故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あの頃はよかった

2018-03-21 05:02:01 | よもやま話

オーテです。
瀬戸内の離島で見た風景です。
風を遮るために何層も石を積み上げた。
これでもかと積み上げた。


今日のタイトルは、「あの頃はよかった」です。

私は、今を生きている。
こうして、書くことが出来る。
眠りたいけど書いている。
今しか書けないことを書いている。
そう思いたい。

私達は、自分の半生を苦しかったけど良かったと思いたい。
過去に没頭できるほど、甘くはないのが今です。
むしろ、甘くあってはならない。
何をなしたにしても、過去のこと。
歴史で生きていくわけにはいかない。
仮にそうであっても、栄光は壁のくすみのように褪せていく。
それを知らねばならない。

飲んで、半生を美化することだけはしたくない。
今なのだ。
半生の上に胡坐をかいて、滔々と述べることなんてできない。
今が大切です。
だからどうしたと、今がある。
いずれ朽ち果てる肉体です。
悔しいけど、今がある。
今を生きている。
一生懸命生きなくてどうする。

「あの頃はよかった」なんて思いたくもない。
今がある。
言い聞かせて、今がある。
明日はどうなれ、今がある。
今こそ、大事なのである。
そう思いたい。
過去と決別する毎日です。
輝いていたかもしれない。
老いてみすぼらしかろうと今を生きる。
堂々と今を生きる。
大きく息を吐き、良かったことも悪かったことも忘れてしまえ。
今こそ大切です。

過去を美化したい。
そんな気持ちを振り払いながら、皆さん生きておられます。
今を生きるしかないんです。
大事に大事に今を生きる。
過去も未来も愁う必要がないのです。
今を生きるしかないのです。
この息をしている瞬間を感じながら生きるのです。

いとまごい それでも過去を 美化しない

2018年3月21日
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