OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

いはひ

2018年02月26日 | 書道・筆文字
延喜式内 伊波比神社とかく。

「比」の字は、前のものに似せて書いた。
前のものは、カタカナの「ヒ」を二つ書いたような楷書の形ではなく、行草体や、草書の始まりの章草体などにみられるカタカナの「ム」を二つ書いたような「比」で書いてある鳥居の社標を真似たものかもしれない。

伝言ゲームではないけれど、何事も、だんだん変わってきてしまうことがある。
伊波比神社は、祝神社と社名が変わったところもあるように、祝であったり、斎であったりの神社であるとすれば、楷書をベースに章草の気分をいれて、すこし変わった形の一文字をもって、案内のための標柱にも、魂をいれたいと思った。

「比」はもともと人が並んでいる形らしい。もう一つ「ヒ」を入れて3人にし、その下に「氷」を入れたら、今なら“パシュート”と読んでくれそうである。
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