*2013年9月24日撮影
夏の終わり頃からいわゆる野菊とよばれる花が咲き始めます。
さまざまな菊に似た花の野生種を総称して野菊というようですが、白い花のものと、薄紫の花のものがあって、なんという植物かは判別が難しいものです。
写真の花はユウガギクではないかと思っていますが、カントウヨメナであるかもしれません。あるいはシロヨメナである可能性もあります。
要するに私にはよく分からないので、とりあえずユウガギクであるとして紹介させてもらいます。
間違いであることが判明したときには、訂正をさせていただきたいと思います。
*2013年9月18日撮影
どちらかというとあまり日のあたらないような場所にたくさん咲いています。
ユウガギクは「柚香菊」と書くように、柚子の香りがするとされていますが、多くの図鑑類も「香りはあまり感じられない」と記載しています。
ユウガギクでなければ香りがないのはあたりまえですが、ユウガギクであっても香りは分からないということなので、判別は困難です。
それはともかく、菊の花の形というのは花の理想型のひとつで、親しみやすく美しいと思います。
判別の難しいさまざまな植物が、花の形を共通点として「野菊」として親しまれていることのほうに、人の文化ともいうべきものを感じます。