故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

毎日が一日

2018-03-24 09:08:07 | プロジェクトエンジニアー

ふわふわからぴょんと生まれる
というタイトルの絵です。
何かあるようで何にもない。
そうかと思えば、何かある。
そんな毎日です。


今日のタイトルは、「毎日が一日」です。
地下鉄サリン事件があった日、横浜にいました。
外出し、東京の地下鉄に乗る可能性は大いにありました。
何時どうなるか分からないなと思いました。

だから、何をしなければならないと言うことでもありません。
カフェに大勢のお客さんが来られました。
受けたからには、ちゃんとやらなければと一週間前から準備をしました。
椅子と机を出して、座り机を入れて、大人数が違和感なく過ごせるように配置しました。
来る人の年齢層(小学生とお母さん)と地域(あまり利用されていない)にあわせて、
似顔絵を全面的に替えました。170枚の似顔絵を一挙に掲載しました。
私たちだけでは、対応できないと友人に応援を依頼しました。
私たちが出来ることはやりました。
だからと言って驚かれたわけでもありません。
初めて来られた方には、これが普通です。

ベストを尽くすこととは違いますが、毎日が違うと感じます。
日々ドラマがある。昨日とは違う一日がある。
そして、明日は保証されてはいない。
何があるか分からない。
待っているのは、小さな諍いかもしれない。
ハッピーなことかもしれない。
全部受け止める覚悟です。
自分を見失わないことだけを大切にしたい。

若いから 歳とったとて 芽は伸びる

2018年3月24日

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2018-03-23 06:51:59 | プロジェクトエンジニアー

味のある顔つきです。
特徴は、口元です。
思慮深く、ゆとりさえ感じます。


今日のタイトルは、「味」です。

さっそく、広辞苑で調べてみました。
飲食物が舌の味覚神経に触れた時におこる感覚。
体験によって知った感じ。
(かみしめて知るような)物事のおもむき。面白み。
(一風かわって)快いさま。気のきいているさま。おつ。
手ぎわのよいこと。浄。
相場の動きぐあい。
(広辞苑より)

どうやら、微妙な味覚を感じることから転じて、良い方向性を探るような言葉です。
糖尿病の方は、薄味です。塩梅ではなく出汁で美味しいと感じる。
放射線治療をすると、味を感じなくなると聞きました。

味は、物を食べる時に無くてはならぬものです。
味もすっぱちもない。
中途半端な味付けに対して言います。

幼いころからすりこまれた味覚体験が、大人まで続きます。
お袋の味付けであり、ふるさとの味です。
東女に、京(西)男の組み合わせは、やっかいです。
かみさんが創る料理の味付けは、どこまでも薄くなります。
やっと慣れた頃、我が家の味付けになります。

私達は、瀬戸内海で育ち昼食の時から魚を食べました。
冷蔵庫もない時代、朝どれの魚を腐る前に生で食べるか、
干して食べるかを選択しました。
どちらも美味しい。
新鮮な刺身は、醤油なしでいただきました。そのほうが美味しいから。

この地域は、原発事故の影響もあり他県産の魚か外国産です。
魚種も少なく、小魚の美味しいのがありません。
そういうものの、ラーメンは魚出汁で醤油ベースです。

味覚の話が続きました。
書きたかったことは、転じた意味の味です。
あじわいです。
物事のおもむき。おもしろみ。
これまた、人それぞれの感覚で判断します。
土地それぞれでも文化が違うように。
面白い人は、単に笑わせるだけじゃない。
隠されたひと捻りがなければ面白くない。
はずしても、それも味となるようなおおらかさと間です。

味の遍歴は、人間観察にも通じます。
どうしてこの味を追加したのか引いたのか気になります。
総じて美味しい。だから、足したり引いたり。
説明がつきにくい、味付けです。
せめて、食卓に運ぶ前に自分で味見をします。
また、ちょっとだけ何かを足します。
好みのようで、そうではない一般化した作法です。
その微妙なさじ加減が、納得の文化を育みます。

がさつではできない。
喜ばせようとする気持ちが最後の一振りです。
美味しくなあれと、魔法をかけるようなものです。
これを毎日やる。
汗をたくさん出したあとの味付けは、少しだけ塩分が強くなります。
身体が欲求しているからです。
体調がどうであれ、いつもの味を出し続ける。
こうした努力が、誰をも納得させるおもむきや面白みになるのでしょう。
一発芸ではないようです。

説明がつきにくい、万人がそれぞれの評価を下す面白さとなるのでしょう。
良いも悪いも併せのむような気量が、味に気づくのでしょう。

「味」でした。

葱香り 姉さんかぶり これでよし 

2018年3月23日
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思わぬ雪

2018-03-22 07:15:36 | よもやま話

雪景色というタイトルの絵です。
向かいの家との境にある雌竹に雪が覆いかぶさっていました。
竹は折れることもなく、しなってその重みに耐えていました。
雪が融けるごとに、元の姿を取り戻していきました。


