OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

気になるイベント

2012年04月24日 | 文化・芸術
龍三郎がいて、
志功がいた国画会。
いま、私がここにいます。

86回目の国展案内ハガキのリードコピーである。
いいじゃないか。
梅原も棟方もそうだったか…。
そのレベルで、観ようではないか。
絵画、版画、彫刻、工芸、写真の総合展である。

工芸の部の会員である伊豆で作陶する土屋さんからの案内である。
5月2日から14日まで、六本木の国立新美術館で。
ここは火曜が休館でたまに間違っていってしまう私。


5月12日、13日の土日には神楽坂の「遊楽スタジオ」で、
日本の良心、染織iwasakiの岩崎夫妻の展示会が行われる。

行きたいが、両日とも小川で和紙先生である。
「遊楽スタジオ」にもいってみたい。
岩崎の悦子さんのお兄さんは能楽師鈴木啓吾。
その方のスタジオであるという。


そして、5月18日から20日は、ご存じ「日本の夏じたく」横浜三渓園である。
今回、私は参加していないが、今年も楽しみである。
上野雄次が3連戦する「闘う花会」まである。闘う文化の時代はとうに終わったかと思ったが、いま再びここに花ひらく。


5月の気になるイベントをあげたが、4月23日から30日まで、横浜の山本きもの工房ではじまった 久米島紬「いい理由(わけ)あり」展を、忘れていた。
重要無形文化財のブランドを守るため、厳しい検査をうけ不合格になるものもある。
だが、山本きもの工房はそこを逆手にとって意匠化してしまうことも可能だという。
地元の組合との協力関係を結ぶ中で、訳あり、がいい理由(わけ)あり、となって生まれ変わる。
山本の山本たる理由である。

日曜までの業界の重鎮たちの「不手非止同人展」も今年は見過ごした。










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