さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

イタドリ

2013-09-07 22:18:40 | 草花

*2013年9月6日撮影

 イタドリが花盛りです。
 たくさん群生しているところがあって、一面に白い花が広がっています。
 花が咲く前の夏の間はあまり目立たなくて、花が咲いてみると、こんなにたくさんあったのかと注目です。





*2013年5月14日撮影

 イタドリが目立っていた春の頃の写真です。
 他の草が伸びる前にぐんぐん伸びて、ちいさな林のようになっています。
 イタドリはこのくらいの大きさまで、山菜として食べられています。
 生のままでも皮をむいて食べられます。スイバと同じく酸っぱいので、イタドリのこともスカンポと呼ぶ地域があるそうです。
 山菜として食べるには皮をむいて熱湯につけるなどして、酸味をぬいてから、煮物や炒め物などにします。





*2013年5月6日撮影

 もっと若いころのイタドリです。食べてもいちばんおいしいころだと思います。
 イタドリは「虎杖」と書きますが、中国での表記をそのまま用いているようです。
 虎模様の斑点があって、茎は竹のように節がある中空なので杖にみたてて、虎杖になったといいます。
 日本語でイタドリというのは「痛み取り」からきているそうです。葉をもんで傷にあてると、止血あるいは痛みを和らげる効果があるのだそうです。





*2013年4月12日撮影

 これは雪が消えて間もなく、若芽を広げたイタドリです。
 鮮やかな赤い色がとても美しいのです。

 春の頃のイタドリへ、ちょっと遡ってみました。