*2013年9月10日撮影
おなじみのススキです。穂をつけて花が咲きました。
ススキのある風景はなぜか、私は大好きです。
漢字では薄あるいは芒と書きます。
すくすく立つ木、あるいはすくすく立つ茎、ということからスクキと呼ばれたものが変化したという説があるそうですが、語源ははっきりしないとされています。
屋根をふいたカヤ(茅または萱)はススキのことで、幽霊と見間違える枯れ尾花のオバナもススキをさしています。
*2013年9月10日撮影
遠い山並みを背景にススキの穂がなびく。
よくある風景ですが、いいものです。
明るい日差しの中のススキは、力強くて、輝いていて、とても励まされます。
*2013年8月30日撮影
これは少し前に撮った水辺のススキです。
ススキはヨシと違って水の中に生えるということはありませんが、水の近くには生えます。
水に反射する光を受けて白い穂が輝く、この情景もいいものです。
*2012年11月19日撮影
これは昨年の秋、11月に撮ったススキの穂です。
ススキの穂は花が終わって実になると綿毛をいっぱいつけて、こんなふうにふわふわの穂になります。
こういうふわふわのススキの穂には、ほっとするような美しさがあります。
雪が降る頃になると、ススキは綿毛を飛ばしてしまって、いわゆる枯れススキになります。
さびしい、暗い、役に立たない、などのイメージで語られる枯れススキですが、雪が積もっても立ち続けるススキの姿は美しいものです。
そのころに、また、枯れススキを紹介したいものです。