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スイムピア奈良オープニングイベント

2014-07-01 | 日記
  7月1日(火)
「まほろば健康パークスイムピア奈良」が今日オープンした。勇気を出して「大人水泳教室」オープニングイベントに参加した。少しのワクワク感とかなりのドキドキ感を抱きながらである。
疎い私はその名を知らずにいたが、水中ドルフィンキックで世界中の注目を浴びられたらしい青山綾里さんが招かれていられた。アトランタ五輪では100mバタフライで6位、バース世界選手権では100mバタフライで銀メダルを獲得されたという。華奢な身体の動きはスマートで、にこやか笑顔には優しさがあふれていた。
奈良で過ごされた小学時代の水泳練習のエピソードにお母さんの熱意を感じる微笑ましいお話があって、娘を思う母の気持ちに共感して聞いた。

30人近くの参加者だったようだが、すっかり緊張していた私にとって人数云々ではなかった。
指定されたコースに足を入れると、緊張感はますます上昇。足の裏がプールの底に着かないのである。水深135cm、まるでバレーリーナーの如くつま先立ちで歩く。「普通に歩けないわ。」と叫んでしまった私に青山さんはにっこりされて「こうして進めばいいわ!」とお手本を示してくださり、随分気持ちが落ち着いた。

いよいよレッスン開始!
先ずは青山さんのドルフィンキックが披露され、目の前をよぎるそのスピード感ある綺麗な綺麗な柔軟な動きに感動した。50m、あっという間の泳ぎであった!!!
レッスン最初はドルフィンキック25m3回の指示がでた。私が今一番関心の有るキックだったので嬉しかった。もちろん列の最後尾に並ぼうとした私の後ろに、最後尾を譲らない方が1人居られた。先頭に泳ぎ出された自信のある上手な人から順に見ていると、様々である。
順番が来て、覚悟を決めて「えいっ!」と壁を蹴った。何もかも忘れて夢中で太腿から蹴り上げる事に集中していると、無事に25m泳ぎきれて嬉しかった。ハーハー口で息をしながら感激する。(笑)

「次はクロールで泳ぎましょう」という指示が出たので、どうしようか・・・とちょっと考えた。50m泳ぎきるには2ビートで行くべきかorゆっくりペースで普通の3ストローク1回の息継ぎで行くべきか?頭の中はいろいろ交差したが、往は前者の2ビートで余力を残し、復は後者のそれでどうにか泳ぎきった。途中「もう少しスピードを上げましょう。」の声が聞こえたが、どうにもならない。すると次からは私の顔を見てコーチの方が「ゆっくりでいいですよ。」と声をかけて下さりホッとした。課題すべてを自分なりに達成できて1時間が楽しく済んだ。
青山さんから泳ぎ方のいろんな説明が聞けたし、4泳法の素晴らしい泳ぎを目の真っ前で見せて頂けたのが特に印象深い。皆んな水中に潜って息を飲んで見守った瞬時の思い出である。最後みんなで青山さんに心からの拍手を送ってお別れとなったが、参加者全員笑顔いっぱい、満足な体験であったようだ。


その後「50mプールも使っていいですよ。」のお声がかかり、「それでは1度だけ。」と2・3人で移動した。青空の元広々とした新しい50mプールは眩しく光っていた。
水深2m、身長を優に超える深さに今度は最初から心して手すりを握りながら入水したよ。キラキラ光る水面に頭を入れスタート、ゆっくりクロールで進んだ。途中前方を見てみるとちょっと遠かった。でも頑張った。
50m泳ぎ切ってプールサイドの手すりに掴まりながら、帰りは何で帰ろうか・・・平泳ぎもいいけど息が上がっているので背泳ぎの方が楽かな・・・
結局のところ息がし易い背泳ぎにした。綺麗な青空にぽっかり浮かぶ白い雲が素敵なパノラマ絵になっていたが、太陽が眩しく細目にしなければならなかた。そうか・・・と自分の愚かさに気付いたが遅かりし、体制を変えて平泳ぎにする程のゆとりも無くそのまま最後まで通したよ。
手すりに掴まりながら高い壁面を飛び上がるには腕の力が少々足らないかなと考えていると、一人の男性が手を差し伸べてくださった。「ありがとう。ありがとうございました。」ぺこぺこお辞儀しながら心から感謝した次第。


このようなイベントに人生初の大冒険をした私だが、勇気を出して本当に良かったと思う。私にとってはきっと忘れないであろう素晴らしい体験。ありがとうございました。
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