*2020年2月10日撮影
先週末からこの冬一番の寒波が来ているということで、朝の冷え込みが厳しくなりました。
毎朝、零下8°cくらいになります。
日中は雪が降ったり晴れたりという、変な感じの天気が続いています。
雪はちらほらと降りますが、積もるほどには降りません。
会津の鶴ヶ城公園にはあちこちに生垣が作ってあって、それらはほぼマサキです。
そんななかに、生垣というのではなくて独立して植えられている、ツゲと思われる木があります。
どこででも見られる庭木として注目されることのない樹木ですが、じつは鶴ヶ城公園内には数本しかないことに気づきました。
よく見ると、ツゲとは葉が違うようなので、イヌツゲではないかと思います。
雪囲いで、縄で縛られています。
*2020年2月10日撮影
葉のアップの写真です。
ツゲの場合は葉のつき方が対生で、同じ場所から両側に葉が出ます。
これはイヌツゲなので、左右の葉のつく場所が互い違いに違うところになります。
ツゲはもっと丸い葉で、先端が凹むのが特徴です。
イヌツゲは、葉が長い感じで、先端は尖っています。
*2020年2月10日撮影
イヌツゲの幹の写真です。
樹高2mくらいしかないので幹も細いのですが、苔が生えていて、古木の貫禄があります。
苔と言ってもこれは地衣類なのでしょうが、名前は分かりません。
イヌツゲの木には、この地衣類がよく生えるようです。
*2020年2月7日撮影
先週末ちょっと雪が降った時のイヌツゲです。
こんもりとした葉の上に雪が少し積もりました。
こういう雪景色も今年はほとんど見られないので、この冬としては、ちょっとした記念の写真になりました。
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