*2015年9月27日撮影
「会津まつり」が終わったと思ったらすぐに天気が崩れて、しばらく曇りや雨の日が続きました。
今日は晴れ間が見えましたが、秋晴れというにはちょっと日差しが物足りないような。
さて今日は赤いかわいい花。マルバルコウソウです。
漢字では「丸葉縷紅草」と書きますが、ルコウソウの仲間で葉が丸いということです。
葉はハート型ですが、本来のルコウソウ「縷紅草」は葉が糸のように細いので、丸葉というわけです。
「縷紅草」の「縷」は細い糸をさす言葉で、赤い花が咲くので「紅草」というわけです。
ルコウソウもマルバルコウソウも熱帯アメリカ原産とされ、江戸時代に観賞用に渡来したとされています。
*2015年9月23日撮影
見てのとうり朝顔を小さくしたような形の花で、ヒルガオ科に属します。
もとは観賞用に栽培されたのでしょうが、今は野生化しています。
中部地方以西に多いとされていますが、会津にもあるということはだいぶ北上しているようです。
*2015年9月16日撮影
マルバルコウソウは今では野草とされています。
一方本来のルコウソウや、交配種のハゴロモルコウソウなどは、園芸種として販売されています。
いずれも似たような赤い花を咲かせ、大きな違いは葉の形だけなのですが、人の好みの不思議でしょうか。
それでもマルバルコウソウの輝くような赤い花を見ると、しっかり生きろと励まされるような気がします。