*2013年9月6日撮影
昨日今日と、2日続けて雨模様でした。夏が終わったと思わされます。
そんなわけで、2日前の写真です。ツマグロヒョウモンという蝶です。
冬をのぞいて春から秋までいるのでしょうが、秋になると見かける率が高いように思います。
ツマグロヒョウモンは関東以南の暖かい地方の蝶だったのが、次第に生息域を北に広げているそうです。
でもまだ私のいる福島県は生息地とはみなされていません。たまたま飛んで来た蝶を見かけるということのようです。
ニラの花にとまっているツマグロヒョウモンです。
一緒にいる虫は、コアオハナムグリだと思います。
*2012年10月16日撮影
これは昨年撮影の、セイタカアワダチソウにとまっているツマグロヒョウモンです。
セイタカアワダチソウは、今年はまだ咲きません。
ツマグロヒョウモンという名のヒョウモンは翅の表側の豹柄をさしています。
翅の裏側は独特の複雑な模様で、この模様のおかげでツマグロヒョウモンと特定できます。
ツマグロというのは、雌の前の翅の表の先端部(褄つまという)が黒っぽい(暗紫藍色)ことによります。
私はまだツマグロヒョウモンの雌というのを見たことがありません。
今回の写真は、どちらも雄です。後ろの翅のお尻の方が黒っぽい色をしていますが、あまり分からないかもしれません。
雌に出会えたら報告したいと思います。