ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

平荘町・上荘町をゆく(50) 野の仏たち(平荘町)(1) 石仏は中世からのメッセージ

2024-05-06 11:21:17 | 加古川市歴史探訪 平荘町・上荘町編

      平荘町・上荘町をゆく(50) 野の仏たち(平荘町)(1) 

      石仏は中世からのメッセージ


    平荘町に集中する石仏


 平荘町の石仏を訪ねてみましょう。
 加古川市だけでなく、中世の地方史、特に、庶民の生活等についてはほとんど分かりません。
 史料があっても大寺院等に保存されており、中世の庶民の生活はでてきません。
 さいわい、庶民の生活・願い等が想像できる史料があります。それが石仏です。
 庶民は、石仏に病気の回復を、死後の幸せを願ったことでしょう。
 市域には江戸時代以前の銘のある石仏が43基あります。その内、平荘町が18基を占めています。
 特に鎌倉時代中期以前の石仏については、県下で50基を数えるのみですが、そのうち、東播は26基で、加古川市域には11基を占めています。
 しかも、一基を除けば全てが平荘町に集中しています。
 しばらく、そんな平荘町の石仏の探索をしましょう。
 そして、霞の向こうある、中世の平荘町の姿を少しでも再現しましょう。
 *写真:八体仏(平荘町小畑・加古川市文化財)

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