今日のタイトルは、「思わぬ雪」でした。
春分の日にゴルフをしようと、一か月前に予約をいれました。
東京と横浜から先輩とそのおじさんが来られました。
ゴルフの師匠(76歳)と昔シングル(85歳)の二人です。
迎え撃つのは、前期高齢者になったばかりの二人でした。
ナイスショットと我ながら思いました。
あれあれ、先にシングルさんの球がありました。
終ってみれば、前期高齢者組の完敗でした。

泊まったロッジの方が、明日は雪模様です。
早めに始めて、スルー(昼食は後回し)でまわった方が良いですよ。
とアドバイスをくれた。
18ホール回り終えた頃に、本格的に雪になりました。

あとは、お決まりの反省会。
友人家族も加えて、カフェで盛り上がりました。
何を出さなきゃいけないと言うこともなく、有るもので笑いに包まれました。
ロッジまで先輩達を送る頃には、本格的な雪となりました。
夜半には雨に変わり、真白き庭にあばたが出現です。
とどめの雪となったことでしょう。

絵手紙が描けぬ日々が続きます。
あと10日あまりで3月も終わりです。
5枚がノルマです。
頑張りましょう。

雪林 下駄の二の字が 迷い踏み

2018年3月22日


春の雪というタイトルの絵です。
名残雪です。
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あの頃はよかった

2018-03-21 05:02:01 | よもやま話

オーテです。
瀬戸内の離島で見た風景です。
風を遮るために何層も石を積み上げた。
これでもかと積み上げた。


今日のタイトルは、「あの頃はよかった」です。

私は、今を生きている。
こうして、書くことが出来る。
眠りたいけど書いている。
今しか書けないことを書いている。
そう思いたい。

私達は、自分の半生を苦しかったけど良かったと思いたい。
過去に没頭できるほど、甘くはないのが今です。
むしろ、甘くあってはならない。
何をなしたにしても、過去のこと。
歴史で生きていくわけにはいかない。
仮にそうであっても、栄光は壁のくすみのように褪せていく。
それを知らねばならない。

飲んで、半生を美化することだけはしたくない。
今なのだ。
半生の上に胡坐をかいて、滔々と述べることなんてできない。
今が大切です。
だからどうしたと、今がある。
いずれ朽ち果てる肉体です。
悔しいけど、今がある。
今を生きている。
一生懸命生きなくてどうする。

「あの頃はよかった」なんて思いたくもない。
今がある。
言い聞かせて、今がある。
明日はどうなれ、今がある。
今こそ、大事なのである。
そう思いたい。
過去と決別する毎日です。
輝いていたかもしれない。
老いてみすぼらしかろうと今を生きる。
堂々と今を生きる。
大きく息を吐き、良かったことも悪かったことも忘れてしまえ。
今こそ大切です。

過去を美化したい。
そんな気持ちを振り払いながら、皆さん生きておられます。
今を生きるしかないんです。
大事に大事に今を生きる。
過去も未来も愁う必要がないのです。
今を生きるしかないのです。
この息をしている瞬間を感じながら生きるのです。

いとまごい それでも過去を 美化しない

2018年3月21日
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そうきたか

2018-03-20 10:27:27 | よもやま話

ふくよかな娘さんです。
少し口を開けて、目も素敵です。
うっとりしています。
娘っ子、そうきたか。


今日のタイトルは、「そうきたか」です。

二週間の山行の末、古刹の寺に一夜の宿を求めました。
はいはいと出てきた奥様の声、私の大学がたまたま息子の優秀な友達と同じだった。
先にお風呂に入ってくれる。
そうきたか。

昨日から歯が痛む。会社の試験会場に出向いた。
試験官をにらみつけるように答える私だった。
早く終わって。
山好きの総務部長が私の山好きに、ふくらはぎを見せてと言った。
そうきたか。

行きつけの五反田の居酒屋でのこと。
パジャマを二枚、それぞれの女のアパートにあるらしい友人が、
第三の花嫁候補を連れて行った。
大将はフランクフルトで造作した男性シンボルを机に置いた。
練習を重ねたのだろう。見事だった。
店は忙しいのに、花嫁候補がほおばるのを待っていた。
そうきたか。

履くパンツが無くなった頃、
お袋が父の洗いざらしの褌を持ってきた。
こりゃ具合が良いと、履き続けた。
かみさんは、社宅でおしめに紛れるように褌を干していた。
そうきたか。

現場監督の仕事は、日に数回だけ難問に答えること。
業者の監督にここにいるよと、来る日も来る日も草取りをした。
ここに来て、畑を借りて草とのまじの格闘が始まった。
隣の畑のおじさんが来て言った。
草にも生きる権利があると。
そうきたか。

鉄道公安が来た。
器物損壊をした私は、しらばっくれていた。
今夜一晩泊っていくかい。
そうきたか。

タイトルの「そうきたか」に、人生の端々で会ってきた。
書けぬことも多い「そうきたか」です。

世の中、予想外の展開となることばかりです。
都度、生き延びてきました。
これからも、「そうきたか」と楽しみたい。

頭来た 私家出る 路銀なし

2018年3月20日
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