国から新たな防疫対策が出されました。
口蹄疫対策本部会合で提示された資料概要は以下の通りです。
○10km圏内すべての牛・豚を対象をして、殺処分を前提としたワクチン接種を行い、接種した家畜については早期殺処分のため殺処分奨励金、経営再開資金を交付するとともに、10~20km圏内からの早期出荷を行う。
○一般車両の消毒ポイントを増加する。
○患畜の殺処分に当たっての手当金の交付の迅速化のため、標準評価額を用いた概算払いを実施するとともに、殺処分の評価額と手当金の差額を宮崎県が負担する場合に特別交付税を措置する。
○埋却地の円滑な確保、必要な人員の増員を速やかに行う。
この方針に伴い、今後さらに約20万頭の家畜が殺処分されることになります。
まだ踏ん張っている畜産農家がいます。
感染がとなりの農場まで来てても、必死で防疫を続けている生産者がいます。
それにもかかわらず、10km圏内全処分・・・
今まで頑張ってきた生産者の方々の嘆きが聞こえてくるようです。
口蹄疫対策本部長の鳩山首相は、一度も宮崎に足を運ぶことなく、生産者を顔を合わせることなく、全処分を決断しました。
感染拡大を考えると一日でも早い決断が必要だったとはいえ、あまりにも理不尽です!
今も畜産関係者から
「ワクチン接種は、感染農家だけにしてください。まだまだ頑張って防疫している畜舎があります!どうかお願いします!!」
とメールが届きました。
圏内畜産農家には、ワクチン接種に関する選択の余地はないのか!
全処分決定の前に、生活支援策をしっかり打ち出すべきではないか!
一度殺処分されれば、3年間程度の支援継続がなければ立て直しはできないんだ!
市場が再開されても、価格が回復するまでにはどれほどの時間がかかるか分らない!
まだまだ国と闘う課題があります。
国の方針は英断のつもりかもしれませんが、生産者は何一つ安堵を感じてはいません!!