*2020年3月21日撮影
今週は雪が降ったり、春がきたように暖かったり、上がり下がりの激しい日々でした。
今日は、春本番といった感じのとても暖かい1日でした。
明日からはまた少し寒くなるという予報ですが。
さて、これは庭木としておなじみのキャラボクです。半円球状に刈り込まれています。
キャラボクは本来、高山の針葉樹で、地面を這うように伸びる低木です。
その姿形が好まれて、庭の中に植えられる樹木になりました。
よく似たイチイという木がありますが、イチイの方が本家でキャラボクはイチイの変種だとされています。
*2020年3月21日撮影
そのキャラボクに花がついています。
花と言っても裸子植物なので、花弁などはありません。
つぶつぶがたくさんついているのが分かると思います。
茶色っぽいつぶつぶで、これが雄花です。
*2020年3月21日撮影
キャラボクは雌雄別株なので、雌花は別の場所のキャラボクについていました。
雄花にくらべると少し小さくて目立たないつぶつぶです。
枝先などについているのが分かるでしょうか。
*2020年3月19日撮影
樹形が分かるように、幹を入れて下から見上げるように撮影してみました。
イチイは高木になるので、低木のキャラボクとは見た目が違います。
イチイの葉は細かい葉が平たく枝の両側に並びますが、キャラボクの場合は葉が螺旋状につくので、葉の形状でも区別できます。
しかしそうは言っても、なかなか判別しにくいものが存在するのも植物の常で、なかなか難しいものです。
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