しわくちゃの 顔がつるっと 好みなり
今日のタイトルは、「日々成長」です。
正直に話したことだけを覚えています。
カフェをやっている頃、冷凍食品を使いませんでした。
不特定多数のお客に短時間で対応するために、チンして出す。
甘かった、辛かったの声に対応できないと思いました。
嫌と感じる。
面白いと笑う。
こうしてみようか。
こんなことの積み重ねです。
やがて、積み重ねが出来ぬ時がくる。
医師でさえ、自分が認知症になるのを自覚し、壊れていく。
平均7年間は、他の人(家族や病院)の介護を受けながら生きる。
毎日、二人分の食事を作っています。
誰にも頼らず出来る料理は、限られています。
美味しいと思う時が多い。
温かいから。
新鮮だから。
お腹が空いているから。
味付けが上手だから。
いつかは、作れなくなる。
それでも、日々の食事が美味しいときっと思うだろう。
何がこう感じさせるのでしょう。
どんな状況になろうと、楽しいことを見つける。
これが性であり、成長だと思う。
借りた自分ではけっして感じない。
正直に生きるから、血液の流れを感じます。
スパッと中断するまで生きてやる。
生きる限り、日々成長できる。
そうでなければ、老人のおだやかな笑顔の説明がつかない。
苦労を笑い話(物語)に変えることなどできない。
2023年1月16日