、フェイスブックやツイッター、そしてメールのやり取りなどメディアに接続されていることが日常化しています。
逆にインターネット環境のないところに身を置くことに不安を感じてしまうことさえあります。
時にはいっそ、携帯電話やパソコンから解き放たれたいという衝動にも駆られることもありますが、実際そのようになってしまうと時間をもてあましたり、孤独を感じてしまうんでしょうね・・・
仕事の効率を上げたり、生活の利便性を高めたり、趣味に興じる程度の程よいメディアとの付き合い方を、まずは我々大人がしっかり身につけ、子ども達を指導していかなければならない時代になりましたね。